食・グルメ
2023.10.30
戸越銀座のカフェ「ペドラブランカ」で、サクふわ米粉の厚焼きホットケーキを堪能
2021年に惜しまれつつ閉店した、東京・戸越銀座のカフェ「ペドラブランカ」。その後は、オンライン販売や百貨店などの催事での出店を行っていましたが、2023年9月に戸越銀座商店街にカフェが新たにオープン。無添加にこだわった厚焼きのホットケーキや、ホットケーキのためにブレンド、焙煎されたコーヒーを楽しむことができます。
「小さな幸せ」を届ける厚焼きホットケーキ
「ペドラブランカ」の戸越銀座店は、東急電鉄池上線の戸越銀座駅から徒歩約2分のところにオープンしました。
店内はグレーと木目を基調としたスタイリッシュな雰囲気。賑やかな戸越銀座通りに面したテラス席でゆったりと過ごすのもよさそう。お店のテーマは「小さな幸せをホットケーキにのせて」。前のお店を閉店したときに、多くの人から「体調を崩した時も、ペドラブランカのホットケーキは完食できる」「食べると幸せな気持ちになる」という声があって、「小さな幸せをホットケーキにのせて届けるという活動をしているのかもしれない」と気づいたそう。うれしいことがあったときや、少し残念だったことがあったときに食べる、日常に寄り添えるホットケーキでありたいという願いが込められています。
グルテンフリーのホットケーキが人気！焼きたての食感と香りを
ホットケーキは、「米粉プレーン」「紅茶」「宇治抹茶」「チョコレート」と季節限定品の全5種。このうち「米粉プレーン」は、お店で焼きたてを食べることができます。以前は小麦粉を使ったホットケーキだけを提供していましたが、オーナーの一人である白石さんの地元・新潟でポップアップストアを開いた際に、「せっかく新潟でするなら」と誕生したのが米粉のホットケーキでした。今では一番の人気メニューに。
「米粉プレーン」は小麦粉を一切使用していないグルテンフリーのホットケーキ。牛乳とバターは北海道産、卵は青森県産、砂糖はきび砂糖と、厳選した国産材料を使用しています。独自配合の生地と、焼き加減を調整することで、ベーキングパウダーを使っていないのに厚焼きで、中はふんわり、外はサクッとした食感を実現。焼きたての香ばしい香りと、程よい塩味と甘みが感じられる発酵バターがおいしさをいっそう引き立ててくれます。
テイクアウトの用ホットケーキには、食べ歩き用の「ペドラ焼」と自宅用の2種類があります。「紅茶」ペドラ焼550円／自宅用500円は、香料は一切使わず、インドで手摘みされた香り豊かなダージリンを使用。「宇治抹茶」ペドラ焼590円／自宅用540円は、製菓用の抹茶ではなく、実際にたてるための抹茶を使っています。「チョコレート」ペドラ焼610円／自宅用560円は、フランス産のヴァローナチョコレートを使っているため、しっかりとカカオの風味を感じることができます。「豆乳ミルクバター」160円のトッピングも可能。店内で食べる場合は温めて提供してくれます。
ホットケーキとの相性を考えたオリジナルブレンドコーヒー
コーヒーは戸越にある焙煎所「MR.COFFEE」で自家焙煎したスペシャリティコーヒー。ホットケーキとの相性を考えて作ったオリジナルブレンドで、インドネシアやコロンビア、エチオピア、ブラジルなど、3〜4種類の豆が使用されています。しっかりとコクがありつつ、フルーティーさも感じられるので、ホットケーキと一緒に楽しんでみてください。
オリジナルブレンドを使った「カフェラテ」630円（セットはプラス100円）や「キャラメルラテ」650円（セットはプラス120円）、「カフェモカ」650円（セットはプラス120円）もおすすめです。
テイクアウトに便利なドリップパックも。パッケージに描かれているのは、同店のキャラクター「ウェルネス・アツコ」。厚焼きホットケーキの妖精で、「小さな幸せをホットケーキにのせて世界中に届ける」のが仕事だとか。焼きたてのホットケーキとこだわりのコーヒーで、「小さな幸せ」を感じられるカフェタイムを過ごしてみてはいかがでしょうか。
■ペドラブランカ 戸越銀座店（ぺどらぶらんか とごしぎんざてん）
住所：東京都品川区平塚2-14-8
営業時間：10〜18時
定休日：無休
TEL：なし
アクセス：東急電鉄池上線戸越銀座駅から徒歩2分
text＆photo:伊藤めぐみ（エフェクト）、一部写真ペドラブランカ提供
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
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