【シンガポール】みどころやグルメ、おみやげも! 最新スポット「バードパラダイス」を現地取材
2023年5月、シンガポール北部のマンダイ・ワイルドライフ・リザーブに「バードパラダイス」がオープンしました。17ヘクタールという広大な園内で世界中の鳥たちに会える、まさに楽園のような空間です。この記事では「バードパラダイス」のみどころを中心に、おすすめのレストランやおみやげをご紹介します。
Summary
- 「バードパラダイス」はこんなところです!
- 【みどころ1】 赤やピンクの鳥たちが集う「ホンリョン・ファウンデーション・クリムゾン湿地帯」
- 【みどころ2】 猛禽類の迫力満点ショー!「プレデター・オブ・ウィングス(翼を持った捕食者)」
- 【みどころ3】 悠然と泳ぐペンギンたちの入り江「オーシャンネットワークエクスプレス ペンギンコーブ」
- 鳥たちを見ながらグルメを楽しめる!おすすめレストラン&カフェ
- 【レストラン1】 ペンギンコーブ・レストラン
- 【レストラン2】 クリムゾン・レストラン
- 【レストラン3】ペンギンコーブ・カフェ&ショップ
- 鳥たちとの思い出をお持ち帰り!おみやげセレクション
- 【ショップ1】ペンギンコーブ・カフェ&ショップ
- 【ショップ2】バードパラダイス・ショップ
「バードパラダイス」はこんなところです!
かつてシンガポール西部のジュロンにあった1971年創業の「ジュロン・バードパーク」が、惜しまれつつ2023年1月に閉園。約4カ月かけてシンガポール動物園などのある北部のマンダイへ引越しをし、2023年5月に新規オープンしたのがこの「バードパラダイス」です。
ジュロン・バードパークから集められた鳥はなんと400種類・3500羽以上!鳥をテーマにしたアジア最大のパークで、世界のさまざまな生態系を反映した10カ所、8つの放し飼い展示エリアに分かれています。
餌やりやバックヤードツアーなど体験型のアクティビティも充実していて、鳥たちを間近で見られるチャンスも。訓練された“スター”が魅せてくれるプレゼンテーションとよばれるショーも見逃せません!
できれば午前中に徒歩で屋外を巡り、気温が上がる午後は屋内施設に入るのが見学のポイント。パークは広大なので、水分補給をし、適宜園内の無料シャトルを利用して無理なく回りましょう。
【みどころ1】
赤やピンクの鳥たちが集う「ホンリョン・ファウンデーション・クリムゾン湿地帯」
「ホンリョン・ファウンデーション・クリムゾン湿地帯(Hong Leong Foundation Crimson Wetland)」はコロンビアのサン・ファン・クリの滝からインスピレーションを得た高さ20mの滝をバックに、湿地帯が広がるエリア。フラミンゴやショウジョウトキなど、赤やピンクの鳥たちが集う姿は圧巻です!
上の写真は、笛の音を合図にこのエリアに餌を求めてやってくるコンゴウインコ。毎日12時にスタッフと参加者の対話型トークが行われ、コンゴウインコのユニークな性格や行動について理解を深めることができます。
ほかにも下の写真のような色鮮やかな鳥たちが見られるので、くまなく探してみてください。
【みどころ2】 猛禽類の迫力満点ショー!「プレデター・オブ・ウィングス(翼を持った捕食者)」
ワシやタカ、コンドルなどの猛禽類が繰り広げる、スピード感あふれる約20分間のショー。シロハラウミワシが獲物を捕らえる様子や、アフリカハゲコウが客席すれすれを滑空する姿など、迫力満点の内容です。午前と午後、それぞれ1回行われるので、ぜひ見逃さないで!
■プレデター・オブ・ウィングス(翼を持った捕食者) Predators of Wings
DATA
時間:10時30分、14時30分
料金:無料
【みどころ3】 悠然と泳ぐペンギンたちの入り江「オーシャンネットワークエクスプレス ペンギンコーブ」
「オーシャンネットワークエクスプレス ペンギンコーブ(Ocean Network Express Penguin Cove)」は、3000㎡という巨大水槽の中で、4種類のペンギンたちが暮らす姿を見ることができる、屋内の展示施設です。展示内の照明はペンギンの繁殖サイクルに合うように、亜南極の島々の太陽光を再現しているのだとか!
ペンギンたちはみんな仲よし。浜辺での様子を見るなら2階へ。1階ではペンギンたちがのびのびと泳ぐ姿を見られます。
鳥たちを見ながらグルメを楽しめる!おすすめレストラン&カフェ
「バードパラダイス」内にある7つの飲食店の中から、特におすすめの3店舗をピックアップ。いずれもお料理やドリンクを楽しみながら、ペンギンが泳ぐ姿や、鳥たちが飛び立つ様子を見られますよ!
