【おとなのソロ部】スナックやドリンクが食べ飲み放題! 丸の内「TSUTAYA BOOKSTORE MARUNOUCHI」で作業や読書に没頭するひとり時間
東京駅・丸ビルの3・4階にある「TSUTAYA BOOKSTORE MARUNOUCHI(つたや ぶっくすとあ まるのうち)」は、極上のひとり時間を過ごすことができる!と話題。洗練された開放的な空間で、気ままに本を読んだり仕事をしたり。東京駅丸の内駅舎やビル群を眺められる窓際の席やひとり専用の半個室、ゆったりとできるソファ席など、そのときの気分によって使い分けも可能です。
会員での利用はもちろん、気ままにスポットでも利用できる
「TSUTAYA BOOKSTORE MARUNOUCHI」のコンセプトは「集い、想い、閃く書店」。生活提案型書店として書籍や雑貨の物販だけでなく、仕事や打ち合わせなどに使えるスペースとして「SHARE LOUNGE」も展開しています。現在では「SHARE LOUNGE」は現在35店舗(24年10月現在)を展開しており、なかでもここ丸の内店と代官山店はほかの店舗と比べてハイレベルなサービスが提供されています。
「TSUTAYA BOOKSTORE MARUNOUCHI SHARE LOUNGE」は、「ソフトドリンクプラン」が1時間1650円(他店は1時間1000円)。少し割高ですが、置いてある食べ物や飲み物の種類が幅広かったり、利用できる空間が広々としていたりと、より優雅に過ごすことができるような設計になっています。
プランは2種類。ソフトドリンクが飲み放題、スナックを中心としたフードが食べ放題の「ソフトドリンクプラン」と、それにアルコールの飲み放題が付いた「アルコールプラン」2200円。1日利用する場合は5500円でそこから利用料が上がることはないため、さらにおトク感を味わうことができます(アルコールを飲む場合は、アルコールプラン利用時間料金が別途必要)。定期的に利用する場合は、5万5000円の月額利用プランも。
予約は2週間前から、当日の15分前まで可能。会員にならずに1回のみのドロップインでも利用できるので、気軽に訪れられるのも魅力です。予約していなくても席が空いていれば、利用できます。1回ドロップインで訪れて様子を見てから、回数券を買うのもアリかもしれません。
まずは受付を。「SHARE LOUNGE」アプリから予約した際発行されるQRコードでチェックインをします。予約せずに利用する場合は、QRコードがなくてもカウンターのスタッフに利用時間を伝えればOK。席が空いていれば、予約なしでも利用することができます。
狙い目は東京駅の見える窓際! 2フロア分ありほかの席もゆったり
チェックインしたら、早速、席を選びます。予約時に席の指定はできないので、空いている席に座るシステムです。チェックインカウンターを背にして右側〜中央エリアは、主にコミュニケーションで使うスペース。2〜4名で会話を楽しめるブースとなっています。一方、中央エリア〜左側は、席間が離れていたりとひとりで静かに過ごしたり集中して作業ができたりするスペースになっています。このようにすみ分けされていることで、ひとりで静かに過ごしたいときも周りを気にせずに過ごすことができます。途中で席を移動することも、もちろん可能です。
中央窓際の席は、東京駅の丸の内駅舎が正面に見える神席。ここは人気の席のため空いていないことも多く、もし狙いたいならオープン直後の時間など早めに訪れることをおすすめします。実際にこちらの席に座ってみたのですが、絵画のような東京駅丸の内駅舎が目の前にひらけた、とてもぜいたくな眺めでした。
全席にコンセントが2つずつ付いているのもポイント。パソコンもスマホも両方充電したい場合も安心です。
スペースは、とにかく広い! 仕事に集中できそうなデスクタイプの席に、ゆったりと体を預けられるソファタイプの席……と、用途に応じて選ぶことができるのもうれしいところ。全部で200席ぐらいあり席数にはかなり余裕があるので、満席で座れないといった心配もないそうです。
3階には、仕切られたスペースもあります。正面にはリングライト付きの鏡の備え付けが。オンラインミーティングやメイク直しという用途で使う方が多いそうです。4階部分はスターバックスが併設されていて、購入したドリンクやフードの持ち込みも可能。集中して読書や仕事をしたいときによさそうです。
4階には、会議室もあります(1時間7000円)。ひとり時間で使うにはもったいないですが、ちょっとしたパーティを開くときには大いにアリ。プロジェクターの利用もできるそうです。東京駅が目の前にある立地で集まりやすく人気のため、予約する場合は早めがおすすめとのことです。
ドリンクやパン、アルコールにつまみ。読書や仕事がはかどる
「TSUTAYA BOOKSTORE MARUNOUCHI」のプランは、基本的にソフトドリンクと食べ物が食べ飲み放題。おすすめは、アルコールの飲み放題が付いた「アルコールプラン」。こちらの冷蔵庫にはビール、サワー、ワイン、カクテル、ウイスキー……と、各種アルコールが常備されており、選び放題。好きなものを飲みながら、過ごすことができます。
サーバーからはベルギービールのヒューガルデン、ステラ アルトワ、ハイボールなどを注いでいただくこともできます。これはうれしい!
