東中野の焼き芋専門店「日比焼き芋」で、お芋スイーツをいただきます♪
中野区の商店街・東中野ギンザ通りにある焼き芋専門店「日比焼き芋(ひびやきいも)」。厳選したサツマイモをじっくり蒸し焼きにした、しっとり系とほくほく系の焼き芋はもちろん、お芋のスイーツも話題です。今回は、お芋のモンブランと、甘じょっぱい系の焼き芋を実食レポートします♪
東中野の商店街に移転した「日比焼き芋」
動画クリエイターでもある店長の成川さんは、2年前に焼き芋専門店を開業することを決意しました。品種改良によって新しいサツマイモが次々と誕生するなか、どの品種が最適か、焼き時間と温度はどのくらいがよいか、など試行錯誤を繰り返し、こだわりの焼き芋が完成。2021年には日比谷公園にお店をオープンし、48時間以上かけて作る焼き芋と、お芋を使用したスイーツが瞬く間に人気を集め、全国のサツマイモスイーツ店が集結する「冬のさつまいも博2023」で人気投票(部門別)第1位・4部門入賞、「全国やきいもグランプリ」で入賞を果たすなど、数々の賞を獲得。2023年3月にJR東中野駅西口すぐの商店街・東中野ギンザ通りに移転しました。
山手通りの商店街入口から歩いていると、紫芋カラーが目を引く小さなのれんが現れました。こちらが焼き芋専門店の「日比焼き芋」です。
店のドアを開けると、エントランスマットに女の子のイラストがプリントされています。こちらは、お店のイメージに合うキャラクターを探していた際、美少女画作家・細川成美さんの作品に出合い、描いてもらったそうです。
店内には、ベンチシートにテーブルが4つ配置され、その正面にもテーブル席が用意されています。こぢんまりとしていて、気軽に焼き芋やお芋スイーツを楽しめる雰囲気。また、商店街に位置しているため、買物のついでや休憩に立ち寄れそう。
メニューをチェック!焼き芋は、常時3・4種類で、品種は季節や時期によって変わります。訪れた日はしっとり系のふくむらさき、ほくほく系の鳴門金時、その中間に位置するシルクスイートの3種類。スイーツは、焼き芋の表面に焦がしザラメをのせた「ひとくちブリュレ」750円、「おいもサンデー」1000円など6種類で、夏はアイスやかき氷など、期間限定スイーツも登場します。芋スイーツに使用するさつまいもはシルクスイートがメインで、名前のとおりシルクのようになめらかな舌触りと上品な甘みが特徴。お菓子作りにぴったりの品種だそうです。
イチオシメニューの「芋んぶらん」をいただきます!
鳴門金時とクリームチーズを合わせた、カヌレ型の自家製スイートポテトに、シルクスイートで作るモンブランペースト、その上に芋ブリュレをのせた「芋んぶらん」。濃厚な鳴門金時とクリームチーズの酸味、そして口溶けなめらかなモンブランペーストが絶妙なバランスです。トップを飾るブリュレしたお芋や、モンブランに寄り添う芋チップス、クッキーのパリサク食感も楽しい!
「芋んぶらん」のお供に、こだわりの紅茶やハーブティーを扱う「幸之茶屋」の茶葉を使った「さつまいも紅茶」400円はいかがでしょうか。サツマイモの風味と甘さがほどよく感じられるフレーバーティーです。
店長激推しの「はちみつバターチーズ焼き芋」もぜひ♪
「これを注文する人はセンスいい!なんて思いながら作っています。」と笑顔で話す、成川店長激推しの「はちみつチーズバター焼き芋」。シルクスイートの焼き芋にバター、蜂蜜、チーズ×ジャガイモのアリゴ風チーズの組合わせ。独自で調合した秘伝の塩も合わさり、甘じょっぱさがやみつきになります。シルクスイートをまるごと1本使っているのでボリューム満点、おかずにもなるメニューです。
いかがでしたか、人気と実力を兼ね揃えた焼き芋専門店「日比焼き芋」。こだわりの芋スイーツと焼き芋を存分に楽しんでください。
Text:木村秋子(editorial team Flone)
Photo:yoko
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