京都・祇園八坂のスモールラグジュアリーホテル「SOWAKA」の魅力を体験!【すみずみ宿泊ルポ】

京都・祇園八坂のスモールラグジュアリーホテル「SOWAKA」の魅力を体験!【すみずみ宿泊ルポ】

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京都観光の中心地・祇園に立つスモールラグジュアリーホテル「SOWAKA(そわか)」は、歴史ある京町家の意匠と、洗練された現代建築のエッセンスが溶け合ったホテル。その魅力をご紹介します!

Summary

全23室のスモールラグジュアリーホテル「SOWAKA」

「SOWAKA」外観
「SOWAKA」外観

今回ご紹介する「SOWAKA(そわか)」は京都の祇園に位置する宿です。
街並みに溶け込んだ外観は油断すると通り過ぎてしまいそう。

「SOWAKA」本館客室
「SOWAKA」本館客室

「SOWAKA」は100年以上もの歴史をもつ老舗料亭を活用・再生した本館と、モダンジャパニーズを基調とする新館からなる、全23室のスモールラグジュアリーホテルです。
京阪本線の衹園四条駅から徒歩約10分、八坂神社まではなんと徒歩約3分という立地もうれしいポイント!

庭のもみじ越しに見える本館客室
主庭のもみじ越しに見える数寄屋造りの客室

設計を担当したのは、京町家の改修設計で豊富な実績をもつ、建築家・魚谷繁礼(うおやしげのり)さん。かつては料亭であった数寄屋建築をできるだけ残しながら、快適に過ごせるような工夫が凝らされており、伝統的な空間と現代の快適さが共存する、新たなスタイルのホテルになりました。

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「そわか」はサンスクリット語で「幸あれ」を意味する言葉。訪れる人の幸せを祈る気持ちが、「SOWAKA」のおもてなしの心に表れています。

暖簾をくぐり抜けて石畳を進むと、少し段差のあるエントランスが。

靴を脱いでホテルの中に入るというスタイルは珍しく、京都の老舗料亭の数寄屋建築ならでは!

ロビーラウンジ
ロビーラウンジの右手奥には、井戸が隠れている

ロビーラウンジは、料亭時代にはなんと台所だった場所! 今ではモダンな雰囲気のロビーラウンジに生まれ変わっています。

庭を眺めながらくつろげるラウンジスペース(イメージ)
緑を眺めながらくつろげるロビーラウンジ

ウェルカムドリンクは季節ごとに変わります。写真の左側に映るのは、京都に関する本や、数寄屋建築に関する本などを集めたライブラリー。滞在中、自由に利用することができます。

17~18時のハッピーアワーには、日本酒やノンアルコールカクテルの提供があります。

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到着すると、荷物を運んでもらう間に、まずはこのロビーラウンジでくつろぐことができます。
ウェルカムドリンクをいただきながら、数寄屋建築の本を読んでみるのも、素敵な時間の過ごし方です。


元は築100年の料亭! 本館の客室やお風呂をご紹介

「SOWAKA」はグッドデザイン賞や京都建築賞など数々の受賞歴がありますが、歴史ある料亭を取り壊しの危機から守り、地域景観と文化を保存したという点で、本館の客室は特に高い評価を受けています。

サービスは、グローバルレベルのホスピタリティで、Forbes4スターを受賞されており、温かく迎えられる心地よいサービスが受けられます。

料亭時代の茶室の名残りが
料亭時代の茶室の名残りが

まずは、「104 メゾネット茶室付」。その名のとおり、こちらは料亭時代に茶室として使われていた場所なのだそう。
現状も炉を使ってお茶を点てることが可能です。

ウェルカムアメニティ。焼き菓子は気に入ったら近所のお店で購入できるのもうれしい
ウェルカムアメニティ。焼き菓子は気に入ったら近所のお店で購入できるのもうれしい

ウェルカムアメニティとして、京都のお茶とお菓子が部屋に用意されているのもうれしい。

段を上り、2階に上がると…。

2階は檜風呂と、畳の居間でした。

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檜風呂がお部屋にあるなんて、つい長風呂してしまいそう…。夜だけでなく、朝食の前に朝風呂も楽しみ、入浴後は居間の椅子でくつろぐのがおすすめ。

そして、お風呂の奥の居間からは、庭のもみじの葉が望めます。角部屋ならではの、そして京都ならではの景色をぜいたくにひとりじめ。

全室「レプロナイザー」美髪機のセットがあります。和の雰囲気が素敵な洗面台ですが、話題の美髪機が置いてあるのはさすが! 旅先で試せるなんてうれしいですよね。

■104 メゾネット茶室付
料金:13万円~(1室2名利用の場合)※税・サービス料込、京都市宿泊税別途

次にご紹介するのは、「103 デラックス ガーデンビュー」です。

庭園を臨む客室
庭に面している客室

こちらの客室は主庭を最もきれいに眺めることができます。

料亭らしさを感じる、段差のある設え
料亭らしさを感じる、段差のある設え

上がり框(段差)を上がって客室に入ると、居間と寝室、バスルームがあります。

居間と寝室は襖で仕切ることもでき、それぞれコンパクトながら使いやすい空間です。朝起きてすぐに庭を眺めれば、すっきりと目が覚めそう。

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煤竹による割竹でこしらえられた欄間に数寄の趣を感じられます。細かな客室の意匠にも注目を!