ソフトドリンクのプランも充実しています。なかでも人気は、こちらの「ナイトロコーヒー」。空気中の窒素を取り込んでいれることでキメが細かくクリーミーな泡立ちのコーヒーを楽しむことができます。
食べ放題のスナックもこんなに!フルーツミックス、カシューナッツ、美味カレー、アーモンド、サクットパスタ、あおさサラダ、小粒イチジク、セサミスティック、ジャイアントコーン、ベジチップス、プレッツェル、ポップコーン……と、種類豊富に揃うスナックを、好きな分量だけ出すことができます。甘いものからしょっぱいものまで。お腹の具合に合わせて食べることができるのはうれしいですね。
BALMUDAのトースターで焼きたてのパンを楽しむこともできます。取材当日は、代官山の「プリンチ」のパンが3種類。ほかにもいろいろなパン屋さんから仕入れているそうなので、当日のラインアップを楽しみに訪れるのもいいですね。
少し仕事を片付けたら、リラックスしたソファ席へ移動。お酒とおつまみをいただきつつ、気になっていた本をぺらぺらとめくる、至福の時間です。
インテリアにもこだわりが。ふとした目線の先にアートがあると、なんだか優雅な気分になります。3階スペースでは、著者のトークイベントや丸の内で働くビジネスパーソンの交流イベントなどが行われることも。公式サイトをチェックして、それを目当てに訪れるのもいいですね。
本棚にある本は、すべて試し読みが可能。「ちょっとこれ読んでみたかった」を試したり、気になった本を手に取ってみたり。オンラインで本を簡単に買うことができる時代ですが、こうした本との出合いも素敵です。ラインアップは蔦屋書店のコンシェルジュが選んでいる、お墨付き。気に入ったらこのまま購入することもできます。
漫画のラインアップも豊富。仕事を終えてパソコンを閉じ、お酒を飲みながら気になっていた漫画を読むのもいいですね。こちらでは、TSUTAYAの売れ筋がセレクトされているそうです。
さらに受付の横で、グッズの貸出しも行っています。充電器のほか、パソコンを立てるグッズ、モニター、ヨギボーまで。ヨギボーは低いソファで作業する際に利用する人が多いそうです。
ビジネスパーソンが行き交い、ビルが立ち並ぶ丸の内というエリアの雰囲気にも背筋が伸びるような思い。店内には、読書をする人も仕事をする人も。みながそれぞれ思い思いに過ごしており、洗練された雰囲気の中でひとり時間を楽しむことができます。おいしいドリンクとつまみとともに、ちょっと大人なひとり時間はいかが?
■おすすめの利用シーン:コンシェルジュがセレクトした本を選びつつ新しいインプットをしたいとき、ザ・東京という洗練された景色の中で読書や仕事に集中したいとき
Text:松崎愛香(editorial team Flone)
Photo:斉藤純平(editorial team Flone)
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