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【おとなのソロ部】1泊2日の淡路島リトリート旅!「禅坊 靖寧」で瞑想&禅坊料理を堪能しつつカフェも観光も満喫!

【おとなのソロ部】1泊2日の淡路島リトリート旅!「禅坊 靖寧」で瞑想&禅坊料理を堪能しつつカフェも観光も満喫!

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兵庫県・淡路島は今や関西を代表する一大観光スポット。神戸から高速バスに乗れば30分ほどで行けるという気軽さでありながら、美しい景色やとっておきの食事など、日帰りでも1泊でも楽しめます。淡路島で今注目のリトリート施設「禅坊 靖寧(ぜんぼう せいねい)」に宿泊し、近隣の観光スポットにも立ち寄って淡路島を堪能。自然の中で心身ともに整え直す“ひとりリトリート旅”のスタートです!

Summary

三宮バスターミナルを出発し、淡路島へ
神姫バスで約35分+無料シャトルバスで約6分


【1日目】14時30分 「禅坊 靖寧」にチェックイン

今回の淡路島への旅のテーマは「リトリート」。リトリートとは、忙しい日常から離れ、自然に囲まれながら心身ともに整え直す体験のことです。淡路島は、神戸から高速バスが出ており、アクセスしやすいので、ひとりでも気軽にリトリート旅が楽しめます。今回は神姫バスを利用しましたが、ほかにもみなと観光バスなどの高速バスを利用しても同じようにアクセス可能。三宮バスターミナルから1時間におよそ1・2便ある高速バスに乗車すれば、約35分(片道670円もしくは780円)で淡路ICに到着します。

淡路島ICで高速バスを降りた後の移動は、淡路島北部の西海岸を周遊する無料シャトルバスが便利。禅を通してリトリート体験ができる「禅坊 靖寧」にも無料シャトルバスで簡単にアクセスでき、「淡路インターチェンジ」バス停から「禅坊 靖寧」目の前のバス停までの乗車時間は約6分です。

「禅坊 靖寧」を紹介する上で外せないのはその建物。建築界で最も権威のある賞の一つといわれる「プリツカー賞」受賞の坂茂氏が設計した木造建築です。特に日本杉を組み合わせて作られた全長100mのウッドデッキは圧巻。360度に広がる森の景色を堪能しながら自然と一体になったような滞在が叶います。

ここでは、あらかじめ組まれたプログラムに沿ってZen Wellness体験ができます。今回体験したプランは宿泊を伴う「ZEN STAY」。宿泊のチェックインは15時~15時30分となっているので、遅れないようにチェックイン。宿泊登録カードに必要事項を記入した後、ZEN茶体験をします。

自分で茶釜からお湯を汲み取って茶碗に入れ、茶筅で点ててお茶をいただく体験も新鮮! 

この日のお茶菓子は見た目も美しい涼やかなようかんでした。すっきりとした風味の抹茶とやさしい甘さのようかんを、美しい景色の中でいただく……なんだかそれだけで心が満たされていきます。

ちなみに、ZEN茶をはじめ、夕食や朝食はすべて、館内のどこに持ち運んで食べてもOK。ロビーのほか、お部屋や、後ほど紹介するウッドデッキに持ち込んで味わうと、周囲の森と一体になったような感覚に包まれます。

15時お部屋を探索!

ZEN茶を体験した後は、お部屋へ。ひとつひとつ名前が付いていて、今回は「画龍点晴(がりゅうてんせい)」というお部屋に宿泊!

「起きて半畳、寝て一畳」の精神に基づいて設計されたお部屋は、大きなベッドやテレビなどはあえて設置されていません。しかし、壁一面の窓から眺められる淡路島の森の景色や高い天井、木をたっぷり使った設えなど、隅々までこだわり抜いた空間は、そこにいるだけでとっても豊かな時間が流れていきます。

デスクと椅子もあるので、ちょっとした書き物などもできそうです。デスクの上には歯ブラシ・ヘアブラシ・カミソリが用意されていました。

こちらが滞在中のプログラム。宿泊客全員が同じプログラムに沿って体験していくので、Zen Wellness体験や食事などを一緒に行うことになります。筆者を含めこの日はひとり参加の人も多く、自由時間には自然と会話が始まり、楽しい交流の時間をもつことができました。

15時30分 60分間の最初のZen Wellness体験で心と体を解放

というわけでやってきました、お待ちかねのZen Wellness体験です!体験はすべてウッドデッキで行われ、緑を目の前に先生の指導で心と体を解放していきます。デッキを裸足で歩くと木の温もりが足裏で直接感じられ、より一層自然と一体になった感覚に。もちろん、用意されているスリッパを使用してもOKです。なお、ウエアは特に用意されていないので自分で持っていくようにしましょう。

