銀座の隠れ家カフェ「Bardon Organic Cafe」で味わう、地球と身体に優しいスイーツ

銀座の隠れ家カフェ「Bardon Organic Cafe」で味わう、地球と身体に優しいスイーツ

カフェ ヴィーガン オーガニック グルテンフリー 食・グルメ るるぶ&more.編集部
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最近、サステナブルな観点を大切にしたカフェやレストランが続々と登場している中で、「Bardon Organic Cafe 銀座店(ばーどん おーがにっく かふぇ ぎんざてん)」が銀座1丁目にオープンしました。ヴィーガン&グルテンフリーをはじめ、地球にも身体にも優しいオーガニックなスイーツやサンドイッチが楽しめます。かわいらしい空間は、忙しい日常を離れ、ホッとひと息つきたいときにもぴったりです。

Summary

小麦粉や乳製品不使用、焼かずに作るショートケーキ

銀座一丁目駅、または東銀座駅から徒歩5分。静かな路地に立つビルの1階にある「Bardon Organic Cafe 銀座店」。
店内はテーブル4卓と小ぢんまりとした空間ですが、温かみのある雰囲気。このあと紹介する「Kanae Bar」や、オーガニックのナッツなども販売しています。

写真左から「自家製アーモンドミルクのターメリックラテ」864円、「季節のRawショートケーキ」720円
(左から)「自家製アーモンドミルクのターメリックラテ」864円、「季節のRawショートケーキ」720円

カフェメニューはすべて乳製品、卵、肉類不使用。農薬・化学肥料不使用で栽培された野菜やフルーツ、フェアトレードのナッツなどを使うことを心がけているほか、化学調味料や保存料などの添加物を一切使わず、お店で一つひとつ手作りしているというこだわりよう。

今回は「季節のRawショートケーキ」をいただきました。季節ごとに契約農家さんから直接届けられる無農薬のフルーツを使用していて、取材時はイチジクでした。

「Rawケーキ」とは、焼かずに作るケーキのことで、オーブンなどで加熱しないため、食材に含まれるビタミンやミネラル、酵素が損なわれないのが特徴。内側からきれいになれるといわれているケーキなんです。
生地のベースになっているのは、自家製アーモンドミルクを絞った際に出るアーモンドパルプや、スーパーフードとしてもおなじみのデーツ。どこか素朴な味わいで、食物繊維がたっぷり含まれているのもうれしいポイント。

ココナッツミルクやカシューナッツなどで作られたクリームはなめらかでコクがあり、イチジクの上品な甘さを引き立てています。
12月からはイチゴを使ったショートケーキが登場する予定とのこと。こちらも楽しみです!

「自家製アーモンドミルクのターメリックラテ」に使用するアーモンドミルクは、生のアーモンドをじっくり浸水させて、発芽する瞬間まで栄養を蓄えた“発芽ナッツ”とよばれる状態にしてから、毎日使う分だけ絞ります。

ターメリックのほかに、ショウガやシナモン、カルダモンなどさまざまなスパイスが入ったホットドリンクで、いい香り!
体の中からぽかぽかと温かくなるので、これから寒くなる季節にぴったりです。アーモンドミルクがなくなり次第終了なので、お早めにどうぞ。

卵を使わない“ヴィーガン風卵サンド”に感動!

左から「ビーツのデトックススープ」432円、「ヴィーガン卵風サンド」432円
(左から)「ビーツのデトックススープ」432円、「ヴィーガン風卵サンド」432円

もちろん、サンドイッチもグルテンフリー&ヴィーガン仕様です。
おすすめは、無農薬玄米100%の生地に、デトックス効果が期待できる麻炭を練り込んだ自家製パンに、手作りの“ヴィーガン風卵”や茨城にある自社農園で育てた野菜をはさんだ「ヴィーガン風卵サンド」。
一般的に、米粉を使ったパンは時間が経つと味わいや食感が損なわれることが多いといわれていますが、このパンは長時間経ってもふっくらしているのが特徴です。

気になる“ヴィーガン風卵”は、お豆腐とカボチャ、硫黄の香りが特徴的なブラックソルトで卵の風味や食感を再現しています。
「本当に卵を使っていないの!?」と驚くほど、卵そっくり。

ビーツの甘さが際立つ「ビーツのデトックススープ」。
トッピングされた“自家製ヴィーガンサワークリーム”は、なんとカシューナッツで再現。レモン汁やリンゴ酢などを加え、サワークリームの濃厚さや程よい酸味を表現しているそう。

海外でも話題!「Kanae Bar」でオーガニックやヴィーガンフードを気軽に楽しむ

オーナーの勝田佳捺絵さんは、学生時代に留学したイギリスのホームステイ先のお母さんとの出会いをきっかけにヴィーガンの価値観に触れ、興味を持つようになったそう。

畜産と自然破壊との関係性や、食品添加物、農薬などがもたらす健康被害などについて考えるようになり、自身の食生活を見直したところ、それまで悩まされていた肌荒れや頭痛などが解消したのだとか。

「kanae bar」
「Kanae Bar」

この体験から、地球にも身体にも優しくて、手軽に食べられるスイーツを作れないかとオーガニックのドライフルーツやナッツを使った「Kanae Bar」を作ったところ話題になり、今では海外にもファンがいるほど!

今回ご紹介したのはメニューのほんの一部。
勝田さんの目的は、肉食を否定するのではなく、選択肢の一つとして植物性の食事を提案すること。
おいしくて、身体の内側から美しく健康になれるものをと、何度も試作をして誕生したメニューの数々は、100%植物性とは思えないほど満足度が高いものばかりです。
ヴィーガンの人はもちろん、スイーツファンも気に入ること間違いなし。ぜひ一度、味わってみてくださいね!

■Bardon Organic Cafe 銀座店(ばーどん おーがにっく かふぇ ぎんざてん)
住所:東京都中央区銀座1丁目21-12 ブルーボックスビル1F
TEL:03-6228-7133
営業時間:10~19時
定休日:木曜
アクセス:銀座一丁目駅より徒歩5分

Text&Photo:近藤ひかり(エフェクト)


●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
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