【終了しました】【宿泊券プレゼント】編集部が泊まってみたい宿 vol.5「白井屋ホテル」

【終了しました】【宿泊券プレゼント】編集部が泊まってみたい宿 vol.5「白井屋ホテル」

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編集部員が泊まってみたい宿をご紹介し、さらにその宿の宿泊券を読者の皆さんに抽選でプレゼントしてしまおうという本企画。第五回は独創的な吹き抜けの内観と数多くのアート作品で話題を呼んでいる「白井屋ホテル(しろいやほてる)」です。建築家、藤本壮介氏によって手掛けられた建築の迫力と、ホテルのどこにいてもインスピレーションが湧いてきそうな、刺激的でアーティスティックな宿の魅力をご紹介します。

Summary

アートに満ちたリノベホテル「白井屋ホテル」では感性が刺激されまくり!

『るるぶ&more.』編集部員がいつか泊まってみたいホテルを毎月1軒ご紹介し、抽選で読者の皆さんに宿泊券をプレゼントする企画「編集部が泊まってみたい宿」。五回目となる今月は、群馬県前橋市にある、アートと建築美に満ちたリノベホテル「白井屋ホテル」をご紹介。

ホテルは「ヘリテージタワー」と「グリーンタワー」の2棟で構成されていて、どこか海外のような雰囲気のタイポグラフィが掲げられているこちらの建物が「ヘリテージタワー」です。飾られている『FROM THE HEAVENS, FROM THE PRAIRIES, FROM THE SEA, FROM THE MOUNTAINS』はアメリカを拠点にコンセプチュアル・アーティストとして活躍したローレンス・ウィナー氏の作品。前橋という地が「天国」「平原」「海」「山」とつながり、それらが交わる場所であることをイメージしているのだそう。

街の新たなランドマークとして、これまでの前橋にはなかった新しい風を吹き込んでいます。また、ホテルの清掃スタッフが着ている制服のツナギもこの外観をあしらったデザインで、これがどことなくアメコミ風でとってもかわいいんです!ツナギだけでなくパーカーなどもグッズ化していて、フロントで購入することもできるので訪れた際はぜひチェックを。
続いて、「グリーンタワー」側の外観はご覧のとおり。まるで小高い丘のような緑の斜面に階段や、どこかの入り口につながっていそうなくぼみ、そして煙突状の建物などが複雑に交差しています。こちらは馬場川通りに面しており、緑豊かで独特なデザインに仕上がりつつも、街全体に溶け込んで馴染んでいます。利根川の旧河川の土手をイメージして設計をしていったのだそう。ちらっと見ただけでは、どこがどこにつながっているのか分からないような、少し入り組んだ構造になっていて、ついついキョロキョロしてしまいます。
写真中央のトンネルのようになっている部分を奥へと進み階段を上がると、ホテルの受付に行くことができますが、そのままホテルをはさんで反対側にある国道沿いの道に出ることもでき、地元の人が抜け道として通っていくことも多いのだそう。街なかに面した馬場川通り沿いにはブルーボトルコーヒー白井屋カフェ、ベーカリー、フルーツタルトの専門店が併設されています。
宿泊者にとってはホテルの一部ですが、地域住民にとってはよく通る道、街の一部として認知されていて、その境界線があいまいになっているのがとてもおもしろい!街に溶け込んでいる雰囲気もこの建築・設計から生み出されているのかもしれません。

地域再生の火付け役に!リノベまでのストーリーとは?

アーティスティックな建築に生まれ変わった「白井屋ホテル」ですが、元をたどれば旧宮内庁御用達「白井屋旅館」として、多くの芸術家や著名人に愛されながら、江戸時代から300年以上も続いた歴史ある宿。1970年代にホテル業へと転換するも前橋の街全体が徐々に衰退していき、2008年には旅館も廃業を余儀なくされ、取り壊される寸前に。
それを見かねたアイブランドウェア「JINS」を展開するジンズホールディングス代表取締役CEOの田中仁氏が個人の資産で買い取り、自ら建築家や作家に声をかけて今の「白井屋ホテル」に生まれ変わったそうです。

田中氏が前橋出身だったことに加え、前橋で行われた「まちの再生」をテーマにした地域の若者とのトークセッションで「廃墟と化している白井屋をなんとかして蘇らせてほしい」という、アートを起点に街を元気にしていこうという志を持った若いアーティストや地元の方の声を受けての行動でした。今では「アートの街として前橋を盛り上げていきたい」という田中氏の思いも反映され始めています。ホテルやその周辺を散策すると、建物が街自然と溶け込んでいくように「白井屋ホテル」のもつアーティスティックな側面も徐々に地域に浸透していっている様子が感じられます。最近では、今年10周年を迎える市の美術館「アーツ前橋」や、2023年5月にオープンしたアートスポット「まえばしガレリア」など、さまざまな周辺施設でアートを絡めた地域活性の催しが行われていて、着実に街が勢いを取り戻し始めているようです。

梁や柱がむき出しの吹き抜けが圧巻!

