おでかけ
2023.10.21
【和歌山】青い海✕白い岩が美しい「白崎海洋公園」のみどころ&楽しみ方を徹底解説！
白く輝く岩の上の展望台からエーゲ海のような異国情緒あふれる絶景を見渡せる白崎海洋公園。車で阪和自動車道の広川インターから30分ほどで行くことができ、道の駅のレストランでのランチも楽しめる人気上昇中のスポットです。キャンプサイトもあるので事前に予約すればお泊まりもでき、晴れの日は夕日の絶景&満天の星空も楽しめます。
白崎海洋公園ってどんなところ？
白崎海洋公園の地質は白い石灰岩。サンゴや貝殻が大量に集まり、長い年月をかけて固まったものです。2億5000万年以上も前の地層からは、古代の化石がいたるところで発見されます。青い海と白い岩が織りなす絶景で知られ、その美しさは日本最古の和歌集、万葉集にも詠まれたほど。
道の駅にも登録されている公園内には、観光案内所や産品販売コーナー、食事処のほか、オートキャンプ場、展望台が整備されています。
白く輝く巨大な石灰岩の岬と、紺碧の海のコントラストが美しい人気の絶景スポット。一帯は和歌山県立自然公園に指定されています。
日本のエーゲ海と称される絶景
白崎海洋公園に到着したら、まずは展望台へ。白い岩の上に作られた螺旋階段を昇って、地球誕生の神秘に触れながら、遊歩道を歩くことができます。
展望台の上からは遠く淡路島や四国の山並みを見渡すこともできて爽快です。真っ白な岩と青い海の絶景が広がっていて、エーゲ海に出かけたような旅気分を味わえるかもしれません。
ランチは道の駅で海の幸を
絶景を眺め、遊歩道を散策して、お腹が空いたら道の駅白崎海洋公園の建物へ。飲食コーナーでは由良町名物のヘルシーフード、「アカモク丼」900円や「しらす丼」900円を味わうことができます。どちらも新鮮で美味しい地元由良町産のわかめを使ったお味噌汁がつきます。
アカモクは、海藻類の中でも特に豊富な栄養素を含んでいるスーパーフード。ミネラルや繊維が多く、ネバネバシャキシャキの食感がたまりません！しらす丼には新鮮な釜揚げしらすがたっぷり。どちらの丼にするか迷ったら、「しらす＆アカモクのハーフ丼」がおすすめ。両方の味覚を楽しめます。
スイーツとして味わってみたいのが名物の「白崎ソフトクリーム」。白い岩と青い海を眺めながら食べるソフトは格別の味。
夏期は一日30食限定の「特製抹茶かき氷」も大人気。白崎海洋公園の白い岩と緑の山並みの絶景を模したようなメニューで、手作り白玉、クリームと小豆の甘さが絶妙なバランス。ボリューム満点なので、2人で頼んでシェアするのもおすすめです。冬期は特製クラムチャウダーがおすすめです。
初心者も安心のキャンプ場が人気
公園にはキャンプ場があり、事前に予約しておけば利用が可能。オートサイトやフリーサイト、ログハウスもあり、キャンプ初心者でも安心です。
白崎海洋公園は和歌山県朝日夕日百選にも選ばれているので、宿泊をしてぜひ夕日を眺めてみたいもの。月の出も美しいですよ。
あたりを染めて沈む夕日。公園入口の壁画はアーティスト「HITOTZUKI」による作品で、周囲の風景、自然と連動した流れをイメージ。白崎海洋公園アートプロジェクトの一環として制作されています。
展望台から望む夕景。海と空を染めて沈む夕日がロマンチック。
タイミングが合えば、展望台から月の出を白い岩越しに眺められて幻想的。
「白崎海洋公園」へのアクセスは？
大阪方面からのアクセスは、クルマなら阪和自動車道御坊湯浅道路を利用して、広川インターで降り、国道42号線を約15分南下。JR紀伊由良駅を過ぎたら、里交差点を右折後、約15分ほどで到着します。
農免道路を走るとやがて大引浜の海景色が目の前に。白崎万葉公園を経て、海岸線を走ると見えてくるのがぽっかりと穴が開いた立厳岩。
立厳岩をすぎると白崎海洋公園の白い岩山が見えてきます。
公共交通機関の場合は、JR紀勢本線紀伊由良駅下車、白崎海洋公園へバスで30分ほどですが、土・日曜、祝日のみの運行なので、注意が必要です。
■白崎海洋公園（しらさきかいようこうえん）
住所：和歌山県日高郡由良町大引960-1
TEL：0738-65-0125（運営事務局）
営業時間：観光案内8時30分〜17時15分、物産販売9時〜17時15分、飲食コーナー9時30分〜17時（16時LO） ※道の駅駐車場と屋外トイレは24時間利用可能
定休日：無休（荒天時休業）
入場料：入場無料（フリーサイト1泊2000円〜、オートキャンプ1泊4000円〜／日帰り3000円〜、ログハウス中（定員6人）1泊2万円〜、ログハウス大（定員10人）1泊3万円〜
アクセス：JR紀勢本線紀伊由良駅下車、白崎海洋公園へ中紀バスで30分（土・日曜、祝日のみ運行）。車の場合は広川インターから約30分
駐車場：87台
Text＆Photo：杏編集工房・中島彰子/プランニングケー・榎木勝洋
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