デッキにはあらかじめリトリートチェアが用意され、すとんと腰掛けるだけで長時間でもラクに座れます。腰や脚が痛くてあぐらや正座がしにくい人も、安心して快適な時間が過ごせるはず。

リトリートチェアに腰掛け、目の前に広がる光景に目を向けた瞬間、日常のアレコレすべてが吹っ飛んでいく気がします。風が心地よく通り、鳥の鳴き声が遠くで聞こえ、木々がざわめく―。五感がどんどん刺激されていきます。

最初のZen Wellness体験では、ストレッチをしっかりした後に呼吸法を習い、体のあちこちに意識を向けながら簡単なヨガのポーズを行いました。頭のてっぺんからつま先まで、ひとつひとつのパーツに意識を向けることで、「ここにいる」というリアルな感覚が呼び覚まされていきます。

目の前に広がるのは深緑だけ。ここは日本なのだろうか……? そんな不思議な感覚に埋没。

60分間のZen Wellness体験があっという間に終了。夕食の時間までは、お部屋やデッキなどで自由に過ごします。

筆者のおすすめは、ウッドデッキを降りてすぐの場所にある休憩スポット。心地よいひとり掛けソファとオットマンが備えられ、ゆったりくつろぎながら本を読んだり、無料のお茶やお水をいただいたりできます。ここに座って目の前の緑を見ているだけで、あっという間に時間が過ぎてしまいました。

こちらの休憩スポットにはオリジナルのポストカードとポストが設置され、住所を書いて投函すれば指定の住所に届くようにもなっています。夕食までの時間を使って、この場所で感じた思いなど、新鮮な気持ちを書いて自分に送るのもいいですね。

18時 植物性の食材のみで仕立てた夕食でエネルギーチャージ

しばらく休んだら、夕食の時間に。「禅坊 靖寧」では、動物性の食材をいっさい使用しないのはもちろん、油・小麦粉も使わず、調味料も1年から3年かけて発酵されたもので仕立てるという、 “禅坊料理”が振る舞われます。まずは料理についてシェフから話を聞き、きちんと理解してから箸をつけるのが靖寧流です。

野菜たっぷりの手毬ずしや、新鮮野菜の煮浸し、ムースや漬物各種など、どれを取っても味わい深くておいしい!野菜はすべて淡路島の農家さんが丁寧に育てたもので、地のものならではのうま味と新鮮さも感じられます。お盆で供されるので簡単に持ち運べるのもうれしいポイント。ウッドデッキに持ち込んで外の景色を眺めながらいただくと、よりいっそう舌が喜んでいるようでした。

この日のデザートは発酵あんこのおしるこ。砂糖の甘みではなく、発酵による甘みで仕立てられたおしるこは、驚くほど滋味深く、体にも心にもやさしく染み渡ります。

先ほどZen Wellness体験で、体のあらゆるところに意識を向ける練習をしたことが食事中にも生かされ、ひとつひとつの素材を感じながら味わうことができました。

19時30分 30分間の2回目のZen Wellness体験で体をゆっくり休める

2回目のZen Wellness体験の時間がやってきました。日も暮れ始め、薄暗い中でより自然と一体になりながらヨガや瞑想を行います。就寝前のZen Wellnessなので、ヨガのポーズは控えめに自分自身にぐっと集中していく時間がメインになります。

目を閉じて、木々のざわめきを聞きながら手や脚、かかとなどのパーツに意識を向けていきます。リラックスしているのに頭はしっかり冴えていく、そんな不思議な感覚。

30分間のプログラム終了後、宿泊者のひとりで、クリスタルボウルという楽器の演奏家の方から、「ちょうど楽器を持ってきているので演奏してもいいですか?」と提案が。「ぜひ!」ということで、居合わせた宿泊者とともに特別リサイタルを楽しむこともできました!「禅坊 靖寧」にはリトリートやマインドフルネスに造詣の深い宿泊者が多く訪れるので、たまにこのようなスペシャルなひと時が訪れるそうです。

外に出てみると、もうすっかり暗くなっていて、「禅坊 靖寧」だけがライトアップされて幻想的な光景に。森の中にたたずんでいることを強く感じさせられました。この日はこれで終了。シャワーを浴びて、23時には就寝しました。