■103 デラックス ガーデンビュー
料金:13万円~(1室2名利用の場合)※税・サービス料込、京都市宿泊税別途

最後にご紹介するのは、「107 名栗壁(なぐり)」。

写真右側の床の間は当初のまま段差がある造りになっているのに対し、左側はベッドが設えられ、どことなくモダンな雰囲気に。床の間には掛け軸を掛けるのが一般的ですが、あえてアート作品が飾られているのだとか。

客室名にもなっている、“名栗”仕上げの壁にも注目
左側の壁は、手斧(ちょうな)で殴るように削る名栗(なぐり)という伝統的な加工技術が施されたもので、モダンな空間に溶け込んでいます。
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洗面スペースには大きく窓が取られ、外の緑を眺めることができます。朝の身支度も気持ちよく過ごせそうですね。

「かづら清老舗」アメニティ イメージ
「かづら清老舗」アメニティ イメージ

気になるアメニティは、慶応元年(1865)創業の「かづら清老舗」のもの。古くから、つげ櫛や髪飾りなどを扱ってきた老舗ブランドですが、近年は、つばき油を使用したヘアケアやスキンケア商品も人気なのだそう。

アメニティセットとして、シャンプー・コンディショナー、ボディーソープ、化粧水、保湿クリーム、洗顔石けん、つばき油の用意があり、椿オイルの香りと保湿感がとてもいいんです。

スキンケア一式を持参しなくてもいいのはありがたいですよね。化粧水やクリームなどをおみやげとしても購入できます。

■107 名栗壁
料金:13万円~(1室2名利用の場合)※税・サービス料込、京都市宿泊税別途

朝食はレストラン「祇園 ろか」で京の美食に舌鼓

レストラン「祇園 ろか」内観/@SOWAKA

レストラン「祇園 ろか」では、宿泊者のみ朝食が味わえます。緑の見える大きな窓と、落ち着いた空間が印象的で、朝から心地よい空間で食事ができます。メニューは和洋2種類から選べます。

和食は、旬の食材を使った三段のお重に土鍋で炊いた熱々のご飯。鰹節のうま味たっぷりのおだしでお茶漬けにしたり、削りたての鰹節や薬味を合わせ、お好みでいただくことができます。

和食もいいけど洋食もいい!選べません…。連泊する場合は、食べ比べるのもいいですね。
メニューはあくまでも一例。内容は少しずつ変わるそうなので、詳細はチェックインの際に確認を。

■祇園 ろか(ぎおん ろか)
TEL:075-541-5324
営業時間:朝食7~10時(9時30分LO、宿泊者のみ)、ランチ12~15時(13時30分LO)、ディナー17~22時(コース19時30分LO、アラカルト21時LO)
定休日:無休

ロビーを抜けた先の廊下からは、庭園が眺められます。

散歩しているカメを見かけることも♪

水に反射する光がなんとも美しい…!

バーやルーフバルコニー、ビジター利用OKのランチをチェック

ランチ「一汁三菜」4600円

「祇園 ろか」は、ランチやディナータイムにはビジター利用が可能。京都観光の際に訪れるのもおすすめです。ランチメニューは四季を楽しむランチ限定コースと、華やかな器に彩られたランチセットの2つ。

ランチセットには炊き込みご飯が付き、テーブルのそばで盛り付けてくれます。取材時は栗とちりめんじゃこの炊き込みご飯でしたが、季節によって旬の食材が楽しめます。

人気店のため予約がおすすめですが、当日運よく席が空いていれば予約なしでも案内してもらえます。

館内にはカウンターを備えた畳敷きのバーがあります。京都の名匠が手がけた座敷を生かしつつリノベーションされた、4席のみのプライベート感あふれる空間です。現時点ではバーの利用は宿泊者限定で、予約は不要です。

■バー
TEL:075-541-5323
営業時間:17~22時
定休日:無休

本館の屋上には見晴らしのいいルーフバルコニーもあります! 京都の街並みを眺めることができ、夏には京都五山送り火や万灯会も見えるのだそう。宿泊者限定のイベントの企画が行われることもあるそうなので、チェックしてみてくださいね。


「SOWAKA」に来たら訪れたい! 京都散策へ

早朝の二寧坂
早朝の二寧坂

ホテルのある祇園・東山は、観光の中心部であり、情緒あふれる路地や歴史ある寺社仏閣など、京の“雅”を感じられる人気のエリア! 八坂神社、高台寺、花見小路通、建仁寺などの有名スポットがすべて徒歩10分圏内という、すばらしい立地です。