外観だけでもかなりユニークで特徴的な「白井屋ホテル」ですが、中に入ってみるとさらにびっくり。建物内がなんと4階建ての吹き抜けになっているんです!柱と梁、そしてそれらの間を縫うように階段や通路が通っており、まるで迷路のよう…!
そして、4層にわたる吹き抜け空間を縦横無尽に駆け巡る配管は、レアンドロ・エルリッヒ氏の作品『Lighting Pipes』。改修工事中の「白井屋ホテル」に訪れた彼が、「歴史を維持しながら、そこに新しい何かを創りあげる」という藤本壮介氏の発想に共感し、かつて客室同士を繋いでいた水道管が、ホテルとして生まれ変わった今でも亡霊のようにそこに在り続けているイメージで制作し、この作品が生まれたのだそう。
配管や通路、階段などがフロアごとに不規則に交差しているため、どこを歩いても、まったく違った光景を見ることができます。上から下を見下ろしてみたり、あるいは逆に見上げてみたり…。そのうち自分が今何階にいるのかや、どうやったら行こうとしていた場所に行けるのかも分からなくなってしまいそうな迷宮感がたまりません。そして、壁や柱をよく見てみると、建築当時、職人さんが書き留めたメモがうっすらと残っている部分が。これもあえて消さず、そのまま残すことで、歴史や時の流れのようなものが感じられます。なんだか「白井屋ホテル」にあるすべてのものがアートに感じられてきました…!

編集部の泊まったらしたいこと
どこがどこにつながっているのかを確認しながら、各フロアを探検したいですね。この構造を生かして不思議な写真も撮れそうな予感がするので、各階での写真撮影も楽しみたい!

「まちのリビング」のコンセプトを体現した、人々が行き交う「SHIROIYA the LOUNGE」

さまざまなタイプのテーブル・イスが置かれたオールデイダイニング「ザ・ラウンジ」は、フロントに向かって左側にあり、宿泊者以外も利用可能で気軽に足を運べるスペースになっています。宿泊者よりも、「ザ・ラウンジ」利用で訪れる地の人のほうが数は多いそう。壁などで仕切られてはいませんが、観葉植物が多く配置されており、どことなくテーブルごとにプライベート空間になっていて、とっても居心地がよさそうです。
ぐるっと見回してみると、ラウンジにも多数の絵画やアート作品があることに気付かされます。写真右上に見える、上から垂れているカーテンのような作品は安東陽子氏の『Lightfalls』というテキスタイル。強い存在感を放つコンクリートの壁に、テキスタイルの“膜”を張ることで、建物と、建物の中にいる人々の間の親和性が高まることを期待した作品です。また、吹き抜けになっている高い天井には窓があり、その光をゆるやかに1階へ導く役割ももっているそう。4階の廊下に元々あった壁の窓はすべて埋められており、『Lightfalls』が導く光の源泉はすべて天窓から注ぐ日光になっています。ダイナミックな内観ながら、そこまで計算されていることが恐ろしい…!
ラウンジは宿泊者の朝食会場になりますが、ランチやカフェ、ディナータイムも営業していて、飲食目的でいらっしゃるお客さんも多数。もちろん宿泊者がドリンクを注文したりしながらゆっくりアート作品を眺めたり、あるいは電源のある席でテレワークをしたり、という活用の仕方もOK。地の人、観光者、ビジネス利用の人、さまざまなの交流が生まれる、まさに「まちのリビング」です。

また、BGMも朝はカフェ風のゆったりした音楽が流れていますが、夜になるにつれ、少しアッパーでノリのよいものに変化していったり、ガラスの壁から差し込む日光の向きや量の変化によってラウンジ内の照明の雰囲気も変わったりと、長居しても変化を楽しめて飽きない場所になっています。22時以降はエルリッヒ氏の『Lighting pipes』がさまざまな色でライティングされるそう。「ザ・ラウンジ」は22時までの営業なので、ぜひ宿泊してライティングを見てみてくださいね。
宿泊者がラウンジでいただく朝食はこちら。大自然の恵みを受けながら、生産者の方々が大切に育んだ群馬の食材の豊かさを十分に味わえる「群馬の朝ごはん」をいただけます。併設されているメインダイニングでシェフを務めている、地元群馬出身の片山ひろ氏が監修しており、群馬県産かつ季節に応じた旬の食材をふんだんに使っているそう。ちょこんと美しく並べられた10品のおかずたちはどれもおいしそうで目移りしてしまいます。

