【大阪・谷六】喫茶店だけど新しい!「Madame Marie」で絶品ウインナーコーヒーとスコーンを堪能

【大阪・谷六】喫茶店だけど新しい!「Madame Marie」で絶品ウインナーコーヒーとスコーンを堪能

大阪府 食・グルメ 大阪のカフェ カフェ スイーツ 喫茶店
Twitter Facebook LINE はてなブックマーク Pocket

大阪の下町、谷町六丁目にある「Madame Marie(まだむまりー)」は、かつての喫茶店を現代的に甦らせた、ちょっと不思議でモダンな場所。ビンテージスピーカーから流れるレコード音楽を聴きながら、長年受け継がれてきたコーヒーや焼き菓子、また今っぽいパフェもいただけます。自分だけの秘密基地にしたくなる、すてきなお店をレポートします!

Summary

大きなガラス窓からアートがのぞく現代風純喫茶「Madame Marie」

「Madame Marie」があるのは大阪メトロ谷町六丁目駅から、東へ徒歩5分ほどの場所。昔ながらの商店や住宅などが並ぶ、落ち着いたエリアです。

お店作りは、“純喫茶が今の時代に現れたらどうなるだろう”というところからスタート。純喫茶特有のデコラティブな設えや、音楽、メニューなどをひとつひとつ再解釈しながら、2020年代にマッチするお店へと作り上げていきました。

大きなカウンターが設えられた店内
大きなカウンターが設えられた店内

店内のデザインはあくまでシンプル&モダンに整えつつ、カウンター奥にある大胆なグラフィックアートでもてなしの心を表現。アートワークはデザイナーの藤田二郎氏によるものです。すっきりとした家具や照明を取り入れながらも、純喫茶で愛されてきたボーンチャイナのカップ&ソーサーを使用するなど、昔と今とがシームレスにつながる空間が誕生しました。

キッチンを取り仕切るのは、「Madame Marie」の名前の由来でもある、専属パティシエの藤田万里さん。スイーツやドリンクは全て万里さんが長年作り続けてきたレシピだけでなく新たに考案したものもあるそうですが、どれもホッと和むやさしい甘さが特徴です。

クリームたっぷり!人気の「ウインナー珈琲」を堪能しよう

「Madame Marie」のコーヒーは、難波の人気カフェ「OSARU Coffee(おさるこーひー)」に特別に依頼したオリジナルブレンドの豆を使用。酸味は控えめでどっしりとした風味が楽しめます。

ブラックでいただくのもおすすめですが、クリームたっぷりの「ウインナー珈琲」もまた格別!

「ウインナー珈琲」600円
「ウインナー珈琲」600円

こんもりと盛られたホイップクリームに思わず頬が緩みます。クラシカルなカップ&ソーサーの柄とも相まって、なんともぜいたくな気分。

コクのあるコーヒーなので、甘いクリームが溶け合うことでこっくりまろやかな味わいに。混ぜすぎずにいただけば、コーヒーの苦味もクリームの甘味も両方楽しめて1杯で2度おいしいです!
「クリーム少なめのレシピもあるようですが、私はずいぶん昔にこのウインナー珈琲を習って以来ずっとこれなんですよ」と微笑む万里さん。時代を経てもなお、しっかりとおいしさを伝えてくれるスペシャルな一杯です。

スコーンやパフェなど、スイーツメニューも充実

「スコーン」350円
「スコーン」350円

焼き菓子類は、りんごのタルトやバスクチーズケーキ、スコーンなどが定番メニューとして用意されています。今回はウインナーコーヒーのお供に「スコーン」をチョイス。ホイップクリームとメープルシロップが添えられます。

1つ350円というリーズナブルな価格ながら、ちょっとうれしくなる大きさで食べ応え抜群。余計なものが何も加えられていない、バターたっぷりのリッチなおいしさです。外はカリカリ中はふわふわしっとりの、食感のコントラストも抜群!

「シャインマスカットと巨峰のコンポートパフェ」1700円
「シャインマスカットと巨峰のコンポートパフェ」1700円

また、季節ごとの楽しみとして多くのファンに愛されるのが万里さんお手製のパフェ。9月から登場した「シャインマスカットと巨峰のコンポートパフェ」は、下からフレッシュな巨峰で作ったゼリー、水切りヨーグルトのクリーム、グラノーラ、ホイップ、ブルーベリーソース、バニラアイス、自家製レモンソルベ、巨峰のコンポート、シャインマスカット、チュイールという豪華な構成。

レモンソルベの酸味と巨峰やマスカットの甘味に酔いしれつつ、スプーンが進むにつれて爽やかソースやカリカリ食感、こっくりムースの風味などが後から後から出てきて、最後まで飽きることなくぺろりと完食! まだまだ残暑厳しい9月を、軽やかに乗り切れそうなスペシャルなパフェでした。

ほかにも納豆や豚汁などがセットになった「和食セット」や、喫茶店の定番「トーストセット」などのフードメニューも充実。2023年からは夜カフェ営業もスタートし、お酒を飲んだあとにコーヒーやスコーン、〆パフェなどが楽しめるようにもなりました。
1日を通してすてきな時間を提供する「Madame Marie」。おいしくてどこか新しい、純喫茶タイムを過ごしてみては。

■Madame Marie(まだむまりー)
住所:大阪府大阪市中央区上町1-25-4 上町ビルヂング1F
TEL:06-4256-4863
営業時間:日・月曜8~17時、木~土曜8時~23時30分(23時LO)
定休日:火・水曜


Text:木村桂子(ウエストプラン)

●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。


Twitter Facebook LINE はてなブックマーク Pocket
記事トップに戻る

この記事に関連するタグ

編集部のおすすめ

ページトップへ戻る

検索したいキーワードを入力してください