日本ではここだけ!新大久保「SCENE clos」で味わう韓国ドリンク&スイーツ
新大久保「SCENE clos(しんくろ)」は、“いま、ここでしか味わえない”をテーマにした日替わりのドリンクが楽しめるカフェバー。日本ではここだけという韓国産コーヒーや、韓国の人気ベーカリーとコラボしたオリジナルのクロッフルなども見逃せません!
知られざる韓国の魅力を伝えるカフェバー
新大久保駅から徒歩5分。メインストリートを一本裏に入った路地にある「SCENE clos」。
韓国ファッションのオンラインセレクトショップ「cloline(くろりね)」がプロデュースする、小さなカフェバーです。
どちらかというと“プチプラ”なイメージがある韓国ファッションですが、「cloline」では、オーダーメイドシューズブランド「SONSHINBAL(そしんばる)」や、サステナブル素材でバッグなどを制作するデザイナーズブランド「SEMICODE(せみこーど)」など、韓国の気鋭クリエイターが手がけるハイクオリティな商品を展開しています。
スタイリッシュな空間では、作り手の思いが込められているものや、日本ではまだあまり知られていない韓国のドリンクやスイーツが日替わりで楽しめます。
新しい韓国との“偶然の出合い”を楽しんでもらいたいとの思いから、メニューは「本日のお茶」500円~、「本日のコーヒー」500円~、「本日のお茶菓子」650円(イートイン)とシンプル。
お店のスタッフさんと「今日はどんなドリンクがありますか?」とコミュニケーションを取りながら、ひとつひとつのメニューの裏側にあるストーリーにも耳を傾けてみましょう。
日本初上陸!韓国産「ハムピョンコーヒー」はすっきりテイスト
カップに付けられるタグもおしゃれ!
韓国産のコーヒーが飲めるお店は本国でも珍しく、日本では「SCENE clos」だけ。お店を開くにあたり、オーナー自ら農園へ足を運び、交渉したそうです。
そんなこだわりのコーヒーの味わいは、程よい酸味があり、すっきりさわやか。ゴクゴク飲めるおいしさです。
ちなみに、韓国では真冬でもアイスコーヒーを好む人が多いそうですよ。
こちらは韓国の健康茶を使ったオリジナルドリンク。
「ミスカルラテ」は、玄米、麦、豆など穀物や豆類を粉末状にしたミスカルとミルクを合わせたもの。とろりとしていて、きなこのような素朴な味わいは日本人にも身近に感じられそう。
「ユルムラテ」はハト麦やナッツなどで作られるユルム茶とミルクを、独自のレシピで配合したもの。ナッツの香ばしさ、ほのかな甘みが後を引きます。
このほか、サイダー系も揃います。
「ユズサイダー」は、日本でもおなじみのユズ茶を炭酸で割ったもの。芳醇なユズの香り、さわやかな酸味が広がります。
「オミジャサイダー」は韓国の伝統茶「五味子(オミジャ)茶」のソーダ割。アセロラやブドウに似たフルーティーな甘酸っぱさが特徴です。
さらに、「ldH」は、韓国で人気の梨ジュースのこと。「SCENE clos」ではアロエ茶を加えて、上品な甘さに仕上げています。
韓国人気ベーカリーとのコラボによるオリジナルスイーツも
スイーツを監修しているのは、韓国で人気のベーカリー「KREAMCRUM(くりーむくらむ)」。
実際に「KREAMCRUM」のスタッフが来日し、「SCENE clos」のコンセプトに耳を傾けたり、新大久保の街を歩いたりしながらメニューを考案したそう。
日本未上陸のため、国内で「KREAMCRUM」のおいしさが味わえるのはここだけなんです。
「クロッフル」は、手作りの生地のパリッとした食感に、ロータスビスケットのサクサク感、シナモンなどを加えふんわり軽やかに仕上げたクリームが絶妙なバランス。
「ハムピョンコーヒー」との相性も抜群です。
新作の「ヤックァクロッフル」に使用しているのは、韓国の伝統菓子“ヤックァ”。
ヤックァとは、小麦粉で作った生地を揚げ、シロップに漬けたお菓子。
クロッフル生地と、ホイップクリームに、しっとり、もっちりとしたヤックァ独特の食感とはちみつの甘さが加わり、まさに初めて味わうおいしさです。
今回ご紹介したメニューは一例。
「ハムピョンコーヒー」はいつでも楽しめますが、常に新しい“偶然の出合い”を提供したいと、2週間ごとに新作メニューが登場するほか、「cloline」で取り扱うブランドのポップアップストアなども展開しています。
さらに今後は、19時以降のバー営業も始める予定だとか。
ドリンク類はテイクアウトもできるほか、「ハムピョンコーヒー」の豆は手みやげにもおすすめです。
ぜひ足を運んでみてください。
■SCENE clos(しんくろ)
住所:東京都新宿区大久保2-31−17 1F
TEL:なし
営業時間:11~19時
定休日:月曜
Text・Photo:タナカイチカ (vivace)
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