【2日目】5時 起床。朝日を目に焼き付けて、朝のおつとめ

ぐっすり眠って5時にすっきり起床。普段こんなに早く起きることはありませんが、驚くほど目覚めがよく、快調そのもの!さっそくウッドデッキに上がって日の出を待ちます。

リトリートチェアに座って見ていると、燃えるような太陽がのぞき始めました。太陽の光ってこんなに強烈だったんだ!と改めて驚きつつ、自然のパワーに圧倒されます。

日の出を眺めた後、しばらく休んで6時45分から「朝のおつとめ」の時間。リトリートチェアやデッキを雑巾でしっかり拭き上げていきます。たった1日だけなのに意外に汚れていて、真っ白の雑巾が埃で黒くなっていきます。無心であちこち磨きキレイになっていく様子がなんだか楽しく、帰ってからも続けようと決意。

7時30分 30分間の3回目のZenWellness体験と朝食

朝食前に、最後のZen Wellness体験の時間です。この時間は1日の始まりにしっかりと体を起こすことが目的なので、少し難しいヨガのポーズも行っていきます。手を上げるだけ、腰を浮かせるだけでも思い通りに体が動いてくれませんが、先生がやさしく導いてくれるので初心者の筆者でも問題なく進めることができました。朝からいい汗がかけてとっても気持ちいい!

続いて朝食の時間。こちらも夕食と同じくシェフからの説明を聞いた後に好きなところ持ち運んでいただけます。

ご飯はおかゆが用意されていて、体にやさしく溶け込んでいくよう。色とりどり野菜にも元気をもらえます!

野菜のグリルから豆腐、おからや漬物、そして腸をキレイにしてくれる甘酒まで。食感も味わいもすべてが違っていて「次はどんなものだろう」と想像しながら、時間をかけて味わいました。

ソロおすすめPoint
 宿泊者全員が同じプログラムで進行するとはいえ、個人で過ごす時間が十分確保されています。ひとり参加の人も多く、ほかの宿泊者ともほどよい距離感が保て、初めてのひとり旅にもおすすめ。

「禅坊 靖寧」おすすめのおみやげをチェック

チェックアウトまであと少し。おみやげを見ていきましょう。

こちらはオリジナルエッセンシャルオイル「靖」1500円と、「ウッドアロマディフューザー」1万4500円。日帰りプログラムで採用される「ZEN香」という“香りを聞く”体験や、日によって館内のサロンなどでも焚かれているもので、香りから心身のリラックスへと導いてくれます。森を感じさせる香りのすっきりとしたオイルは、そのままアロマストーンなどに垂らして使えるのはもちろん、無垢素材でできたディフューザーに落として香りを広げるとまた格別です。

檜の「アロマフック」900円は、クローゼットなどにかけておくと全体がやさしく香って防臭にも役立つそう。「禅坊 靖寧」のお部屋のハンガーにもかかっていました。

一番人気の「和紙香」各1000円は、ティーツリー・セージ・イランイランそれぞれの香りがついた和紙。1枚ずつ破ってお皿などに置いておけば自然に香るほか、手紙などに忍ばせて贈るのも喜ばれそう。

■禅坊 靖寧(ぜんぼう せいねい)
住所:兵庫県淡路市楠本場中2594-5
TEL:0799-70-9087
チェックイン/チェックアウト:15時~15時30分/10時
定休日:不定休
料金:ZEN STAY 4万8000円
(ZEN Wellness、ZEN書、ZEN茶、ZEN喫茶、朝食、夕食、朝のおつとめ付き)

ソロMemo
■取材時のソロ率:80%
■おすすめの利用シーン:自分自身と向き合いたいとき、日常を忘れてゆったりくつろぎたいとき、ひとり旅に出たいとき

10時 チェックアウト。「農家レストラン 陽・燦燦」へ

さあいよいよチェックアウトの時間です。スタッフの皆さんに見送られ、とっても名残惜しいひと時。最後に「禅坊 靖寧」のシェフが仕立てたお味噌もおみやげにいただき、さようなら!無料シャトルバスに乗って2日目の淡路島観光へと出かけます。

無料シャトルバスで約1分+約6分

「禅坊 靖寧」バス停から「はじまりの島 海神人(アマン)の食卓」バス停までは乗車時間約1分。土・日曜、祝日なら「はじまりの島 海神人の食卓」バス停で、別の無料シャトルバスに乗り換えて「農家レストラン 陽・燦燦(はる さんさん)」バス停まで約5分で到着します。平日はシャトルバスの運行がないため、「はじまりの島 海神人の食卓」バス停から約30分歩いて行くか、タクシーを利用しましょう。

やってきたのは、畑の中の「農家レストラン 陽・燦燦(はる さんさん)」。大きな茅葺き屋根の建物と、その前に広がる畑が特徴です。実はこちらの建物も「禅坊 靖寧」と同じく、坂茂氏の設計なんです!

