大阪・堀江│「寺カフェ 茶庭」が「萬福寺」の境内に週 3 日出現!都会のオアシスカフェでお寺を身近に
大阪きってのおしゃれタウン・堀江の中心地に立つ、歴史ある寺院「萬福寺」。その境内に、週3日間限定で登場するのが、「寺カフェ 茶庭(てらかふぇ ちゃにわ)」です。都会の真ん中にいることを忘れるほど、穏やかな時が流れる和カフェをご紹介します。
Summary
「寺カフェ 茶庭」は、堀江に立つ「萬福寺」の境内にあるオアシスカフェ
「寺カフェ 茶庭」は、約400年の歴史を持ち上方落語にも登場する「萬福寺」が、境内で運営しているカフェです。一般の人にも、日常的にお寺にもっと親しんで欲しいと、木~土曜の3日間限定で営業しています。
大阪・堀江の中心地にそびえる山門をくぐると、本堂が立ち、その隣に緑あふれる日本庭園が広がっています
この日本庭園を利用したテラスと、「萬福寺」の待合室がカフェスペースに。堀江といえば、最先端のアパレルショップやライフスタイルショップ、カフェなどが集まり、若い世代で賑わうエリア。「寺カフェ 茶庭」は、若者をはじめ、外国人の観光客から会社員、地域の高齢者まで、幅広い世代の憩いの場所になっています。
パティシエ自慢のオリジナル和スイーツやドリンクでほっとひと息
「寺カフェ 茶庭」では、パティシエが考案したオリジナルのスイーツやドリンクが味わえます。おすすめの「そば茶ラテ」は、京都の名店「隆平そば」の店主さんが、ラテ用にセレクトした国産そばの実を使用。自家焙煎するためそばの香りが高く、きび糖を使ったやさしい甘さのミルクとマッチします。ミルクのフォームはふわっふわなので、スプーンで食べるように味わってください。
スイーツなら、白玉あんこや黒糖くるみ、バニラアイスなど日替わりの甘味がのった「和菓子7種盛り」を。最中の皮に甘味を自由にサンドしてオリジナル最中を作って楽しめるメニューで、ドリンクとのお得なセット1350円~もあります。
ほかにも、急須で入れるお茶や、自分で盛り付けたりシロップをかけたりして味わうかき氷(夏季限定)など、ちょっとした体験が楽しいメニューも豊富です。
新メニューとして登場した「クリームソーダ」にも注目。シュワっとさわやかなソーダに、丸いバニラアイスがのり、見た目が庭の緑とも好相性。
メニューはほかにも、「抹茶パフェ」980円や「抹茶ティラミス」700円、「柿の葉茶」750円など豊富にスタンバイしているので、気分に合わせて堪能できます。
日本庭園やお寺のお堂を眺められる癒やしのロケーションが最高
「寺カフェ 茶庭」は、お寺の庭で一服できるローケーションも魅力。都会の喧騒を感じさせない静かな空間では、時間もゆったりと流れるようです。
お堂の軒下で、ゆっくりと心落ち着くお茶タイムを過ごすのもすてきです。
庭園には、アジサイやユスラウメ、モミジやサルスベリ、沙羅の木などが植えられ、四季折々の植物や景観が目を楽しませてくれます。
お寺の待合室を利用した店内で過ごすこともできます。テーブルやカウンター席があり、温かみある雰囲気の中でくつろげます。
大きなガラス窓が設えられているので、窓越しに庭園を眺めながらのんびり過ごしてください。
店内には、仏教本のほか、夏目漱石や谷崎潤一郎といった近代日本文学の文豪の書籍などがたくさん並んでおり、自由に読むこともできます。気軽に手に取って読書にふけるのもいいですね。
一角には物販コーナーもあり、如来や弥勒菩薩をあしらった靴下など、かわいいらしい仏像アイテムも並んでいます。奈良の靴下工場による品で、職人さんが1足ずつ手作業で作り上げるため、履き心地抜群。
さらに、お香や日本の伝統・水引を使った繊細なアクセサリーなど、手軽に和を日常に取り入れられるアイテムも販売しています。
店内では、お香のワークショップやピラティス体験(いずれも要予約)などが開催されることも。いずれも、和の文化やお寺を、身近にカジュアルに感じられると好評です。
「寺カフェ 茶庭」があるのはおしゃれエリア・堀江の真ん中!アクセスも抜群
「寺カフェ 茶庭」があるのは、地下鉄四ツ橋駅から徒歩5分の場所。地下鉄心斎橋駅やなんば駅、西大橋駅、桜川駅からも徒歩圏内とアクセス便利な立地です。
山門の前にある、堀江公園を目印に訪れてください。
開かれたお寺「萬福寺」にある「寺カフェ 茶庭」で、庭園の緑を愛でる至福のお茶タイムを過ごしながら、お寺や日本の文化に気軽にふれてみませんか。
■寺カフェ 茶庭(てらかふぇ ちゃにわ)
住所:大阪府大阪市西区南堀江 1-14-23 萬福寺境内
TEL:06-6543-8125
営業時間:13時~17時30分(土曜・祝日の木・金曜は12時~)
定休日:日~水曜
アクセス:地下鉄各線四ツ橋駅6番出口から徒歩5分
Text:林檎林
Photo:沖本明
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