セットではごはんとお味噌汁、またはホテル内のベーカリーで焼き上げたパン2種とスープをお選びいただけます。また、日替わりで一口サイズの2種類のジュースもいてきて、見た目以上にボリューム感たっぷり。写真は、同じ群馬県の沼田市で作っているリンゴジュースと、前橋市内の農園から仕入れた紫ニンジンを使ったジュース。観光やおでかけの前にしっかりとお腹を満たせます。

■SHIROIYA the LOUNGE
TEL:027-231-2020
営業時間:
モーニング 7時~10時30分(9時30分LO)※事前予約制
ランチ 11時30分~15時(14時30分LO)
ティー 15時~17時(16時30分LO)
ディナー 18時~22時(21時LO)
定休日:無休

ラウンジの隣にはファインダイニングの「ザ・レストラン」が。ミシュラン二つ星の「フロリレージュ」のオーナーシェフ・川手寛康氏が監修する白井屋ホテルのメインダイニングであり、フランス発祥の世界的美食レストランガイド 「ゴ・エ・ミヨ」 に2年連続で掲載されています。

こちらも群馬県産の食材を多く扱っており、「おきりこみ」や「焼きまんじゅう」など、上州の郷土料理をシェフ独自の解釈でイノベーティブフレンチに仕立てた料理がウリ。ライブキッチンなので臨場感たっぷりに食事を楽しむことができます。ドリンクペアリングがおすすめですが、特にノンアルコールのペアリングを選ぶとホテルのソムリエが考案した独創的なドリンクと一緒に料理を楽しむことができます。食事の途中でアルコールとノンアルコールを切り替えることもできるそうで、飲みたい量やタイミングに応じて変更できるのはうれしいポイントですね。

■SHIROIYA the RESTAURANT
TEL:027-231-2020
営業時間:
ランチ:12時~14時30分(最終⼊店は13時)
ディナー:18時~22時 (最終入店は19時30分)
※事前予約制
定休日:無休(※ランチは⼟・日曜、祝⽇のみ営業)


編集部の泊まったらしたいこと
コーヒーをゆっくり飲みながら、ラウンジ内の雰囲気の変化を楽しむブレイクタイムを過ごしたい!夜もラウンジや吹き抜けの各フロアから『Lighting Pipes』のライティングを眺めながら幻想的な気分に浸れそう。写真撮影ももちろんマストです!


客室でもアート作品を楽しめる!有名クリエイターがデザインしたスペシャルルームも

客室はヘリテージタワーに17室、グリーンタワーに8室の計25室。今回プレゼントする宿泊券で宿泊できるのは、デラックスルーム(ハリウッドツイン・キング)とスーペリアルーム(キング)の2タイプで、どちらの棟にも用意されています。今回はデラックスルーム(ハリウッドツイン)の部屋をご紹介。

天井はむき出しのコンクリートで、カーペットは藤本壮介氏によるホテルオリジナルのデザイン。場所ごとに異なるコンクリートの色味を抽出し、それらを組み合わせることであえてむらのあるデザインにし、吹き抜けになっている内観部分と似たようなカラーリングで統一感をもたせています。2名で宿泊してもゆったりとくつろげる広さで、客室ごとに違ったアート作品の展示も。こちらの客室は枕元の壁に絵画が飾ってありますが、壁一面が作品になっていたり、壁の色そのものが違っていたりと、客室によって受ける印象もガラっと変わるそう。テーブルに置いてある二次元バーコードを読み取ると、アート作品の解説を読むことができます。

「つる舞う形の群馬県」でおなじみ、群馬県民にとってはもはや義務教育に近い「上毛かるた」もしっかりと用意。そしておもしろいのは、客室やホテル内に展示されている作品のほか、建設中の様子やレストランの料理の写真など「白井屋ホテル」にまつわるさまざまな写真をおさめた書籍が置いてあること。ホテルのどの客室にどんな作品があるのかは公開しておらず、客室内にあるこの書籍でしか確認できません。「次はこの作品を見てみたい!」と、また違う客室に泊まりたくなってしまいます。
パウダールーム、そしてバスルームはスタイリッシュかつ広々とした空間。真鍮(しんちゅう)素材の金色のシャワーや蛇口がどことなくクラシカルな印象を与えてくれます。
シャンプーやフェイシャルキットなどのアメニティ類は全客室共通で群馬県のオーガニックスキンケアブランド「OSAJI(おさじ)」のものが用意されています。「肌質など自分に合う化粧品は人それぞれあると思いますが、なるべく幅広い方に使ってもらえるように」という思いでチョイスされており、旅先でこだわりのアイテムが試せるのはうれしい!

