「ナーディル・ギュル 松屋銀座店」でトルコの伝統菓子“バクラヴァ”をお買い上げ♪

「ナーディル・ギュル 松屋銀座店」でトルコの伝統菓子“バクラヴァ”をお買い上げ♪

食・グルメ ショッピング スイーツ トルコ お菓子 焼き菓子
るるぶ公式Twitter るるぶ公式Facebook るるぶ公式LINE はてなブックマーク Pocket

トルコのお菓子・バクラヴァをご存知ですか?薄い生地にナッツをはさんで焼き上げ、シロップをかけた甘いスイーツで、オスマン帝国時代から伝わる伝統菓子です。トルコには多くのバクラヴァを販売する店がありますが、そのなかでもトルコ第2の都市イスタンブールに店を構える「ナーディル・ギュル」は、“バクラヴァの王様”と称されるほど有名な高級老舗ブランドです。イスタンブールに1店舗しかないため、激レアな遠い異国のお菓子でしたが、2022年に海外1号店として「松屋銀座」にオープンしました。老舗の名店が作る”バクラヴァ”の魅力に迫ります!

Summary

バクラヴァとはどんなお菓子?

トルコの伝統菓子・バクラヴァは、フィロ(薄いパイ生地)にピスタチオやクルミなどのナッツ類を敷き詰め、その上にパイ生地を重ね、バターシロップを塗って焼き上げたお菓子です。その歴史はオスマン帝国時代まで遡り、歴代の皇帝が暮らしたトプカプ宮殿の調理室で発展したといわれます。朝食やおやつ、そして冠婚葬祭といったさまざまなシーンで食べられてきたバクラヴァは、現在もトルコの国民的スイーツとして愛されています。

海外初出店!トルコの老舗バクラヴァ店「ナーディル・ギュル」

「ナーディル・ギュル 松屋銀座店」。隣にはトルコの高級チョコレートブランド「divan(ディヴァン)」もある
「ナーディル・ギュル 松屋銀座店」。隣にはトルコの高級スイーツブランド「divan(ディヴァン)」もある

イスタンブールにある「ナーディル・ギュル」は、1843年の創業以来、180年以上にわたりバクラヴァを作り続けている老舗ブランド。ほとんどの工程を昔ながらの手作業で行う職人気質のお店でもあります。イスタンブールのカラキョイ地区に1店舗のみ構えているということは、歴史と伝統を大切にしたこだわりをもつ証といえます。

創業家5代目であり会長のナーディル・ギュル氏と6代目のムラット・ギュル氏が伝統の味を継承している
創業家5代目であり会長のナーディル・ギュル氏と6代目のムラット・ギュル氏が伝統の味を継承している
ガラスのショーケースに並ぶバクラヴァ
ガラスのショーケースに並ぶバクラヴァ

伝統の味を世界に向けて発信する記念すべき第1号店として、2022年に銀座の老舗百貨店「松屋銀座」にオープンしました。さっそく地下食品売り場へ行ってみると、スイーツや惣菜などこだわりのショップが並ぶなかで、トルコ石のような高級感あふれるグリーンカラーが目印の「ナーディル・ギュル」を発見しました。

ガラスのショーケースの横には、バクラヴァ作りに欠かせない生地を伸ばす綿麺棒や、ボスポラス海峡にそびえる乙女の塔、そして「ナーディル・ギュル」がある新市街のシンボル、ガラタ塔の置物が飾られています。イスタンブールを旅したことがある人は親しみを感じるのではないでしょうか。

ナッツぎっしり、サクサクパイ生地の甘美な伝統菓子をいただきます

ピスタチオバクラヴァ(写真上)、くるみバクラヴァ(写真下)4個入り各1944円。パッケージには5代目ナーディル・ギュル氏の顔が描かれている
(写真上)「ピスタチオバクラヴァ」4個入り1944円、(写真下)「くるみバクラヴァ」4個入り 1728円。パッケージには5代目ナーディル・ギュル氏の顔が描かれている

「ナーディル・ギュル」では、熟練した職人のみがパイ生地を薄く伸ばす作業を任されています。使用する麺棒にもこだわりがあり、生地が崩れにくく、丈夫な梨の雄の木で作られています(木の生息地は企業秘密)。伸ばしきった生地はの薄さは約0.2mmで、あまりの薄さから透けて見えるほど。日本にはこの生地を作れる職人がいないため、イスタンブールで作って、日本の工房で最終的な仕上げが行われます。

