おでかけ
2023.10.12
台湾・桃園は空港だけじゃない！ ローカル気分で観光できるおすすめ体験5選
台湾の空の玄関口・桃園国際空港があることで知られている桃園。観光地としての桃園の魅力は日本ではあまり知られていませんが、歴史ある風景に最新のエンタメに……と、実はかなりポテンシャルが高い都市なんです。空港からはもちろん、台北市街からも鉄道などでアクセスが簡単な桃園でぜひしたいこと5つをまとめました。おすすめスポットとともに紹介します！
桃園にふらっと出かけてローカル体験
桃園は台北からほど近く、台湾の滞在中に公共交通機関でふらっとでかけることができる都市。台北駅から高鐵桃園駅へは台湾高速鐡路（新幹線）で20分強、またはMRT桃園機場線で40分ほどと、二通りの方法で着けます。また、台北駅から台鐡桃園駅へは台湾鐡路（在来線）で30～40分でアクセスできます（ちなみに高鐵桃園駅、台鐡桃園駅はどちらも「桃園駅」ですが、場所はまったく異なるので注意）。そんな桃園の、おすすめのローカル体験を紹介します！ローカル夜市を満喫
まずはなんと言っても夜市です。桃園一古い「桃園観光夜市」は、桃園にある夜市の代表的な存在。中正一街、正康二街、北埔路という3つの道にまたがる全長約800mの大きな夜市で、ローカルの人々御用達です。王道的なB級グルメ・スイーツのほか、創作グルメの屋台が220軒ほどずらりと立ち並びます。地元っ子が集う夜市で、安くておいしいグルメを堪能できますよ！
「綜合地瓜球」30元。さつまいもをふかして、練って揚げた夜市定番のスイーツです。やさしい甘さでおいしい！
「紅心芭樂」50元（1袋）。果肉が赤いグアバ。カットして袋で渡されるので、付いてくる串に刺して食べましょう。
「胡椒餅」40元。スパイスを使った刺激的な味わいが特徴の、台湾発祥の屋台グルメです。
外国人の観光客はほぼおらず、台北よりも探検気分強めの夜市。仕事帰りや学校帰りのローカルの人々に交じって、地元気分で散策しましょう！
■桃園観光夜市（タオユエングワングアンイエシー）
住所：桃園区中正路北埔路の交差点
交通：路線バス北埔路口停留所から徒歩1分
営業時間：17時30分ごろ～24時ごろ
休み：なし
※グルメはいずれも参考価格
駅近エンタメで遊びつくす
続いてのおすすめは最新エンタメ。台北方面から2路線が通る高鐵桃園駅の徒歩圏内には、アート・エンタメスポットが集まっています。水族館「Xpark」、アウトレットモール「華泰名品城」などが集結するので、一日中楽しめちゃいます！
都市型水族館のXparkでは、最新のIT技術を駆使したビジュアルエフェクトで驚きの連続！
■Xpark（エックスパーク）
住所：中壢区春德路105號
交通：台湾高速鐡路またはMRT桃園機場線・高鐵桃園駅から徒歩9分
電話：(03)287-5000
営業時間：10～18時（土曜 ～20時、最終入場は閉館の1時間前）
休業日：なし
料金：18～64歳600元、12歳以上の学生430元（要学生証提示）、4～11歳270元 ※3歳以下無料、満65歳以上・妊娠中・障がい者手帳所持者と付き添い1名まで270元
予約：チケット購入はXpark公式サイト（https://www.xpark.com.tw/japanese.php）より
屋外型アウトレットモールの華泰名品城も駅に隣接。ショッピングはもちろん、カフェやレストランもよりどりみどりです！
■華泰名品城（ファタイミンピンチョン）
住所：中壢区春徳路189號
交通：台湾高速鐡路またはMRT桃園機場線・高鐵桃園駅から徒歩2分
電話：(03)273-8666
営業時間：11～21時（土・日・祝 ～22時）
休業日：なし
絶景＆映えスポットへGO
