日本初の旗艦店「BENOIT NIHANT GINZA」で限定ショコラパフェを堪能

日本初の旗艦店「BENOIT NIHANT GINZA」で限定ショコラパフェを堪能

ニューオープン 日本初出店 銀座のカフェ チョコレート専門店 パフェ スイーツ
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チョコレートマニアの間で大人気のベルギー発チョコレートブランド「BENOIT NIHANT(ぶのわ・にあん)」の日本初の旗艦店が、2023年9月に銀座にオープン。地下1階のカフェでは、ここでしか味わえない「BENOIT NIHANT」のチョコレートを贅沢に使用した「ショコラパフェ」が楽しめます。

Summary

元エンジニアが作ったチョコレートブランド「BENOIT NIHANT」

「BENOIT NIHANT」は、元製鉄メーカーのエンジニアという異色の経歴を持つカカオ職人ブノワ・ニアンが、2005年に立ち上げたベルギーチョコレートブランド。
その土地由来の風味を重要視する「単一農園・単一品種」にこだわり、ブノワ・ニアン自ら農園を訪れてカカオ豆を選定しています。
ほかの豆と混ぜることなく仕上げる「BENOIT NIHANT」のチョコレートは、カカオ豆本来の味をそのまま味わえるのが特徴。昔ながらの焙炒機を使って低温でローストし、その後、19世紀に製造されたコンチングマシン(チョコレートを滑らかにするカカオ粉砕機)でカカオ豆を長時間かけて摩砕することで、カカオ豆の個性が最大限に引き出されるのだそう。純粋な香りと繊細な味わいが楽しめます。

2016年、2017年にはフランスのチョコレート専門家団体「Club des Croqueurs de Chocolat(クラブ デ クロクール ド ショコラ)」主催の品評会で銀賞を、2021年には、世界的なチョコレート品評会「Academy of Chocolate(アカデミー オブ チョコレート)」で多くのチョコレートが受賞するなど、世界的にも評価されています。

高級チョコレートを贅沢に使用した日本限定の「ショコラパフェ」

日本1号店としてオープンした「BENOIT NIHANT GINZA」の地下1階にある予約制のカフェでは、日本の旗艦店限定の「ショコラパフェ」が味わえます。
12時〜、14時30分〜、17時〜、19時30分〜の90分間4部制で、予約は公式サイトから行えます。当日席に空きがあれば、予約なしでも入店可能です。
席について最初に選ぶのは、パフェと一緒に楽しむドリンク。「チョコレートと相性がいい」を基準に選別されたアールグレイやジャスミン茶などの紅茶5種類、アラビカの豆を使用したコクがあるコーヒーの中から選べます。時間内であれば何度でもおかわり自由なので、フレーバーを変えて飲み比べてみるのもおすすめ。
「ショコラパフェセット(コーヒーor紅茶付き)」4378円
「ショコラパフェセット(コーヒーor紅茶付き)」4378円
「ショコラパフェ」は、「BENOIT NIHANT」の中でも人気が高いホンジュラス産カカオ「マヤン レッド73%」を贅沢に使用したパフェ。「カカオをまるごと使用したパフェ」をコンセプトに、カカオ豆本来の味わいを引き出すためにパティシェが試行錯誤して作り上げた自信作です。
パフェのトップに飾られているのは、カカオ農園で使用されている雨傘やカカオの葉を再現したチョコレート。印象的なドーム型のチョコレートは地球を表現しています。ブノワ・ニアンがカカオ農家とのフェアトレードに取り組んでおり、その思いを表現するためにこの形にしたのだそう。
ドーム型のチョコレートを外すと、カカオ豆の形をしたチョコレートが登場。このカカオ豆型のチョコレート、振るとなにやらカラカラと音が。実は中にアーモンドのチョコボールが隠れているんです。こういう遊び心も楽しい!
カカオ豆の形をしたチョコレートはパフェの蓋にもなっていて、開けた瞬間、甘くフルーティーな香りが漂ってきます。器の中には苦味が少なくフルーティーな味わいのマヤン レッドのチョコアイスと、さっぱりとした風味が楽しめるカカオニブとカカオパルプのソルベ、クレープ生地とプラリネのサクサクフレークが。

