【台湾現地レポ】ローカルなおみやげやグルメが揃う!「南門市場」がリニューアルオープン!

【台湾現地レポ】ローカルなおみやげやグルメが揃う!「南門市場」がリニューアルオープン!

台湾 市場・マーケット 食・グルメ おみやげ ショッピング 点心
Twitter Facebook LINE はてなブックマーク Pocket

台北でも長い歴史を持つ伝統市場「南門市場(ナンメンスーチャン)」が今年10月、リニューアルオープンしました!MRT中正紀念堂駅の真上とアクセス抜群、新しい施設で快適にお買い物ができ、平日から多くの人で大賑わいです。今回は、約250店舗が入ったこの新しい南門市場で買うことができる、おすすめみやげをご紹介します!

Summary

ガラス張りピカピカの建物の中で、新しい市場体験を♪

リニューアルした南門市場は、MRT中正紀念堂駅の真上にあるこの現代的な建物の中にあります。駅の2番出口を出たらすぐ横が入口で、将来的には駅直結になる予定。ちなみにこの一帯はMRTの新路線を開通させるために再開発しており、その関係で市場の入る建物も建て直されました。

市場は建物の地下1階~地上2階まで。地下1階は野菜・果物などの生鮮食品、1階は乾物や加工食品、2階は百貨(衣類・雑貨)とフードコートです。写真は2階の百貨エリアの休憩スポット。駅前の風景を眺められ、ひと休みにぴったりです。3階より上は台北市役所の関連事務所などが入っています。

2階のフードコートも午前中から大盛況です。中でも牛肉麺が看板メニューの「合歡刀削麵館(ハーフアンダオシャオミェングァン)」が一番人気で、オープン前から行列が!ほかには豆花のお店も人気だそう。ご飯の時間になるとかなり混雑しそうなのでご注意を。

2階の百貨売り場前には、金ぴかの仏像が鎮座。通りすがりに手を合わせていく人もいて、地元の人たちの生活が垣間見えるのも面白いです。南門市場は100年以上の歴史をもつ市場で、移転やリニューアルを重ねながら、今の姿になっています。場所や建物は変われど、地元の人たちにずっと愛され続けている市場です。

南門市場のおすすめ3軒をご紹介!

それでは、今回は1階にある店舗の中から、おみやげ選びにおすすめのお店3軒をご紹介します。市場は月曜休みなので、そこだけ注意してくださいね!

上海点心の「上海合興糕糰店」

「上海合興糕糰店(シャンハイハーシンガオトゥアンディエン)」は上海の点心の老舗。マントウや蒸しパン、おもちのようなデザートを売っています。場所はMRT2番出口から一番近い入口から入ると目の前。営業時間は8~18時。

店頭で作っている様子が見られ、飛ぶように売れていくのが「鬆糕(ソンガオ)」1個NT$50。ホクホクと湯気を上げる様子が何とも美味しそう!蓬莱米という台湾産のお米と砂糖が原料で、中に餡を入れて蒸したものです。つぶつぶ食感で、優しい味。常温で2日もち、冷凍も可。もちろん、その場で熱々も食べましょう!

生地は原味(オリジナル)、紅豆(小豆)、芝麻(ごま)など5種類から、餡は豆沙(潰した小豆)と芝麻(ごま)の2種類から組み合わせて選べます。1個NT$50ですが、5個買うと1個無料。日本語が少しわかる店員さんもいるので、迷ったらおすすめを聞いても◎

もうひとつの人気商品が「千層饅頭(チェンツァンマントウ)」4個入りNT$150です。マントウのミルフィーユ!?なこの商品、生地には小豆、チーズ、カスタード、タロ芋ペーストの4層が挟まっています。すごく甘いのかと思えば実際はちょうどいい甘さ!お店のマントウは常温保存では1日、冷蔵は3日、冷凍だと1か月もつそう。直前に買って持ち帰り冷凍すれば、日本にいながら台湾風朝ご飯を楽しめちゃいます!

ドライフルーツなど乾物の「大連食品」

少し奥に進むとあるのが「大連食品」です。ナッツやカラスミ、ドライフルーツなど、いろいろ揃ってとても便利。営業時間は7~19時。

ズラリと並ぶドライフルーツの中でも一番人気は愛文マンゴー(右)とパイナップル。どちらも砂糖は一切加えておらず、自然の甘みなのですが、とっても濃厚!一番小さいサイズはNT$150で、もちろん試食も可。青マンゴーやグァバも人気商品だそうです。

花生酥(ファシェンスー)は今や日本人観光客のおみやげの定番になりつつある、離島・澎湖(ポンフー)名物のピーナッツ菓子。ほろほろ、しっとり、優しい味が人気です。スーパーなどでは手に入らないのですが、ここ「大連食品」では、2大ブランド両方を大量に仕入れているので、いつでも買えるのが嬉しい!NT$100とNT$150の2サイズがあります。

ナッツ系では、黒ピーナッツの黒金剛(ヘイジンガン)NT$200や、ピリ辛の椒麻花生(ジャオマーファシェン)NT$150も人気だそう。

店頭で接客する蔡(ツァイ)さんは、お店の2代目。店名の「大連」は地名と思いきや、1代目のお父さんのお名前だそう。日本語も少し話せて、とてもフレンドリーですので、楽しく買物ができますよ!

チマキの「立家湖州粽」

「立家湖州粽」は、買ったチマキを真空パックにしてくれるサービスがあり、数々の賞を受賞しているチマキの名店。営業時間は8~18時。

お店の湖州チマキは台湾でよく見かける三角形ではなく、長細いのが特徴。つぶつぶした食感のもち米が美味しいです。肉類が入っていると日本に持って帰ることができないので、おみやげにする場合は甘い系かベジタリアン系のものを選びましょう。

おすすめの湖州豆沙粽(フーゾウドウサーゾン)NT$60は中に潰した自家製あんこがたっぷりで甘さはひかえめ。素猴頭菇粽(スーホウトウグーゾン)NT$65はキノコがメインのベジタリアンチマキ。名前の最初に「素」とあるのはベジタリアンですよ。湖州チマキは、食べるときは弱火で20分茹でるか、蒸してください。

お店にはお惣菜もいろいろ売っているので、お腹がすいたら買ってフードコートや休憩スペースで食べるのもOK!

伝統市場というと外国人観光客には敷居が高いように思うかもしれませんが、リニューアルした「南門市場」は明るく清潔、オープンな雰囲気があります。市場が初めての人にも入りやすいと思うので、リニューアルしたこの機会にぜひ、買物と市場ならではの雰囲気を楽しんでください!

■南門市場(ナンメンスーチャン)
住所:羅斯福路一段8號
TEL:02-2321-8069
営業時間:7~19時
定休日:月曜

もっと知りたい!るるぶ台湾'24 発売中

↓↓↓台湾の観光情報をもっと知りたい方はこちら!↓↓↓

「るるぶ台湾'24」表紙画像

Text/Photo:栗原怜里(台北ナビ)

●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

Twitter Facebook LINE はてなブックマーク Pocket
記事トップに戻る

編集部のおすすめ

ページトップへ戻る

検索したいキーワードを入力してください