そして、ワンランク上のステイ体験をしてみたい方には、4人のクリエイターがデザインした全4室のスペシャルルームがおすすめ。

吹き抜け部分の『Lighting Pipes』を手がけたエルリッヒ氏がデザインしたスペシャルルームは、なんと部屋の中にまで配管が!枕元の壁や天井にまで配管が張り巡らされており、「泊まれるアート」といえそうです。部屋自体はスーペリアルームやデラックスルームよりもコンパクトな設計ですが、その分、360度の全方向から配管が迫り来るような感覚で、アートそのものに没入することができます。

パウダールームにもエルリッヒ氏の遊び心が表れており、歯ブラシ立てが配管のデザインになっています!かわいらしくちょこんと鎮座していますが、持ってみると想像よりもかなり重くてびっくり!

編集部の泊まったらしたいこと
客室に飾られたアートを解説を読みながらじっくり眺めたい!客室の書籍を見ながら自分好みの作品も探すのも楽しそう。ゆっくりといろいろなアートにふれることで、普段は考えもしなかったことに思いをめぐらせて、思索にふける時間を過ごしてみたいです。

ベーカリーやパティスリー、サウナにバー…各種施設も要チェック!

「白井屋ホテル」には、ビジター利用できるお店や施設が多数併設されています!「SHOROIYA the BAKERY」では食パンやクロワッサン、カレーパンなどさまざまな種類のパンが並びます。クロワッサンは外はカリカリ、中はフワフワもっちり食感で、大き目サイズ。
カヌレはしっかり香るラム酒の香りと、ふわっと漂う小麦の香りが食欲をそそる大人の味で、大人気商品の一つ。一般的なカヌレよりも大ぶりで、1つでもかなり満足できそう。ほかにはフィンランド・ヘルシンキを舞台にした映画『かもめ食堂』の中のレシピをそのまま再現し、在日フィンランド人に「母国の味にとても近くて日本一おいしい」と絶賛されたというシナモンロールも人気です。優雅なモーニングやティータイムのおともに、ぜひテイクアウトしていきたいですね。

■SHIROIYA the BAKERY
TEL:027-231-2020
営業時間:10~18時(土・日曜、祝日は8時~)
定休日:月・火曜
続いてはフルーツタルトの専門店「SHIROIYA the PÂTISSERIE」をご紹介。青山にあるワインバーとアシェットデセールの「EMME(えんめ)」のオーナーパティシエである延命寺美也氏が監修に入っており、その味は折り紙付き。シャインマスカットのタルトやイチゴタルトなど、季節のフルーツを使ったものから、チョコレートなど通年販売しているものまで全8種類(※商品数は季節により変動いたします)。また、味噌やネギなど上州名物を練り込んで焼き上げた焼き菓子やクッキー缶も販売していて、おみやげにぴったり!チェックインやチェックアウトの前後に立ち寄ってみるのがよさそうです。

■SHIROIYA the PÂTISSERIE
TEL:027-231-2020
営業時間:10~18時
定休日:月曜(祝日の場合は翌日)
そして、「白井屋ホテル」にはなんとサウナが3つも併設されているんです。ロウリュを自身で行う本格的な「フィンランドサウナ」、サウナブランド「TTNE」がプロデュースした、寝転がりながら体を温められる「ベッドルームサウナ」、そして生薬の蒸気を満たすことにより、デトックス効果などさまざまな副次的効果が期待できる「ハーブミストサウナ」の3つのサウナが楽しめます。ベッドルームサウナは宿泊者のみの利用ですが、ほかの2つはビジター利用もOK。いずれも1日最大4組までの利用で、予約した上で時間制での貸切利用になるので、プライベート空間の中でまわりに気を遣うことなく、心ゆくまでサウナを満喫できます。
今回はそのなかからフィンランドサウナの様子をご紹介。更衣室で専用のポンチョに着替えたら、いざフィンランドサウナへ!サウナ、水風呂、そして座って休める休憩スペースがコンパクトに1棟の中にまとまっており、好きなだけ交互浴を繰り返すことができます。これは"ととのう"こと間違いなし…!

