【鎌倉】日本茶スタンド「八十八」が新店舗をオープン!鎌倉限定メニューをご紹介
京都・嵐山の日本茶スタンド「八十八良葉舎(はとやりょうようしゃ)」が、2023年1月のオープンから連日行列で話題の浅草に続き、2023年8月に鎌倉にもお店をオープンしました。「八十八良葉舎」は、バリスタの丸山順裕さんが日本茶に魅了されスタートした日本茶スタンド。毎年茶葉の収穫時期には生産者のもとで収穫を行うなどこだわりは本物で、京都のおいしいお茶を提供しています。鎌倉限定メニューを片手に町歩きはいかがでしょうか?
鎌倉駅西口徒歩1分の場所にオープン
鎌倉の小町通りとは鎌倉駅をはさんで反対側の御成町にあり、シンプルな店構えがひときわ目を引く「八十八鎌倉(はとやかまくら)」。江ノ電で鎌倉を訪れる人は、ロータリーから延びるメインの通りを歩くとすぐなので、鎌倉散策の前に立ち寄るのもおすすめ!
最初にタブレットでメニューを見ながら注文します。基本となるのは冷たい「抹茶ラテ」700円〜。茶葉は2種類から選ぶことができます。
八十八鎌倉限定の「鎌倉壱」700円は、京都の和束町と城陽市で生産される品種“おくみどり”などをブレンド・焙煎することで、きなこのような風味をもつ宇治抹茶になっています。もうひとつの「参」1100円は、城陽産の品種“さみどり”を手摘みした茶葉を使用したもの。こちらは正統派の宇治抹茶らしい香りと味わいが楽しめます。
注文をすると、目の前で抹茶を点ててくれます。スタンドスタイルでお茶を点ててもらうなんて新鮮!
カップに入ったミルクに点てた抹茶を注いでいきます。ラテのミルクは抹茶に合うあっさりしたものを使用。プラス100円でオーツミルクに変更も可能です。
シンプルな抹茶ラテが完成!甘みは好みで追加することができます。白砂糖ではなく粗糖を用意しており、やわらかな甘みはお茶の風味を損ないません。店はテイクアウトが基本ですが、ちょっとした座れるスペースはあるので、散策途中の休憩にもぴったりです。
トッピングは鎌倉限定の焙煎抹茶ソフトとクッキーサンドに決まり!
八十八の魅力はトッピングのバリエーションの豊富さ。「焙煎抹茶ソフトトッピング」は鎌倉限定です。ひと口食べるとまるで抹茶をそのまま食べているかのような濃さで、今まで食べた抹茶ソフトクリームとはまったくの別物でした。抹茶の含有量が多いので、日本の一般的なソフトクリームの機械では詰まってしまい、イタリアの「カルピジャーニ」社の機械を使用しているそうです。
「焙煎抹茶ソフト」はソフトクリーム単品でも700円で販売しています。単品のソフトに毎朝お店で手作りする「白玉」150円や「黒糖」50円をトッピングするのもおすすめです!
店長の奈良野さんのおすすめは、こちらも鎌倉限定のトッピング「塩泡」。海が近い鎌倉をイメージし、まろやかな味わいが特徴の沖縄の雪塩と、マスカルポーネを合わせたホイップです。暑い季節限定の抹茶シェイク「八十八シェイク」900円にトッピングするのも最高だそう!
もうひとつおすすめしたい鎌倉限定トッピングが「八十八クッキーサンド」です。ざくっとしたしっとり食感の抹茶クッキーに、波照間産の黒糖と焙煎抹茶を練り込んだキャラメルクリームをサンド。このクッキーサンドは「焙煎抹茶アイス」や「焙煎抹茶ソフト」にディップして楽しみたい一品です。
おみやげにぴったりの抹茶やほうじ茶の焼き菓子
一部はトッピングとして楽しむこともできるお茶にこだわった焼き菓子は、お持ち帰りもできます。イチオシは抹茶とほうじ茶の「半焼」。4個入りのボックスも用意されています。
半焼は手のひらサイズの小さな焼き菓子ですが、ずっしりと重く濃厚。冷やして濃厚なお茶感を味わってもよし、トースターで温めてトロっとした食感を楽しんでもよし!
ラテのトッピングでも人気の「八十八フィナンシェ」も1個から購入できます。焙煎抹茶と上品な甘さの琉球和三盆を使った、バターたっぷりの焼き菓子です。
このほか、「八十八クッキー八枚入り」2160円や、1本になんと20gの茶葉を使用する「特濃抹茶テリーヌ」3780円などもあり、鎌倉みやげにもぴったり。新しい八十八をぜひ訪れてみてくださいね♪
Text & Photo:関いつこ(NATOMICS)
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