あまり聞きなじみのないカカオパルプとは、カカオ豆の周りの白い果肉のこと。カカオ豆の発酵に欠かせない成分のため、そのほとんどが発酵作業に使用されて消えてしまうのですが、その希少なカカオパルプをわざわざ農園から取り寄せてソルベにしています。蓋を開けたときに広がるフルーティーな香りは、このカカオパルプの香りです。
アイスとソルベの下には、キャラメルの甘さとチョコレートのほろ苦さが楽しめるムースが。底にはさっぱりとした味わいのカカオパルプのジュレが隠れていて、後味をすっきりさせてくれます。
雨傘やカカオの葉を模したチョコレートやドーム型のチョコレートは、そのまま食べてももちろんおいしいですが、パフェに割り入れて食べるのもおすすめ。ちなみにこれはお客様が始めた食べ方で、パティシェは「こんな食べ方もあるのか!」とびっくりしたのだとか。

2023年10月現在、パフェメニューは「ショコラパフェ」1種類のみですが、今後クリスマスやバレンタインなどのイベントに合わせて、旬の食材を使ったパフェの提供も予定しているそう。公式サイトや公式SNSで公開予定なので要チェックです。
またカフェでは、廃棄を出さないための取り組みとして、品質に問題はないけれども、少し不格好になってしまった商品を試食として提供することも。どの商品が食べられるかは当日のお楽しみ。試食してみて気に入ったら、ぜひおみやげとして購入してみて。

いつでも「BENOIT NIHANT」のチョコレートが購入できる待望の旗艦店

「BENOIT NIHANT GINZA」の1階には、エメラルドグリーンとブロンズで統一された上品な雰囲気のショップがあります。エメラルドグリーンはベルギーのアトリエで使われているコンチングマシーンの色から、差し色で使われているブロンズはベルギーのアトリエの計量器やエプロンの色からインスパイアされています。

ここでは、これまで催事場やオンラインショップでしか買えなかった「BENOIT NIHANT」のタブレットチョコレートやボンボン、日本限定の焼き菓子やチョコレート菓子、洋生菓子などが購入可能。今回は、数ある商品の中から2種類をご紹介します。
「DE LA FEVE A LA TABLETTE」各2376円
「DE LA FEVE A LA TABLETTE」1枚(60g)各2376円
「BENOIT NIHANT」のこだわりが詰まったチョコレートを味わえる看板商品は、ベルギーから輸入している「DE LA FEVE A LA TABLETTE(ドゥ ラ フェブ ア ラ タブレット)」。

キャラメルのような甘さとスパイシーな風味が魅力のミルクチョコレート「ノワール オ レ サンフランシスコ デ マコリス 55%」や、ショコラパフェに使用されている「マヤン レッド83%」など、カカオ豆の産地などが違う10種類が用意されています。
「ガナッシュサンドクッキー 4個入り」3000円
「ガナッシュサンドクッキー 4個入り」3000円
日本限定商品の1つが「ガナッシュサンドクッキー」。口どけのよいガナッシュを北海道産発酵バターを使用したクッキーでサンドした焼き菓子です。
現在は「マヤン レッド」「バニラ」「シトロン&バジル」「ラムレーズン」の4種類のフレーバーのセット商品のみ販売中。個別販売や新しいフレーバー4種類の販売も近日開始予定です。
ガナッシュに使用しているチョコレートは「DE LA FEVE A LA TABLETTE」と同じクーベルチュール(製菓用チョコレート)を使用。サクサクしたクッキーとまろやかで滑らかなチョコレートが絶妙にマッチした逸品です。
チョコレートマニア待望の日本初の旗艦店「BENOIT NIHANT GINZA」をご紹介しました。こだわりのチョコレートを使った贅沢なパフェは、優雅なティータイムにぴったりです。


■BENOIT NIHANT GINZA(ぶのわ にあん ぎんざ)
住所:東京都中央区銀座4-6-18 ギンザアクトビル1F、B1F
TEL:03-5579-5820
営業時間:1F 11時〜21時/B1 12時〜、14時30分〜、17時〜、19時30分〜の4部制(各時間とも90分制)
定休日:無休

Text・Photo:増田朱音(vivace)

●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
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