【レストラン1】 ペンギンコーブ・レストラン
大きな水槽を目の前に、まるで自分も水の中にいるような気分になれるレストラン。「オーシャンネットワークエクスプレス ペンギンコーブ」の1階にあります。どこに座ってもペンギンがダイナミックに泳ぐ姿が見られますが、やっぱり水槽近くの席がおすすめ!
レストランでは地元シンガポールをはじめ、世界各国の料理をブッフェ形式で食べられます。各国のメイン料理のほか、スープ、サラダ、ご飯物、スイーツ、ドリンクまでバラエティ豊かな内容です。
■ペンギンコーブ・レストラン Penguin Cove Restaurant
DATA
時間:ランチ11〜14時、アフタヌーンティー15〜17時
休み:なし
料金:ランチ大人S$48、子ども(6〜12歳)S$28。アフタヌーンティー2名分S$48(いずれも税別)
【レストラン2】 クリムゾン・レストラン
「ホンリョン・ファウンデーション・クリムゾン湿地帯」の入口にあるレストラン。雄大な景色を背景に、地元の有名シェフ、エリック・テオ氏によるコース料理がいただけます。エリア一帯が見渡せる窓際席がおすすめ!
コース内容は、前菜とメイン、飲み物(コーヒーか紅茶)。3品コースにはさらにデザートが付きます。キングプラウンのラクサ(写真手前)はお店のシグネチャーメニューです。デザート(写真右)にあしらわれたフラミンゴのアートがかわいい!
■クリムゾン・レストラン Crimson Restaurant
時間:11時~17時30分
休み:なし
料金:2品コースS$48、3品コースS$58(いずれも税別)
【レストラン3】ペンギンコーブ・カフェ&ショップ
ペンギン好きなら必ず寄りたい、「ペンギンコーブ」2階にあるカフェ&ショップ。ショーケースには、サンドイッチやペストリー、スイーツがズラリ。座席からは浜辺をよちよち歩くペンギンが見られます!
こちらのカフェではペンギンモチーフのスイーツのほか、軽食メニューもあります。ペンギンまんは、食べるのがもったいないくらいキュート!
ペンギンがのったケーキも要チェック。「オンデ・オンデ」はパンダンリーフを練り込んだ生地にグラマラッカやパームシュガーを詰め、すりおろしたココナッツでコーティングする、マレーシアのデザートです。
■ペンギンコーブ・カフェ&ショップ Penguin Cove Café & Shop
DATA
時間:9時~17時30分
休み:なし
鳥たちとの思い出をお持ち帰り!おみやげセレクション
「バードパラダイス」のショップには他の動物園にはない、鳥をモチーフにしたオリジナルグッズが多数揃っています。水筒やレイングッズなど、現地ですぐ使えるアイテムも見つかります。
【ショップ1】ペンギンコーブ・カフェ&ショップ
前述のカフェに併設されたショップ。ぬいぐるみやおもちゃ、雑貨など、かわいらしいペンギングッズが多数揃っています。Tシャツをはじめ、キッズ用のアパレルも充実しているので、着替えを現地調達するのも便利です。
■ペンギンコーブ・カフェ&ショップ Penguin Cove Café & Shop
DATA
時間:9時~17時30分
休み:なし
【ショップ2】バードパラダイス・ショップ
「バードパラダイス」の入口近くにある総合ギフトショップ。子どもだけではなく、大人も思わず夢中になるラインナップです。
地元のアーティストとコラボした「ザ・アニマル・プロジェクト」のバードシリーズ(下記参照)は、ここでしか手に入らないグッズなので要チェック!
■バードパラダイス・ショップ Bird Paradise Shop
時間: 9~19時
休み:なし
今回紹介した見どころ以外にも、「バードパラダイス」には素晴らしいスポットがたくさん。さらに「マンダイ・ワイルドライフ・リザーブ」は東部に3つの魅力的な動物園があるので、1~2日かけて、ゆっくり訪れることをおすすめします。
■バードパラダイス Bird Paradise
アクセス:カティブ駅からマンダイ・シャトルで15分/アン・モ・キオ駅またはスプリングリーフ駅から138番バスで20~30分
住所:20 Mandai Lake Road
TEL:+65-6269-3411
時間: 9〜18時(最終入場17時)
休み:なし
料金:S$48、子供(3~12歳)S$33(チケットはオンラインにて販売)
https://www.mandai.com/ja/homepage/bird-paradise.html(日本語)
Text: 河辺さや香
Photo: 赤崎えいか
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