「ハイウェイ・イン」ハワイアンフードの伝統を75年守り続ける名店で本格的なローカルの味を堪能!

「ハイウェイ・イン」ハワイアンフードの伝統を75年守り続ける名店で本格的なローカルの味を堪能!

ハワイ 食・グルメ レストラン ハワイアン 朝食 ロコモコ
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1974年から3代続くハワイアンレストラン「ハイウェイ・イン」。古代ハワイアンが食べていたラウラウやカルアピッグをはじめ、定番ローカルフードの数々をカジュアルに楽しめるとあってロコに絶大な人気を誇るレストランです。今回は、旅行者にもアクセス便利なカカアコ店から、人気メニューの数々をご紹介します。

Summary

3代続く老舗ハワイアンレストランのカカアコ店

「ハイウェイ・イン」の創業は1947年。約75年もの間、伝統的なハワイアン料理を提供し、地元の人たちに愛され続けています。現オーナーであるモニカさんの祖父、セイイチ・トグチ氏が1号店をオープンして以来、親子3代にわたってハワイアンの食文化を守り、伝えてきたのです。

“A Taste of Old Hawai‘i.(古き良きハワイの味を伝える)”をコンセプトにした「ハイウェイ・イン」は、ハワイのグルメ賞に何度も輝く実力派。1号店のワイパフ店に続き、2013年にはカカアコに2号店、2015年にはビショップ博物館内に3号店となるカフェをオープン。地元の人はもちろん、旅行者にとってもアクセス便利な場所に出店したことで、さらに多くの人々が伝統の味を楽しめるようになりました。今回は、古き良き時代のダイナーを思わせるたたずまいのカカアコ店をご紹介します。

ハワイの味を満喫できる「テイスティング・プレート」はマストトライ

ハイウェイ・イン・テイスティング・プレート(ポーク・ラウラウ)$30.95
「ハイウェイ・イン・テイスティング・プレート(ポーク・ラウラウ)」$30.95

独特のメニューが多い、伝統的なハワイアンフード。何をオーダーしたらいいか迷ってしまう…という方におすすめなのが「ハイウェイ・イン・テイスティング・プレート」です。6種類のお料理と2種類のデザートがひとつのプレートにセットされたスペシャルメニューで、何人かでシェアできるのが大きな魅力。真ん中のラウラウは、中身をチキンとポークから選ぶことができ、今回はポークをセレクトしました。

ポーク・ラウラウ(写真中央)
ポーク・ラウラウ(写真中央)

ハワイアン料理になくてはならない代表的なメニューが「ラウラウ」です。ルアウ(タロイモ)の葉で豚肉と白身魚を包み、時間をかけてじっくり蒸したもので、中のお肉や魚がジューシーなのが特徴。まわりの葉もしんなり柔らかくなっていて、一緒に食べるとおいしさが増すんです!ちなみに「ラウ」とは「葉」を表すハワイ語で、ラウラウと重ねることで葉の意味を強調していると言われています。

ポイ(写真右上)※ここから時計回りにご紹介します
ポイ(写真右上)※ここから時計回りにご紹介します

古代ハワイアンの主食で、タロイモを蒸してすりつぶしたもの。栄養価がとても高く、消化も良いヘルシーな食べ物です。とろっとして粘り気があり、味はそれほど強くないので、ロコはロミサーモンやカルアピッグと一緒に食べることが多いようです。

スクイッド・ルアウ
スクイッド・ルアウ

ルアウの葉を蒸して、ココナッツとイカを混ぜ合わせたハワイアンシチュー。緑色の見た目に驚く人もいるかと思いますが、やさしいココナッツ風味とイカの出汁が相まって想像以上に深い味わいが魅力。ほんのり感じる甘さも絶品です。

チキン・ロングライス
チキン・ロングライス

ショウガやニンニクが利いたスープで、緑豆の春雨とたっぷりのチキンを煮込んでいて、ローカルフードの定番として大人気。中国からの移民の食文化にルーツがあるといわれています。

カルアピッグ
カルアピッグ

ハワイの伝統的なルアウに欠かせないのが、土中に作られたかまど(イム)で豚を丸ごと蒸し焼きにした「カルアピッグ」。柔らかくスモーキーな豚肉を細く割いていただきます。ポイやライスと一緒に食べることが多いため、ちょっと濃いめの味付けになっています。ビールのおつまみにも最適!