さっそくお店に入ってみましょう。中は驚くほど広々としていて、木の大きなテーブルや竹をモチーフにした梁などが印象的です。カウンター席はありませんが、店内の中央部分に20人はゆうに座れる大きな木のテーブルが設えられています。相席にはなりますが、前の人との距離もあるため、ひとりでも意外と居心地の悪さは感じません。また、テーブル席ではありますがテラスにも座席があり、外の景色を眺めながらの食事も楽しめます。

こちらでいただけるのは淡路島にある自社農園や、近隣農家から直接仕入れた野菜をたっぷり使用した料理。新鮮なサラダから野菜たっぷりのピッツァ、カレーやパスタ、スイーツまで、さまざまな料理を提供しています。

ソロおすすめPoint
広々とした店内は開放感があり、ひとりでもゆったりと食事ができます。外の景色も特別なスパイスに!

こちらはランチの「陽・燦燦セット(生パスタ)」2400円。メインの生パスタに、サラダ、スープ、自家製パンがセットになった、お店イチオシのランチです。

この日のパスタは近隣の三谷農園でとれた甘みたっぷりのあわじ島グルメトマトを使用。新鮮な野菜をグリルやボイルでサラダに仕立てたひと皿も魅力的です。

もちもち食感の生パスタにあわじ島グルメトマトがしっかり絡まって、抜群のおいしさ!何より、目の前の畑を眺めながら味わえるなんて、都会にいるとなかなかできません。

デザートには、「畑のティラミス」880円をチョイス。その名のとおり、畑をイメージしたデザインで、スコップにのって提供されるのがとってもユニークです。マスカルポーネチーズを使ったティラミスクリームも、サクサクのクッキーも美味で、ボリュームたっぷりながらペロリと食べてしまいました。

■農家レストラン 陽・燦燦(のうかれすとらん はる さんさん)
住所:兵庫県淡路市野島常盤字源八1510-4
TEL:0799-70-9082
営業時間:11~18時(17時LO) ※ディナーは貸切のみ応相談
定休日:水曜

ソロMemo
 ■取材時のソロ率:15%
■おすすめの利用シーン:野菜をたっぷり食べたいとき、景色のいい場所でランチを楽しみたいとき、映えスイーツを楽しみたいとき

無料シャトルバスで約6分+約11分


12時20分 ランチの後は、少し足を延ばして神話と歴史のパワースポットへ

「陽・燦燦」バス停から無料シャトルバスで「はじまりの島 海神人の食卓」バス停へ、そこで上りバスに乗り換え約11分乗車、「岩屋ポート」バス停に到着です。ここは、淡路島の船の玄関口として、高速船が発着する岩屋港。バスを降りるとすぐ左手に、「絵島(えしま)」という奇岩の小島が現れます。
静かな波に浮かぶその姿は、大きな船のようにも烏帽子のようにも見えます。

絵島は、古事記の冒頭、「国生み神話」に登場する「おのころ島」の伝承地の一つ。日本列島の島を次々に生んだ、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉冉尊(いざなみのみこと)の二神が、何もない大海原に最初に生んだ「おのころ島」が淡路島とされていますが、一説によると、この「絵島」を指すともいわれており、日本の国の始まりの島としてパワースポットになっています。

防波堤越しに絵島の周囲をぐるりと散歩してみます。周囲約200メートル、標高13メートルの小島の海側斜面には青松の緑が美しく茂り、陸地側では約2千万年前の砂岩層が幾重にも重なる姿を見せていて、壮大なロマンを感じます。また、所々丸くえぐられたいくつもの穴からは波の力強さがうかがえます。

現在、絵島へは危険防止のため、年に一度企画されるイベントを除いては上陸することはできませんが、陸地から絵島に架かる橋を渡るとすぐそばまでは近づけます。橋を渡った先ではフェンス越しに黄色やベージュ、褐色系の芸術的な美しいマーブル模様の岩肌をはっきりと見ることができます。

島の頂上を見上げると、小さな鳥居と石塔が見えます。これは、平清盛が大輪田泊(おおわだのとまり)を築造する際、人柱となり海に沈んだ小姓の松王丸(まつおうまる)の菩提(ぼだい)を弔うために祭ったものとされています。

夜になると絵島はライトアップされ、別の表情を見せます。月夜に浮かぶその美しさは古くから歌人や画家の心を動かし、多くの和歌にも詠まれており、古のロマンたっぷりのパワースポットです。

実はこの絵島、サイクリストに人気の「アワイチ」(淡路島外周を一周するサイクルリングコース)のスタート&ゴール地点。次回は自転車で淡路島一周するのもいいかも!!

