滋賀「びわこ箱館山」最旬ガイド!みどころは?時期は?アクセスは?
毎年夏と秋限定でオープンする、箱館山の山頂に広がるリゾートパーク「びわこ箱館山」。標高680mからの景色や季節の花、写真映えするエリアでの撮影、ジップラインなどのアクティビティが楽しめます。ここ数年では、休憩にぴったりなイマドキカフェもでき、ますます目が離せないスポットに。そんなびわこ箱館山を思いっ切り楽しむ方法をお伝えします。
Summary
「びわこ箱館山」ってどんなところ?
山麓駅から全長1323m、片道8分のゴンドラに乗ってびわこ箱館山の山頂駅へ。ゴンドラからはびわ湖や、びわ湖に浮かぶパワースポットとして知られる竹生島(ちくぶしま)、のどかな田園風景が望めます。湖の水面に日の光が当たり、きらきらと輝いているような様子が美しい!
ゴンドラを降りると、広大な敷地に咲く季節の花とモコモコした形がかわいいコキアがお出迎え。ほかにも絶景を楽しめる展望台や写真映えスポット、のんびりできるカフェなどがあり、幅広い世代で楽しめます。
さらに山頂の見晴台までは、第2ロマンリフトで。周辺の景色やお花畑を眺めながらゆったりと移動できます。リフトの上から見るお花畑は、近くで見るのとまた違った雰囲気です。
山頂エリアからはジップラインが楽しめます。心地よい風を感じながら、鳥になった気分で大空を飛んでみましょう。インストラクターが一からレクチャーしてくれるので、初心者でも安心です。
まずは目指したい!映えスポット
山頂駅を降りたエリアには、絶景を望める「びわ湖のみえる丘」があります。ここの展望デッキからは、空と湖がどこまでも続くような景色が広がります。
1.虹のカーテン
展望デッキのそばにある虹のカーテン。カーテンにはびわこ箱館山がある高島市の伝統工芸品、高島ちぢみを約200枚使っています。風に揺れる様子が美しく、思わず写真を撮りたくなりますね。高島市は虹の発生率が高いそうで、その特性を虹色のカーテンで表しているそうです。
2.風鈴のよし小道
風鈴のよし小道は、約882個の虹色の風鈴と、びわ湖の浜辺に生える葦(よし)を使ったすだれでできています。風が吹くとチリンチリンと鳴る風鈴の音が涼しげです。
3.ビワコスウィング(巨大ブランコ)
山頂の見晴台の3rd terrace横にある、巨大なブランコ・BIWAKO SWINGは、なんと高さ約6m! びわ湖に向かって思いっきりブランコを漕いでみましょう。
モコモコでかわいいコキアとカラフルなお花畑
びわこ箱館山の大きなみどころの一つは、季節の花。ひまわりやサルビア、ダリアなどの季節の花のほか、約8000本の丸くてふわふわの一年草・コキアが一面に広がります。コキアのグリーンシーズンの見ごろは例年6月下旬~9月上旬です。
10月上旬には、紅葉して真っ赤に色づきます。夏とはまた違った雰囲気で素敵ですね。紅葉の見ごろは公式Webサイトで確認ができます。
こちらのピンクの花は桃色吐息(ペチュニア)。夏から秋にかけて咲くので、びわこ箱館山オープン期間中はほとんど見ることができます。鮮やかなピンクの花とびわ湖とのコントラストが見事! 桃色吐息のそばにある階段、ステアーズフラワーに登って撮影すると、幻想的な写真が撮影できますよ。
お花畑ビュー、映えるパフェ ひと休みするならどちらのカフェ?
散策を楽しんだあとは、カフェでランチ&デザートタイム。「びわこ箱館山」にある4つのレストランやカフェの中から、写真映えするメニューで人気の2店をピックアップ。
「Hana terrace cafe′」はお花畑沿いにあるカフェ。季節の花を眺めながら映えるドリンクや軽食を楽しめます。名物ドリンクはスカッシュ系。甘酸っぱく爽やかな味の「夏みかんスカッシュ」550円などがスタンバイ。
数量限定の「グリルチキンボックス」1500円は、ガーリックソースがかかった大きなグリルチキンをメインに、彩り豊かな野菜のおかずがたっぷり。ボリューム満点でおなかも心も満たされそうです。
■Hana terrace cafe(はな てらす かふぇ)
営業時間:10~16時(なくなり次第終了)※ナイトゴンドラ開催時は延長営業
こちらは山小屋風の雰囲気のカフェ「パフェ専門店LAMP」。ランタンに入ったオリジナルパフェが味わえます。旬のフルーツとチョコレートやムース、アイスクリームなどのスイーツを贅沢に使用したパフェは絶品! いちごやチョコバナナなどの定番と、南国パフェやモンブランパフェなどの季節限定が揃います。
今回は定番の「いちごパフェ」1700円をセレクト。特製のいちごムースと、いちごアイスクリーム、濃厚なブラウニー、フレッシュいちごなどがたっぷり入ります。 キュートな見た目も人気の理由。
■パフェ専門店LAMP(ぱふぇ せんもんてん らんぷ)
営業時間:10~17時(パフェは16時LO、ドリンクバー16時30分LO、ランチは11時~。なくなり次第終了)※ナイトゴンドラ開催時は延長営業
「びわこ箱館山」へのアクセスは?
最寄り駅はJR京都駅から新快速で約50分のJR近江今津駅。電車を降りたら湖国バスに乗り約20分で到着です。湖国バスは1時間に1本のみなので、事前に時刻表を確認しておきましょう。バス待ち時間が長い場合は、タクシーを利用するのもおすすめ。関西方面から車で向かう場合は、北陸自動車道木之本インターチェンジから約30㎞。びわ湖と周辺の自然を眺めながら楽しくドライブができそうです。
びわ湖を望む絶景はもちろん、自然に癒されながらのんびりと過ごせるスポットやアクティビティも揃うびわこ箱館山を紹介しました。指定日には天体観測や、星のスペシャリストによるトークショーが楽しめるナイトイベントも開催。ナイトイベントの際にはゴンドラは夜まで運行します。
■びわこ箱館山(びわこはこだてやま)
住所:滋賀県高島市今津町日置前
TEL:0740-22-2486
営業時間:9~17時(ゴンドラ上り最終16時30分、ナイトゴンドラ開催日は延長、公式Webサイト要確認)
定休日:なし ※2023年は4月29日~11月12日の期間毎日営業
料金:ゴンドラ往復+入園2500円、小学生以下1200円、3歳以下無料
アクセス:北陸自動車道木之本ICから約30㎞
Photo:増田えみ
Text:米田友海(エディットプラス)
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