その作業は、土台となるパイ生地を敷き、その上にナッツをたっぷりとのせ、さらに生地を何層も重ねていくというもの。ひと口サイズにカットし、バターシロップをかけて生地になじませたらオーブンで焼き上げ、仕上げにシュガーシロップをかければ完成です。注目すべきは、サクサク&パリっとした食感を生み出すために40層にもなる極薄のパイ生地と、トルコ産の上質なナッツの組み合わせ。そして、現地と変わらぬレシピを日本で味わえること。

トルコはピスタチオやクルミの産地としても知られる
トルコはピスタチオやクルミの産地としても知られる

こちらが定番人気の「ピスタチオバクラヴァ(4個入り)」。箱を開けてみると、バターシロップの甘い香りが広がり、幸せな気分になります。

トルコはピスタチオの生産量が世界トップクラスを誇り、とりわけ南東部の街・ガジアンテップで収穫されるピスタチオは上質で香りがよく、名産物として知られています。「ナーディル・ギュル」で使用するピスタチオは、成熟した濃い味わいを保つため、同じ木では2年に一度しか収穫しないというこだわりがあります。

トルコ北東部のクルミの名産地・シェビンカラヒサル産のクルミを使った「くるみのバクラヴァ」は、ピスタチオに続く人気商品です。シェビンカラヒサルのなかでも、もっとも適した栽培地域から収穫する高品質のクルミを使っています。

ピスタチオパレスバクラヴァ(左)、くるみパレスバクラヴァ(右)3個入り各1728円
(写真左)「ピスタチオパレスバクラヴァ」3個入り1944円、(写真右)くるみ入り「パレスバクラヴァ」3個入り1728円

ピスタチオとクルミLOVER必食のバクラヴァ「パレスバクラヴァ」を紹介します。通常のバクラヴァはナッツがそれぞれ約14%入っていますが、円形にカットされた「パレスバクラヴァ」はぎっしりと32%含まれています。パイ生地は4層ですが、その分、上質なナッツのうま味を存分に堪能できます。

ピスタチオバクラヴァ(左)とくるみパレスバクラヴァ(右)
(写真左)「ピスタチオバクラヴァ」と(写真右)クルミ入り「パレスバクラヴァ」

トルコ紅茶のチャイをお供に、自宅でバクラヴァタイム。
「ピスタチオバクラヴァ」は、上のパイ生地のパリサク感、バターシロップをたっぷり染み込んだピスタチオの濃厚でまろやかな味わい、下のパイ生地のジューシーさがすごい!この3つが絶妙なバランスを生み出します。日本のスイーツに比べて甘さが際立ちますが、一度食べるとクセになりますよ。

「パレスバクラヴァ」は、見るからにクルミがボリューミー。口に入れた瞬間にクルミとバターの芳醇な香りが広がり、噛むごとにクルミの風味と甘さが一層感じられる、ぜいたくな一品です。

食べる前にバクラヴァを逆さにしておくと、バターシロップが全体に行き渡りより風味豊かな味わいになるので、ぜひ試してみてください。

手みやげなら「松屋銀座限定ボックス」はいかが?

「松屋銀座」の建物がデザインされたボックス缶
「松屋銀座」の建物がデザインされたボックス缶
「松屋銀座限定ボックス」6個入り3780円
「松屋銀座限定ボックス」6個入り3780円

「ナーディル・ギュル」のバクラヴァは常温で約3週間程度日持ちします。そのため、手みやげや贈り物にぴったり。特に「松屋銀座限定ボックス」は、松屋銀座の建物がデザインされた缶に「ピスタチオバクラヴァ」、「くるみバクラヴァ」、「パレスバクラヴァ」がそれぞれ2個ずつ入った大人気商品。東京・銀座とトルコ・イスタンブールのコラボを楽しめるアソートセットです。

「オリジナルトートバック」1991円にバクラヴァを入れてお持ち帰りするのはいかがでしょうか。シンプルなデザインなのでお弁当入れに、ショッピングにと活躍しそう。

180年以上の歴史を誇る、トルコの老舗バクラヴァブランド「ナーディル・ギュル」。海外第1号となる「ナーディル・ギュル 松屋銀座店」で、トルコの伝統の味を楽しんでください。


Text:木村秋子(editorial team Flone)
Photo:yoko

●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。


るるぶ公式Twitter るるぶ公式Facebook るるぶ公式LINE はてなブックマーク Pocket
記事トップに戻る

この記事に関連するタグ

編集部のおすすめ

ページトップへ戻る

検索したいキーワードを入力してください