ソロおすすめPoint
パワースポットなので旅行者が多いだけにかえって紛れやすく、人目が気にならずにのんびり観光できます。歴史好きにもおすすめのスポットです。

■絵島(えしま)
住所:兵庫県淡路市岩屋884-4
TEL:0799-72-3420(淡路島観光協会 岩屋観光案内所)
営業時間:見学自由
定休日:無休

ソロMemo
■取材時のソロ率:66.7%
■おすすめの利用シーン:ひとりでゆっくりパワースポットを巡りたいとき、ゆっくりと景勝地を散策したいとき

徒歩で約15分

13時30分 海沿いを散歩しながら地元で人気のカフェへ

絵島でパワーをいただき、潮風を感じながらしばし港町をぶらり散歩。西へ15分ほど歩いた先の住宅街にあるカフェ「FUNFUN(ふぁんふぁん)」を目指します。

1階のカウンター席
1階のカウンター席

中に入ると1階はカウンター席が中心で、靴を脱いで上がる2階は、広いリビングのような空間に、大テーブルとソファが置かれ、窓の外にはテラス席があります。

2階のテーブル席とソファ席
2階のテーブル席とソファ席

築100年以上の古民家を、オーナー家族と友達が泊まり込みでリノベーションしたお店です。DIYとは思えないほど、うまく和洋が調和した店内は、アンティーク家具や落ち着きのある装飾品が置かれ、ゆっくりとくつろげそう。

「濃厚ガトーショコラ アイスクリーム添え」480円
「濃厚ガトーショコラ アイスクリーム添え」480円

「濃厚ガトーショコラ アイスクリーム添え」と「フルーツミックスティー」をオーダー。オーナー手作りのガトーショコラは、口に入れると濃厚ながら甘すぎない、リッチなチョコレート生地のおいしさが口いっぱいに広がります。とてもしっとりとしていて、添えられたアイスクリームとの相性もバッチリ!

「フルーツミックスティー」650円
「フルーツミックスティー」650円

冷たい「フルーツミックスティー」には、淡路島産の有機レモンを使って手作りされたレモンシロップと、イチゴ、ピーチ、レモン、オレンジなど旬のフルーツがごろっと入っていて、フルーツをたっぷりいただきながら、スッキリと喉を潤せます。

フルーツミックスティー片手に、はるか対岸へ延びるように架かる明石海峡大橋を望みます。海からの風を心地よく感じながら、用意された双眼鏡で神戸や明石などの景色や行き交う大型船を眺めていると、時間を忘れてしまいそう。

ソロおすすめPoint
 2階テラス席に用意された双眼鏡が1人時間を充実させてくれる相棒に。

ゆっくりとティータイムを過ごし、1階にディスプレイされた雑貨をチェック。オーナー自らがフランスのノミの市へ直接買い付けに行くというアンティークの洋食器やカトラリー、タイで買い付けてきた手編みのバッグなどがズラリと並んでいます。近所の方だけでなく、大阪や神戸など島外からもわざわざ足を運ぶ人が大勢いるというのも納得できる、魅力たっぷりのカフェを後にして、「岩屋ポート」バス停へと戻りましょう。

■FUNFUN(ふぁんふぁん)
住所:兵庫県淡路市岩屋1531-2
TEL:なし
営業時間:8~17時(16時30分LO)
定休日:水、木曜(ただ不定休のため詳細は公式SNSを要確認)

ソロMemo
■取材時のソロ率:33.3%
■おすすめの利用シーン:居心地のよいカフェをお探しのとき、おいしいランチやスイーツをひとりでゆっくりいただきたいとき、海を見ながらのんびりカフェを楽しみたいとき

無料シャトルバスで約4分


14時30分 淡路島を後にして高速バスで神戸へ

「岩屋ポート」バス停から無料シャトルバスで約4分、「淡路インターチェンジ」バス停で下車します。いよいよ淡路島ともお別れの時間。1泊2日の短い滞在でしたが、宿泊もパワースポットもカフェも思う存分堪能できたように思います。

淡路島を出発し、三宮バスターミナルへ
本四海峡バスで約35分

最後は淡路ICから三宮バスターミナルまで高速バスに乗車。約35分で到着するのはやっぱりありがたいなと噛み締めました。

淡路島で自分を解放するリトリート旅。さっと行ってさっと帰ってこられるから、忙しい大人のひとり旅にもぴったりです。自分ととことん向き合うことで、新しい自分に出会えるかもしれません。

Text:木村桂子、森永桂子(ウエストプラン)
photo:木村桂子、森永桂子(ウエストプラン)

●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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