食・グルメ
2023.11.08
【東京・自由が丘】揚げまんじゅうの名店「御門屋」のカフェがオープン！「MIKADOYA CAFE」の、おいしい“あんこ”や“揚げまんじゅう”を使った創作和スイーツでほっこり
2023年10月23日、自由が丘駅正面口からすぐのメープル通りにある和菓子店「御門屋（みかどや）自由が丘店」の2階に、「MIKADOYA CAFE（みかどやかふぇ）」がオープン。テーマは“ おいしい喫茶”。御門屋名物の「揚まんじゅう」や、こだわりの“あんこ”を使った創作和スイーツが揃います。和菓子店が運営するカフェならではの、おいしくてほっこり和むメニューをレポートします。
“まる”をモチーフにした和やかな店内
再開発が進む東京・自由が丘の駅前。2022年8月、駅正面から延びるメープル通りに移転した「御門屋 自由が丘店」。その2階に「MIKADOYA CAFE」がオープンしました。階段を上がって2階の店内に入ると、目に飛び込んでくるのは、たくさんのまあるい和紙の照明器具。ぼんぼりのような昼光色や桃色の光が、店内を彩っています。スツールやテーブルも“まる”をモチーフにしたデザインで、明るく和やかな雰囲気で満たされています。
店内奥は、くつろぎ感たっぷりのベンチスタイルの席。
階段を上がってすぐのところには、おだんご型のカタチがユニークなハイテーブルとスツールの席があります。
“あんこ”のおいしさが抜群のカフェメニュー
「御門屋」は目黒の地蔵通りに本店を構え、おかきや揚まんじゅうが有名な昭和27年（1952）創業の和菓子店。人気の揚まんじゅうに使用される“こし餡”は、色・コク・香りともに高い評価を受けている北海道産の希少ブランド「しゅまり小豆」で作られています。
上品な甘さに仕上げられた“こし餡”をたっぷり塗って、仕上げにバターをのせた「あんバター」500円は、「MIKADOYA CAFE」の一押しスイーツ。
パンは作りたて、焼きたてにこだわる自由が丘のベーカリー「MONTO-NOM（もんのん）」特製の、ここでしか食べられないオリジナルパン。香ばしくさっくりとした円形のパンに、なめらかな“こし餡”、その上でとろけるバター。あんこそのもののおいしさが際立っているのですが、三位一体の甘じょっぱさは悪魔的です。テイクアウトもできますよ。
バニラアイスの上に、温かい「揚まんじゅう」が丸々1個、さらに“こし餡”ものっているのが「揚げみつアイス」480円。温かな「揚まんじゅう」の熱で、アイスがとろけるところをいただきます。温かくて冷たくて甘〜い！おいしさが口のなかいっぱいに広がります。きめ細かな“こし餡”とバニラアイスも好相性ですね。
「あんこラテ」750円は、御門屋特製の“こし餡”を温かなミルクで溶かした飲むあんこ。
「このきれいな紫色は、“しゅまり”で作る餡だから出せる色なんです」とスタッフの田沼彩乃さん。やさしい甘さで、ほっこり和む味わいです。ラテには串に刺さった小さな白玉が添えられていて、グラスの底に沈んでゆくあんこを、白玉でくるくる混ぜながらいただきます。最後はグラスの底に残ったあんこを、モチっとやわらかな白玉に絡めて味わいましょう。添加物のないピュアな味は、後口がいいのも魅力です。
「揚まんじゅう」が人気の「御門屋」では「age TRICO（あげとりこ）」というスイーツブランドがあります。串に刺さった3個並びの”あげだんご”は、それぞれがひと口サイズ。だんごの中には、白餡をベースにしたフルーツ餡が入っています。
その「AGE TRICO」を使ったカフェメニューが「チョコがけあげだんご」400円。まあるいだんごの中に入っているのは、左からリンゴ餡、みかんピールの餡、桃餡。チョコレートのソースがかけられていて、アンズやパイナップル、メロン、ミカンなどのドライフルーツが添えられています。しっとりとした“あげだんご”とフルーツのコンビネーションが楽しめます。
ハンドドリップコーヒーやオープンサンドもおすすめ
「MIKADOYA CAFE」は、甘味だけでなく、コーヒーもハンドドリップで香り高く入れてくれます。コーヒー豆は、世界中の農園から買い付けたコーヒー豆を、浅煎りから深煎りまでさまざまな焙煎で提供する「OBSCURA COFFEE ROASTERS（オブスキュラ コーヒー ロースターズ）」のものを使用。現在は深煎りの「グアテマラ」ホット650円、アイス680円、中煎りの「コスタリカ」ホット650円、アイス680円、浅煎りの「エチオピア」ホット700円、アイス730円の3種を提供中です。
軽食メニューとしては「バジルポテトのオープンサンド」600円もおすすめ。 「MONTO-NOM」のパンの上に、オーガニックのバジルを利かせたハッシュドポテトとチーズをのせ、こんがり焼き上げたオープンサンドです。
あんこ系のメニューにぴったりの「ほうじ茶ラテ」は、ホット700円とアイス750円があります。
ベンチに座って見上げれば、和紙を通したやわらかな光が降り注いでくるよう。テーブルにも灯りが映り込み、幻想的！やさしい光に包まれながら、おいしい甘味を味わい、ゆったり過ごせます。
和やかな雰囲気に包まれた「MIKADOYA CAFE」。あんこ好きならぜひぜひ、そうでなくてもぜひお出かけください。
「MIKADOYA CAFE」があるのは、東急東横線自由が丘駅から徒歩2分ほど。駅正面から延びるメープル通りに面しています。
https://www.instagram.com/mikadoya_cafe
Text：YUKO
Photo：EIJI
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