切株みたい!かんたん蜜芋ブリュレの作り方【kyoko_plusのレシピ&テーブルコーデvol.61】
あっという間に涼しくなり、秋の食材がおいしい季節に。芋栗かぼちゃ、大好きです!なかでもサツマイモは、スイーツにもお料理にも使える万能食材。また、ダイエットの強い味方でもあります。今回は、巷で流行中の蜜芋ブリュレを、自宅で簡単に作れるよう考えてみました。バーナーさえ準備してもらえれば、あとはレンジで簡単に!ぜひ試してみてくださいね。
熟成サツマイモ!宮崎県都城市の島津甘藷(かんしょ)「紅はるか」
「島津甘藷」は、宮崎県都城市で育ったサツマイモ。島津=鹿児島県のイメージが強いですが、島津家の発祥は都城にあると言われていることから、この名前が付けられました。
こちらのサツマイモの品種は紅はるか。甘味が強く、ねっとりとした味わいです。
まるまるとしたフォルムは、いかにも栄養たっぷりです。
こちらのサツマイモは、専用貯蔵施設で40日間じっくりと熟成されたもの。寝かせることで、でんぷんが糖へと変化し、甘味が一段と強くなるのです。
レンジで簡単ふかしいも
焼き芋の作り方はいろいろありますが、今回はレンジのみを使った簡単な作り方をご紹介します。
①サツマイモを洗います。
②キッチンペーパーで包み、水で濡らします。
③ラップでぴっちりと覆い、600wのレンジで2分、200wのレンジで15分加熱します。
途中で上下を返すとまんべんなく火が通ります。
レンジだけなのに、ほっくり焼き芋の完成!
サツマイモのでんぷんは70℃で糖に変わります。
600wで一気に70℃まで上げた後、その温度を保ちながらじっくり火を通すのが、パサつかずに仕上げるポイントです。
【レシピ】切株蜜芋ブリュレ
材料/【切り株蜜芋ブリュレのレシピ】サツマイモ中サイズ(約300g)1本分
✓サツマイモ…1本 ✓薄力粉…小さじ1 ✓コーンスターチ…小さじ2 ✓牛乳…140ml ✓卵黄…1個 ✓グラニュー糖…30g ✓バニラビーンズペースト…小さじ1 ✓有塩バター…5g |
1.
ふかしたサツマイモを、2cmの輪切りにします。
2.(レンジでカスタードクリーム)
①薄力粉とコーンスターチを耐熱のボウルに入れ、600wのレンジで1分加熱します。
②分量の牛乳のうち、20mlほどを加え、粉を溶きます。
卵黄とグラニュー糖を加えて混ぜます。
③バニラビーンズペースト(もしくはバニラオイル)を加え、さらに混ぜます。
④残りの牛乳を加え、ラップはせずに、600wのレンジで6分加熱します。
(2分おきに扉を開け、泡だて器でまんべんなく混ぜること!)
⑤十分にとろみがついたら、有塩バターを加え、泡だて器で混ぜます。
⑥下にラップを敷いて、裏ごしします。
(しなくても大丈夫ですが、裏ごししたほうが、口当たりがなめらかになります)
ラップでぴっちりと包んで、冷蔵庫で冷やします。
⑦カスタードクリームを絞り出し袋に入れ、輪切りにしたサツマイモに絞り出します。
グラニュー糖(分量外)を上から振りかけます。
⑧バーナーで砂糖が溶けて茶色く色づくまで炙ります。(カラメリゼ)
表面が固まったら、粉砂糖(分量外)を振って完成です!
シックなスタイリング
今回のスタイリングのテーマは「シック」。
コンクリート超の壁紙を下に敷き、お気に入りの雑誌を映り込ませて。
月桃のドライフラワーもこの時期重宝しています。
秋の陽ざしを少しだけ入れるのもポイントです。
今回のレシピで絶対必要な、ガスバーナー。
ホームセンターはもちろんのこと、100円ショップでも手に入るので、ぜひ1本準備してほしいアイテムです。
クレームブリュレにはもちろんのこと、マヨネーズやグラタンを炙ったりと、お料理の幅も広がります。
表面のパリパリは、時間を置くと溶けてくるので、食べる直前にカラメリゼしてくださいね!
おうちでブリュレ、ぜひお試しあれ!
photo:kyoko_plus
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