【大阪】芸能人に愛されるお好み焼きの名店「○△□焼 冨紗家 本店」
名俳優・松田優作をはじめ、数々の映画人、歌手、アーティストにファンが多いという「○△□焼 冨紗家 本店(まんだらやき ふさや ほんてん)」。昭和風情の残る下町商店街で、著名人たちに愛され続けてきた名物お好み焼きをご紹介します。
数々の著名人が来店する、空堀商店街の名物
大阪駅エリアから地下鉄で約20分、地下鉄谷町線谷町六丁目駅付近にある、昭和レトロな雰囲気満点の空堀商店街。その商店街の東側入口から徒歩3分ほどの場所に「冨紗家」はあります。緑をキーカラーとする外観が目印です。
店に入ってまず目を引くのが、サイン色紙の数々。大阪がロケ地の映画撮影の際に、俳優やスタッフが夕食や打ち上げで利用するようになり、業界関係者定番のお店になったとのこと。BTSや俳優の佐藤健さんなど、今をときめくスターのサインも。
壁にもサインがぎっしり!「冨紗家」が創業したのは昭和53年(1978)。伝説のスターから、現在活躍している人気アイドルまで、昭和~平成~令和の芸能史を振り返れるような店内です。
看板のお好み焼きはコレ!山芋生地の「トントン焼」
来阪する多くの著名人に長く愛されている理由は、大阪名物のお好み焼きが食べられて、ゆっくり過ごせるお店だから。また、「ここでしか食べられない!」「これだけは食べて帰りたい!」という名物メニューの多さにもあります。
まず外せないのは、お好み焼きメニューでイチオシの「トントン焼」です。
「トントン焼」の生地は山芋オンリー!粘り気の強い「つくねいも」をブレンドした特製山芋ペーストを鉄板の上に直に広げ、たっぷりのキャベツと豚肉をオン。裏返したら、さらに山芋ペーストをかけて焼き上げます。小麦粉をまったく使用しないという、お好み焼きとしては個性的な作り方ですが、ヘルシー感たっぷりです。
最後に卵で包み込み、ソースと青のり、マヨネーズをかければ完成です。
生地が山芋だけとあって、食感はふわふわトロトロ!キャベツの甘み、豚肉のうま味、ソースの甘辛さが、しっかりとした山芋と卵の風味とマッチ。お肉のボリュームも感じられる食べ応えありの逸品です。
芸能人も太鼓判のユニーク&こだわりメニュー
メニューの豊富さも特徴で、オリジナリティーのある創作メニューが目白押し。なかでもキムチ焼そばはトントン焼きと並ぶ人気メニューです。しゃっきり食感の爽やかな浅漬けのキムチと初代創業者から引き継ぐ秘伝の醤油ベースダレの相性が抜群で、あっさりと食べやすい味付けです。
松田優作さんが来店の度に注文されていたという「元祖せいろむし鍋(2人前)」1650円、通称「優作鍋」は、ファンなら一度は食べてみたい一品。シンプルながら、濃いめの自家製ポン酢も絶品でクセになるおいしさです。
ほかにも「イカスミモダン」1500円、「オイルサーディーン塩焼そば」1408円、「明太トロロ焼そば」1100円など、料理名だけで気になるメニューもたくさん!シェアして色々味わってみてください。
席種&プランも多彩!グループ利用におすすめ
店内は広く、フロアは大きく2つに分かれています。パーテーションや壁で区切られた4~6人がけのテーブル席が並ぶスペースは白を基調とした明るい雰囲気です。
もう一つのスペースは、人数に合わせてフレキシブルに利用できるので、大人数でもOKです。
2~10名用まで、名物料理をセレクトしたセットメニューも充実。人数に合わせたボリュームでさまざまな組み合わせのプランが用意されています。お店イチオシのいろんな味が楽しめるので、はじめての人には特におすすめです。
推しのあの人も食べたかもしれない名店の味をぜひ味わってみてください。
■○△□焼 冨紗家 本店(まんだらやき ふさや ほんてん)
住所:大阪府大阪市中央区谷町6-14-19
TEL:06-6762-3220
営業時間:17~24時(23時30分LO)、土・日曜、祝日は12時~
定休日:月曜
アクセス:地下鉄谷町線谷町六丁目駅4番出口から徒歩4分
Text:フジタイコ
Photo:酒井羊一
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