【うなぎパイファクトリー】静岡の銘菓「うなぎパイ」の工場見学へ!オリジナルスイーツやおみやげも
静岡みやげの定番として、全国的にも知られている「うなぎパイ」。静岡県浜松市にあるうなぎパイのメイン工場「うなぎパイファクトリー」では、工場見学のほかにも、オリジナルのフードメニューやスイーツを堪能することができます。おいしくて楽しい「うなぎパイファクトリー」でのおすすめの過ごし方をご紹介します。
Summary
うなぎパイファクトリーってこんなところ
静岡県浜松市にある「うなぎパイファクトリー」は、1887年創業の菓子店・春華堂(しゅんかどう)が手がける、「うなぎパイ」のメイン工場です。
人気の工場見学は、自由見学・コンシェルジュ付きツアー・窯出しうなぎパイツアーの3種類。誕生以来、製法も味も変えていないといううなぎパイの、おいしさの秘密をのぞき見ることができます。
うなぎパイ各種をはじめ、ここでしか買えないオリジナルグッズにも出合える、ファクトリー直営売店もお見逃しなく。
一人で行っても、みんなで行っても楽しい「うなぎパイファクトリー」のみどころをご紹介します。
うなぎパイファクトリーへのアクセス
電車を利用する場合、最寄り駅のJR高塚駅からタクシーを利用して約20分。
車を利用する場合、東名高速道路浜松西ICを降りてすぐの交差点を右折、南に向かって約8.5km直進。「技術工業団地西」交差点を左折し1kmほど進むと、うなぎパイの看板が見えてきます。
駐車場(30台/無料)に車を停め、建物に沿って歩くと工場の入口に到着です。
発見がいっぱい!工場見学ツアー
うなぎパイファクトリーの中に入ったら、まずはカウンターで工場見学の受付を済ませましょう。
工場見学は、全部で3種類。自由に館内を見学できる「自由見学(無料/予約不要/所要時間15分)」、コンシェルジュの説明を聞きながら見学ができる「コンシェルジュ付きツアー(無料/要電話予約/所要時間20分)」、焼きたてのうなぎパイを食べられる「窯出しうなぎパイツアー(500円/公式サイトから要予約/所要時間1時間)」があります。
日曜日は工場の稼働を行なっておらず、自由見学のみ。ツアーの開催要項は、公式サイトでチェックしておくと安心です。
今回は、事前に電話予約を行う「コンシェルジュ付きツアー」に参加。コンシェルジュの案内で、焼き上げから箱詰めまでの製造工程を見学していきます。
うなぎパイの生地を作っているのは、熟練のうなぎパイ職人さんたち。ひとつひとつ、手作業で生地を作り上げます。約9000層に折り重ねることで、うなぎパイ特有のサクッとした食感が生まれるそう。
春華堂のロゴマークにもある、桜の木の棒を使ってのばされた生地は、約300℃の高温の窯に運ばれます。長さ12mの窯の中で、生地が膨らんだり縮んだり。最後に秘伝のタレを塗られてツヤツヤと輝く姿は、職人さんたちの技術の結晶です。
見学中に通る「うなぎの寝床」ゾーンでは、うなぎパイの歴史や豆知識がクイズ方式で登場。思わず感嘆したり、クスッと笑ってしまったり、今まで以上にうなぎパイを身近に感じられるような工夫が凝らされています。
特大うなぎパイのモニュメントは、来場者に人気の写真撮影スペース。
工場見学の記念に、ナッツ・はちみつ入りのミニパイをいただけるのも嬉しいポイントです。
【うなぎパイカフェ】ランチや絶品スイーツに舌鼓
2階にある「うなぎパイカフェ」は、うなぎパイファクトリー直営のカフェ。旬の食材を使った食事やデザートなど、オリジナルメニューを楽しむことができます。
ふと見上げて驚きましたが、カフェの照明にはうなぎパイがズラリ!ぜひ頭上にも注目してみてくださいね。
早速、フードメニューの中から「遠州灘産釜揚げしらすの和風オムライス」をオーダー。しらすは、スタッフの方が好みの量を掛けてくれるというので驚きです。
ガーリックバターライスにトロトロたまご、浜名湖産の青海苔ソースとしらすの相性が抜群。浜松らしさを堪能できる、大満足の一皿です。
セットで付くサラダには、うなぎパイが添えられています。こちらは、砕いてサラダの上にトッピングしていただきます。
少し酸味のあるドレッシングにうなぎパイの甘く香ばしい風味がマッチし、ザクザクした食感がたまりません。自宅でも試してみたい一品です。
まるで卵焼きと見間違えるようなビジュアルの「うなぎパイの“う巻き”仕立て」。クレープ生地で、香り高いアーモンドクリームがたっぷりと巻かれ、中にはバナナとうなぎパイが隠れています。
旬のフルーツを使ったパフェは、期間限定でさまざまなメニューを楽しむことができます。
直径約30cmのパフェは、うなぎパイミニやひこうき雲を模したメレンゲ、自家製のジェラートなどが使用され、オリジナルの魅力がギュッと詰まった一杯。濃厚な風味のマロンクリームとカシスソースの組み合わせが絶妙で、夢中で食べ進めてしまいました。
【移動カフェ うなくん号】うなぎパイジェラートは必食
ファクトリーの入口付近にあるカラフルな車は、「移動カフェ うなくん号」。うなぎパイのザクザクとした食感を楽しめる自家製ジェラートは、ここでしか食べられない限定メニューです。
「うなぎパイジェラート」500円、「うなぎパイジェラート(うなぎパイナッツ)」550円、「うなぎパイジェラート(うなぎパイ V.S.O.P.)」600円の定番3種類に加え、期間限定のフレーバーも登場します。
【おみやげ】ファクトリー限定品も!オリジナルグッズが勢ぞろい
工場見学やオリジナルのフード、スイーツメニューを楽しんだあとは、入口付近にあるファクトリー直営売店へ。バラエティ豊かな「うなぎパイ」をはじめ、春華堂のお菓子、オリジナルキャラクター「うなくん」のグッズも取り扱っています。
うなぎパイの包装紙が大胆にデザインされたうなぎパイキャリーケースは、旅先でも目を引くこと間違いなし。
うなぎパイ柄が可愛い絆創膏や、うなぎパイの根付など、驚きと楽しみを同時に得られるグッズは、ファクトリー限定商品。ほかにも「うなくんストラップ」528円や「iPhoneケース」3055円など、じっくりとお気に入りを探してみてください。
盛りだくさんの楽しみが詰まった「うなぎパイファクトリー」。訪れた人はみんな、今まで以上にうなぎパイが好きになるはず。浜松を訪れた際には、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
Text:横畠花歩
Photo:森島吉直(しずおかオンライン)
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