ロミサーモン
ロミサーモン

角切りにしたトマトとオニオンに、塩漬けのサーモンを混ぜ合わせたもの。濃厚なサーモンとトマトのさっぱりした味わいが絶妙なバランスで、そのままでも、ポイと一緒に食べても美味!ちなみに「ロミ」とはハワイ語で「揉む・混ぜ合わせる」などを意味する言葉です。

ハウピア&紫芋
ハウピア&紫芋

ハウピアは、ココナッツミルクで作られたハワイの代表的なスイーツ。甘すぎず、少し固めのプリンのような食感がたまりません。ホクホクの蒸し紫芋は、自然の甘さを感じながらいただきます。

地元の人々が足繁く通う理由は多彩なローカルメニュー

ロコモコ $17.95(フライドライス +$4.45)
「ロコモコ」 $17.95(フライドライス +$4.45)

伝統的なハワイアンフード以外にも、バラエティ豊かなメニューを揃えているのが「ハイウェイ・イン」の人気の理由。ボリューム満点のロコモコは、ホームメイドの大きなビーフパティ、そしてとろとろの目玉焼きが独自のグレイビーソースと絡まってクセになるおいしさ!卵はハワイ産の新鮮なものを使用しているほか、ライスは白米、玄米、フライドライスから選べるのもうれしいポイントです。

ハワイアンスタイル・リム・ポケボウル  $マーケットプライス(撮影時価格は$17.95)
「ハワイアンスタイル・リム・ポケボウル」 $マーケットプライス(撮影時価格は$17.95)

ハワイで絶対に食べたいローカルフードといえばポキ!リム(ハワイの海藻)、スパイシー、醤油セサミの3種類からお好きなポキを選んでポキ丼にすることもできますよ。シャキシャキのリムとなめらかなマグロの相性はバツグンで、ひとくち食べたら止まりません!

朝食メニューも豊富!平日の15時から18時はお得なパウハナタイムも

バターミルクパンケーキ $13.95、POG(パイナップル・オレンジ・グアバ)ジュース $2.95
「バターミルクパンケーキ」$13.95、「POG(パイナップル・オレンジ・グアバ)ジュース」 $2.95

朝9時30分から営業しているカカアコ店では、12時までオーダーできる朝食メニューも豊富(日曜は15時の閉店までオーダー可能)。真っ白なハウピアソースにマカダミアナッツとストロベリーがトッピングされたバターミルクパンケーキは、フォトジェニックな見た目に朝から気分が上がります。ふわふわのパンケーキとココナッツ風味のハウピアソースは甘すぎず、口の中でとろけるような食感が特徴です。

ミモザ・フライト $25
「ミモザ・フライト」 $25

パンケーキと一緒にオーダーしたいブレックファストカクテルは「ミモザ・フライト」。スパークリングワインをリリコイ、POG(パイナップル・オレンジ・グアバ)、オレンジ、グアバジュースとミックスして、4種類のミモザを味わえる朝食時限定ドリンクです。朝からリゾート気分を楽しんでみてはいかがでしょう?

行列ができることも多い人気店ですが、9時30分の開店から11時前、そしてランチ後の14時〜15時は比較的空いているので、その時間帯を狙うのもあり。また、月曜から金曜の15時〜18時は、パウハナタイム(ハッピーアワー)で、ププやカクテルが$2オフになるので、お見逃しなく!

ハワイで3代続く本格的なハワイアンフードの名店「ハイウェイ・イン」。メニューの多くが、75年前の創業時のままのレシピで提供されているそうです。今回ご紹介したカカアコ店のほかに、ワイパフ店、ビショップ博物館内のカフェもあるので、ぜひ次のハワイ旅行で試してみてくださいね。

■ハイウェイ・イン・カカアコ
住所:680 Ala Moana Blvd. #105
TEL:808-954-4955
営業時間:9時30分〜20時(金・土曜は~20時30分、日曜は〜15時)
定休日:なし

TEXT:るるぶ情報版編集部
PHOTO:宮澤 拓

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