【下田海中水族館】イルカとふれあえる!ショーやグルメ、ショップまで、みどころを一挙紹介

【下田海中水族館】イルカとふれあえる!ショーやグルメ、ショップまで、みどころを一挙紹介

おでかけ 水族館 イルカ 癒し おみやげ 見ているだけで癒される動物たち
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静岡県下田市は、伊豆屈指の温泉と新鮮な海の幸、白い砂浜のビーチが楽しめることで人気の観光地です。街の中心部にある伊豆急下田駅から車で10分の「下田海中水族館」は、自然の入り江を利用して造られた水族館。さまざまな海のいきものたちとふれあえる、癒やしの旅へ出かけましょう。

Summary

下田海中水族館ってこんなところ

静岡県下田市にある下田海中水族館は、1967年に開館した伊豆を代表する水族館。アットホームな雰囲気の館内には、約300種類およそ1万点の海のいきものたちが暮らしています。

自然の入り江を利用した水族館としても知られており、桟橋を通って、大水槽を有する水族船「アクアドームペリー号」や、いきものの展示などに移動します。

海上ステージで行われるイルカショーをはじめ、世界的にも珍しいアシカとの水中ショー、ペンギンやアザラシのショーなど、盛りだくさんのラインアップ。スケジュールをチェックして、いろいろなショーを楽しみましょう。

東伊豆・西伊豆・南伊豆の各エリアのいきものを展示する「伊豆の海の生き物館・うみめぐり」では、いきものたちの地元での呼び名をマスターできます。

コツメカワウソのエサは500円
コツメカワウソのエサは500円

一番奥のエリアには、ペンギンにコツメカワウソ、アザラシなど、人気のいきものたちが勢揃い。エサやり体験も充実しています。

下田海中水族館へのアクセス

電車を利用する場合、伊豆急下田駅にあるバス停の7番乗り場から東海バスに乗車。「下田海中水族館行き」のバスに乗り、約7分で到着です。

車を利用する場合、伊豆中央道・修善寺道路を通って月ケ瀬ICから約40km南下し、水族館へ。駐車場(200台/無料)に車を停め、ゲートをくぐって入口へと向かいます。

入口前のプール「カメ池」では、下田周辺の砂浜で毎年産卵を行うアカウミガメと、伊豆近海で見ることができるアオウミガメの2匹がお出迎え。優雅に泳ぐその姿が、旅のはじまりを告げてくれます。

【ドルフィンフィーディング】イルカとふれあう、プチトレーナー体験

下田海中水族館では、動物たちとふれあえる体験プログラムが充実しています。スノーケルやダイビングなどは事前予約が必要ですが、当日予約でも参加できるプログラムも用意されています。

まずはさわやかな潮風を浴びながら、体験の受付を行っている「ドルフィンビーチカウンター」を目指しましょう。

「ドルフィンフィーディング」1回(約10分)1500円
「ドルフィンフィーディング」1回(約10分)1500円

イルカのプチトレーナー体験ができることで評判の「ドルフィンフィーディング」は、人気のふれあい体験メニューのひとつ。1日に6〜8回ほど開催されています。

海上から顔を出すイルカとの距離は、わずか30cmほど。スタッフの方に教わった通りに指示を出すと、イルカのランちゃんが握手をしに来てくれました。愛らしいその姿に、思わず感激!

ランちゃんとスカイちゃんによるジャンプ
ランちゃんとスカイちゃんによるジャンプ

ジャンプや仰向け、音出しのサインを覚えたり、エサとなる小魚をあげたり。時間があっという間に過ぎてしまう、非日常のふれあいタイムです。

【アメージング・シート】大迫力のイルカショーを、未体験の近距離で

続いて、下田海中水族館ならではの海上ショー専用観覧席「アメージングシート」に参加。「アクアドームペリー号」の前で行われる海上ショーを、海抜0mの特別席で観覧することができます。

「アメージング・シート」1回1500円
「アメージング・シート」1回1500円

2017年から開始されたこの観覧席は、館長によるアイデア。海上ショーでトレーナーの上を飛ぶイルカを見て「お客様にも近距離で、イルカのジャンプを体感してほしい」と考えたそう。

参加者には、事前に頭から足の先まですっぽり覆うことのできるポンチョが配られるので、それを着て専用シートに移動します。水しぶきと共にイルカが目の前から頭上を通り抜ける、ここでしかできない特別な体験に感動です。

【ショー】アシカにアザラシ、もちろんイルカも!多彩なショーを楽しもう

続いて、海の動物たちによるさまざまなショーを観に行きましょう。下田海中水族館で開催されているショーは、全部で5種目。スケジュールをチェックして、お目当てのいきものに会いに行ってみて。

■ワンダーオーシャン(海上ステージイルカショー)

入り江で繰り広げられる、バンドウイルカのダイナミックな技は必見
入り江で繰り広げられる、バンドウイルカのダイナミックな技は必見

開催時間:毎日9時20分、11時、13時、15時(9時30分開館の日は11時、13時、15時)
開催場所:海上ステージ

■マリンファンタジー(イルカとアシカのショー)

