【台湾現地レポ】台湾スイーツの王道!ふわふわ食感のかき氷を「来呷甜甜品」で!
台湾のランドマーク「北門」から徒歩すぐのところにある「来呷甜甜品(ライジャーディティエンピン)」は昔ながらの台湾伝統スイーツがいただける人気店。オフィスビルが多いので、ビジネスマンが合間にサクっとおやつを食べている姿をよく見かけます。看板商品の新感覚ミルクかき氷など、一年中台湾伝統スイーツを楽しめるのが魅力的!
台北観光のついでに立ち寄りやすい立地
以前紹介した「國立台灣博物館 鐵道部園區」からも徒歩圏内ですよ!
台北を代表する観光スポットが多く、ぶらぶら街歩きが楽しいエリアでもあるので、観光途中の休憩に立ち寄りやすい立地です。
しかもオフィスビルも多いから、仕事の合間に立ち寄るビジネスマンも多く、ローカル感満載!台湾語も飛び交っています。
自分が食べたいスイーツを提供!
もちろんトッピングはほとんど手作り。やっぱり自分で作るのがおいしくて、安価で提供できるんだよ!とオーナーは語ります。
オープン当初は台湾で昔から食べられている味(甘さ)をそのまま提供していましたが、健康志向の強い台北人の舌に合わせて、全体的に甘みを抑えています。そうすることで、さまざまな甘さに調整できる利点も生まれたんだとか。甘さが足りない時は、遠慮せずその旨を伝えてみてくださいね。
懐かしさと新しさとかわいらしさと
実は台湾の夜市などもシャリシャリ氷の上に熱々のお餅や湯圓(白玉)を載せるかき氷は昔からあります。ただ、こちらの商品はふわふわ氷の「雪花冰」。さらに多くのトッピングから2種類選べるというのがほかのお店とは異なる点。
これが『懐かしさもあるのに、新しい、しかもかわいい!』とSNSで大人気なんです。
ついつい写真撮影に夢中になってしまいますが、上に載っている熱々のお餅は少しすると、冷えて固くなってします。びよ~んと伸びるお餅がおいしいので、ぜひ温かいうちに食べてくださいね!
男性人気ナンバー1スイーツはヘルシーで美肌効果も期待できる⁈
見た目は地味ながら、地元民の熱い支持を受けるのが白キクラゲの漢方スイーツ「膠原銀耳湯(ジャオユエンインアータン)」です。白キクラゲといえば、楊貴妃が愛した食材と言われています。
栄養価が高く、特に美容効果が期待できるので、どちらかというと女性に好まれるのかな?と思いましたが、この日店内にいた男性はほぼ全員「膠原銀耳湯」を注文していて、男性受けもいいのだと実感しました。
まず驚くのは、燕の巣を食べているのか?と疑ってしまうほど軟らかくとろけそうな食感!じっくりとろ火で煮込むことで、このとろんとろんとした食感が生まれるのだそう。すっきりとした甘みで、スルスルと食べられるので、夏バテしてしまったときの栄養補給に良さそうです!
これらのほかに、豆花、紅豆湯(ぜんざい)、花生湯(ピーナッツを煮たお汁粉)など、冬の定番台湾スイーツもあります。一年中台湾伝統スイーツが楽しめる「来呷甜甜品」、観光の途中にぜひ立ち寄ってみては!
住所:延平南路11號
TEL:02-5596-4288
営業時間:13時~20時半(売り切れ次第閉店)
定休日:火曜(6~8月は無休)
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Text:森下実希
Photo:張哲倫
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