朝の京都の街並み
朝の京都の街並み

「SOWAKA」の特徴の一つとして挙げられる、宿泊者限定の周辺案内。 人気の観光スポット巡りはもちろん、地元の人目線の京都を見ることができるのもポイントです。

白川 一本橋(行者橋)
白川 一本橋(行者橋)

スタッフの矢島泰介さんのおすすめは、早朝の散策。 観光客で賑わう日中とは違った京都の街を歩いて見ることで、観光スポットであるとともに地元の人々の生活圏であることに気づくそうです。 また、朝の寺社仏閣はひときわ厳かで清々しい雰囲気なのだとか。

夜のあじき路地
夜のあじき路地

夜の京都もいいですよね。町家長屋の「あじき路地」では、若手作家がものづくりをしながら暮らしています。

観光客のいない街並みを歩いたり、地元の人々の日常を垣間見たりすることで、旅の思い出がいっそう深まりそう。周辺案内が付く「早朝散歩」のアクティビティもあります。早めの予約がおすすめです。

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早起きして、大勢の人で賑わっている日中とは違った朝の京都を散策し、人がいない京都の街並みを写真におさめてみては。ホテルにはレンタサイクルもあるので、天気がよければサイクリングしてみるのも楽しそう♪

 

宿から歩いて行けるおすすめの観光スポット3選

【宿から徒歩4分】漢検 漢字博物館・図書館(漢字ミュージアム)

(C)2020漢検 漢字博物館・図書館
(C)2020漢検 漢字博物館・図書館
京都・祇園にある、日本初の漢字に特化したミュージアム。映像やグラフィックの他、スタンプやゲームなどの体験型展示があり、楽しみながら漢字を学ぶことができます。館内は写真撮影OK。子どもから大人まで時間を忘れて漢字の世界を楽しめます。

【宿から徒歩7分】花見小路通

三条通から安井北門通まで、祇園地区の中央を南北に走る約1kmの通り。四条通を境に、南側には風情ある老舗のお茶屋や料亭などが立ち並んでいます。特に、四条通角の祇園を代表するお茶屋「祇園一力亭」から建仁寺までのお茶屋街は、石畳に紅殻格子や犬矢来が映え、祇園情緒を感じさせる家並みが続く人気のスポット。脇道の細い小路の散策や町家カフェでの休憩、提灯の明かりが灯る夜の景観もおすすめです。

【宿から徒歩10分】巽橋

白川 巽橋
白川 巽橋

左京区・東山区に流れる「白川」の祇園北側、新橋通りと白川南通りが重なる場所にかかる橋。石畳に町家が並ぶ風景が実に京都らしく、多数の観光客が訪れています。春になると桜が咲き誇り、より一層に風情豊かな雰囲気が楽しめます。

リアルなおすすめタイムスケジュール

【1日目】
10:00 京都駅に到着
10:30 チェックインまで京都観光へ
15:00 チェックイン。ウェルカムドリンクでホッとひと息
16:00 お部屋やホテル内のさまざまな意匠を見学
17:00 ロビーラウンジで日本酒を味わう
18:30 夕食を食べに祇園散策へ
21:00 ホテルのバーで国産のお酒を堪能
22:30 客室のお風呂でリラックスタイム
23:00 就寝

【2日目】
5:45  ホテルのスタッフの案内で巡る「早朝散歩」のアクティビティに参加
7:00  朝風呂でリフレッシュ
9:00  「祇園 ろか」で朝食をいただく
11:00 チェックアウトをして、帰路へ

いかがでしたでしょうか。古きよきものと新しいもののよさが融合した新しいスタイルのホテル「SOWAKA」。観光客で賑わう祇園の中心にありながら、一歩踏み入れるとそこには静かで穏やかな時間が流れています。

「SOWAKA」本館107号室からの景色/©SOWAKA
本館客室「104 メゾネット茶室付」からの景色/©SOWAKA

10月下旬頃からはホテルにあるもみじの葉も色づき始め、11~12月にかけて京都は紅葉の見頃を迎えます。また、冬は凛と澄んだ早朝の空気のなか散策をしたり、初夏は青もみじで彩られた庭を眺めてリフレッシュしたり、夏にはルーフバルコニーから京都五山送り火を眺めたり…と季節ごとに違った景色を楽しむことができそう。

京都らしさや、日本の美しさをひときわ感じられるホテル「SOWAKA」でとっておきの時間を過ごし
てみてはいかがでしょうか。

■SOWAKA(そわか)
住所:京都府京都市東山区下河原通八坂鳥居前下ル清井町480
TEL:075-541-5323
チェックイン:15時
チェックアウト:11時


Text:萩野奈津子
Photo:直江泰治



●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。


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