少し外で涼みたいときは、サウナ棟から少し階段を上がったところの専用の外気浴スペースで涼んでみて。水風呂、建物の中、そして屋外とすべて自分のプライベートスペースとして利用できるのは、サウナーにとってはうれしい限り。そして、この外気浴スペースのすぐ先にはさらにまた別のアート作品が見られる建物が。ととのった状態でアートを鑑賞するとなんだか五感がさらに研ぎ澄まされていきそうです…!

■フィンランドサウナ
TEL:027-231-4618
営業時間:16時~17時20分、18時~19時20分、20時~21時20分、8時~9時20分
料金:5000円(サービス料込)/1名(1時間20分、最大4名まで)
※前日までに電話あるいは公式サイトにて要予約

「白井屋ホテル」では金曜と土曜の夜限定で、なんとバーも営業。世界の名店で研鑽を重ねたバーテンダーによるオリジナルのカクテルやモクテルがウリで、極上ウイスキーも数多く取り揃えています。空間設計は現代美術作家の杉本博司氏と建築家の榊田倫之氏による設計事務所「新素材研究所」によって手がけられており、暗めの店内に線上の緑の光が煌々と輝いていますが、実はこの緑はガラスの色なんです。窓などはいっさいなく外の様子も分からないので、店内のムーディな雰囲気に浸ってお酒をゆっくり味わうことができそうです。

■SHIROIYA the BAR 真茶亭
TEL:027-231-4618
営業時間:19~24時(23時LO)
定休日:月~木曜、日曜

編集部の泊まったらしたいこと
サウナでととのった後にパティスリーのタルトやベーカリーのパンをテイクアウトして、ゆっくりティータイムを過ごしてみたいですね。寝転がれるベッドルームサウナも気になります。究極の"ととのい"を体験できそうです…!

フロントには杉本博司氏の<ガリラヤ湖,ゴラン>が
フロントには杉本博司氏の『ガリラヤ湖、ゴラン』が

いかがでしたでしょうか。

今回の記事で紹介したアート作品はほんの一部で、「白井屋ホテル」にはまだまだ多数のアート作品が展示されています。宿泊者限定で、館内の作品をスタッフさんの解説付きで楽しめる無料アートツアーも実施。10時と17時の1日2回開催をしているそうなので、興味のある方はぜひ参加してみてください。加えて、各併設施設も楽しんだり、オールデイダイニングや客室でゆっくりしたりしていると1泊2日では足らないかも…となるぐらい、「白井屋ホテル」には魅力的なポイントが至る所にちりばめられていました。

建物の中も外もおもしろい造りになっていて、歩いているだけでもきっと楽しい「白井屋ホテル」をぜひ満喫してくださいね。

■白井屋ホテル(しろいやほてる)
住所:群馬県前橋市本町2-2-15
TEL:027-231-4618
料金:2名1室27,500円~(スーペリアルーム素泊まり)
チェックイン:15時
チェックアウト:11時

白井屋ホテルの宿泊券(1泊朝食付き)をプレゼント!

いつか編集部員も泊まってみたい憧れホテル「白井屋ホテル」。今回はご応募いただいた読者のなかから抽選で、1組2名様に1泊朝食付き宿泊券(「デラックスルーム(ハリウッドツイン・キング)」または「スーペリアルーム(キング)」のいずれか、客室タイプはおまかせ)をプレゼント。応募方法は簡単なのでぜひご応募ください♪

<編集部が泊まってみたい宿プレゼントキャンペーン応募要項>

<賞品>
白井屋ホテル
宿泊券(1泊朝食付き)1組2名様

※宿泊有効期間は2023年11月1日(水)~2024年4月30日(火)
※宿泊除外日は土曜、祝日の前日、及び2023年12月22日(金)~2024年1月3日(水)
※宿泊券をご利用になる際は、「白井屋ホテル」へのご予約が必要になります。当選後「白井屋ホテル」にお電話のうえ、直接ご予約ください。

<応募方法>
STEP1 「るるぶ&more.」Instagram公式アカウント(@rurubuandmore)をフォロー
STEP2 こちらのキャンペーン告知投稿に「いいね」
で応募完了!
<応募期間>
2023年9月22日(金)~ 10月2日(月)午前10時


~ご応募の前の注意!~
<応募規約>
  • Instagramアカウントが承認制、もしくは非公開の場合、抽選対象外となりますのでご注意ください。
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      〒135-8165 東京都江東区豊洲5-6-36 豊洲プライムスクエア11階
      株式会社JTBパブリッシング 総務部 個人情報問合せ係
      jtbpublishing@rurubu.ne.jp
      ※土・日曜日、祝日、年末年始、ゴールデンウィーク期間は翌営業日以降の対応とさせていただきます。

Text:鈴木優輔
Photo:小松正樹

●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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