桃園市北部の海側エリアには、フォトジェニック＆絶景スポットがいっぱい！ 日本ではまだあまり知られていない、インパクトのある写真が撮れる美景スポットが満載です。タクシーや配車サービスを駆使して、思わずSNSでシェアしたくなる現地で人気の絶景ハンティングへ出かけましょう！
■蓮荷園休閒農場（リエンフーユェンシウシェンノンチャン）
住所：觀音区藍埔里金華路690號
交通：桃園国際空港からタクシーで40分、台湾高速鐡路またはMRT桃園機場線・高鐵桃園駅からタクシーで30分
電話：(03)477-6972
時間：8時30分～17時
休園日：火曜
入園料：100元 ※蓮の葉に乗る場合は1回50元（6月末から10月の9～11時、14～17時のみ。天候により乗れない場合あり）
■永安漁港観光漁市（ヨンアンユィーガングアングワンユィーシー）
住所：新屋区中山西路三段1165號
交通：桃園国際空港からタクシーで30分、台湾高速鐡路またはMRT桃園機場線・高鐵桃園駅からタクシーで35分
電話：(03)486-1952
時間：8～18 時 （土・日曜 8時～19時30分）
休場日：第2・４月曜
料金：入場無料
■新屋綠色走廊（シンウーリュウスーゾウラン）
住所：新屋区觀海路
交通：桃園国際空港からタクシーで30分、台湾高速鐡路またはMRT桃園機場線・高鐵桃園駅からタクシーで40分
大溪老街でレトロさんぽ
昔ながらの街並み（＝老街）が魅力で、休日は台湾の旅行者であふれる大溪。中国風バロック様式の古い街並みがいまも残るストリートをおさんぽしましょう！ 名物の豆干を食べたり、工芸品の木彫りを品定めしたり、歴史的建築物を写真に収めたり、おみやげを探したり……。気づけばたくさん歩くことになりますが、大溪老街は広くて高低差もあるので、歩きやすい靴で行くのがおすすめです。
豆干（ドウガン）は、大溪で食事やおやつに食される特産のグルメ。伝統的な黒豆干は豆腐の水分を抜いて作るだけあって、豆腐を凝縮したような濃厚な味とナチュラルチーズのようなしっかりとした食感をもっています。大溪ではそのままでも食べますし「滷味（ルウウェイ）」という醤油ベースのスープ煮込みにすることも。大溪に来たらぜひ探してみて！
大溪の発展の支えになり続けてきた商売の神・関羽が祭られる「大溪普濟堂」も必訪スポット。後方に山、前方には川が流れ、風水的に運気抜群の立地に立つ廟でお祈りすれば、財運アップ間違いなし!?
■大溪普濟堂（ダーシープージータン）
住所：大溪区普濟路124號
交通：観光バス台灣好行大溪停留所から徒歩5分
電話：(03)388-2054
時間：5～21時
休場日：なし
料金：入場無料
お茶の産地で逸品に出合う
山地には茶畑が広がり、隠れた台湾茶の産地としても知られる桃園。そんなお茶処で淹れたての香り高い台湾茶を味わってみるのもおすすめ。お茶の産地ならではのオリジナルドリンクも要チェックです！
虫が葉を噛むことで芳香が増す東方美人茶は、桃園の特産品。「蘭室茶坊」は台湾茶と自家製茶菓子が自慢の茶藝館です（写真は1ポット250元・菓子は含まない）。
お酒好きな人には、芳醇な東方美人茶を使った同じく蘭室茶坊のビール「立秋」（200元）がおすすめ。香りがとても華やかな、ちょっと意外なコラボです。
■蘭室茶坊（ランシーチャーファン）
住所：大溪区中山路13號
交通：観光バス台灣好行大溪停留所から徒歩5分
電話：(03)387-3711
営業時間：11～18時
休業日：月・火曜
海・山・街とさまざまな顔をもつ魅力的な都市・桃園。桃園市はとても広いので、所要時間や目的によってプランをしぼるのがコツ。バスやタクシー、配車サービスを利用して、無理なく観光を楽しみましょう！
Text：るるぶ情報版編集部
Photo：張哲倫
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