下田海中水族館が世界で初めて行ったというアシカとの水中ショー。息ピッタリなカリフォルニアアシカとトレーナーが、華麗な世界を演出します
下田海中水族館が世界で初めて行ったというアシカとの水中ショー。息ピッタリなカリフォルニアアシカとトレーナーが、華麗な世界を演出します
仲の良いカマイルカたちが、ジャンプにフラフープに大活躍。観客参加型です
仲の良いカマイルカたちが、ジャンプにフラフープに大活躍。観客参加型です

開催時間:毎日9時50分、13時30分、15時50分
開催場所:マリンスタジアム

■ディスカバリーオーシャン(魚のエサやりショー)

水深6mの大水槽内には伊豆近海に生息する50種類、2000〜3000匹の魚たちが泳いでいます
水深6mの大水槽内には伊豆近海に生息する50種類、2000〜3000匹の魚たちが泳いでいます
魚たちを紹介しながら、エサやりタイム。ホシエイへの給餌シーンは必見です
魚たちを紹介しながら、エサやりタイム。ホシエイへの給餌シーンは必見です

開催時間:毎日10時35分、14時35分
開催場所:アクアドームペリー号大水槽前

■ペタペタマーチ(ペンギンショー)

空を飛べないペンギンを、空を背景に下から覗ける?!驚きの近距離でどうぞ
空を飛べないペンギンを、空を背景に下から覗ける?!驚きの近距離でどうぞ

開催時間:毎日11時25分、15時25分
開催場所:ペンギンプール
イベント①:ペンギンと記念撮影(ペタペタマーチ終了後、無料)
イベント②:ペンギンエサやり体験(毎日12時30分から、1回200円)

■スマイルシップ(アザラシショー)

ゴマフアザラシの愛らしさに、みんなメロメロ
ゴマフアザラシがキスをしたりハグをしたり。愛らしいスキンシップにメロメロ♡

開催時間:毎日11時45分、14時10分
開催場所:アザラシ館

※ショーの開催時間は、2023年10月の情報です

【グルメ】海を見下ろすレストランで味わう、個性的なフードメニュー

「下田深海ザメバーガーセット」1200円
「下田深海ザメバーガーセット」1200円

小腹が空いたら、館内にある食事処「レストラン TheDish」へ。目の前にある大きな窓からは、下田海中水族館を一望できます。タイミングが合えば、海上ショーを観ながら食事を楽しむこともできますよ。

下田近海のサメを使った「深海ザメバーガー」は、時期によって使用するサメの種類が異なります。ちなみにこの日は「モウカザメ」のフライ。ジューシーな口当たりのハンバーガーを、口いっぱいに頬張って。

「長太の肉チャーハン(スープ付き)」1150円
「長太の肉チャーハン(スープ付き)」1150円

お腹がペコペコ!という方には、食べ応え抜群の肉チャーハンがおすすめ。東伊豆・稲取の名物である肉チャーハンは、B級グルメとして有名です。

「イルカミルクソフト」450円/画像提供:下田海中水族館
「イルカミルクソフト」450円/画像提供:下田海中水族館

可愛いイルカのクッキーが載ったイルカミルクソフトも、この場所ならでは。ほかにも、下田の金目鯛を使ったコロッケや、イルカの形のさつま揚げなどの軽食も充実しています。地元の名物や、イルカにまつわるメニューを楽しみましょう。

【おみやげ】人気のぬいぐるみクジや、オリジナルグッズをチェック

水族館や食事を満喫したあとは、レストランの隣にあるおみやげショップへ。圧倒的な数のぬいぐるみや、地元のお菓子、オリジナルのグッズが並んでいます。

売り場で人気のクジは、1回1000円。出た等賞によって、大中小のぬいぐるみの中から、好きなぬいぐるみを選ぶことができます。カニやカワウソ、変わり種の金目鯛なども!

「オリジナルアクリルキーホルダー」各495円ほか
「オリジナルアクリルキーホルダー」各495円ほか

つい先ほどふれあったばかりの動物たちがモチーフとなったキーホルダーは、ついつい自分の推しを探してしまいました。そのほか、トランプやタオルハンカチなどのオリジナルグッズは、水族館限定コーナーをチェックしてみて。

ショーやふれあいなどを通して、海のいきものたちを身近に感じることのできる下田海中水族館。1日を通してさまざまな体験を味わう、大満足の休日を過ごしてみてはいかがでしょうか。

■下田海中水族館(しもだかいちゅうすいぞくかん)
住所:静岡県下田市三丁目22-31
TEL:0558-22-3567
時間:時期により異なる
定休日:12月に数日あり(2023年は12月12日〜15日)
料金:2400円(4歳~小学生1200円、3歳以下無料)

Text:横畠花歩
Photo:森島吉直(しずおかオンライン)

●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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