【静岡】「Organic Matcha Stand CHA10」のオーガニック抹茶ドリンクと、心も満たすヴィーガンスイーツで抹茶三昧!
おいしいお茶と抹茶スイーツを求めて訪ねたのは、静岡市にあるOrganic Matcha Stand CHA10(おーがにっく まっちゃ すたんど ちゃとう)。静岡県の中部エリアで有機栽培された抹茶を使ったさまざまなドリンクと、手作りの抹茶スイーツが楽しめるお店です。鮮やかなブルーが印象的な店内も素敵で、どこを撮っても絵になります。
「Organic Matcha Stand CHA10」ってこんなところ
おしゃれなショップが点在し、「静岡の代官山」と称される、葵区・鷹匠(たかじょう)エリア。「CHA10」はその一角にあります。JR静岡からは徒歩10分ほどの場所です。
「10」のライトが目をひく入口。日本ヴィーガン協会の認定のシールも貼られています。
お店がオープンしたのは2017年。当時は「カクニ茶藤(ちゃとう)」という静岡のお茶メーカーが経営していました。 その後、お店をプロデュースした会社に勤めていた現オーナー・中野目さんに引き継がれ、現在の「カラダにやさしい」をテーマに、より体に良いものを提供するお店になりました。
「CHA10」ではさまざまなお茶とお茶スイーツがいただけますが、使われている抹茶はすべて「カクニ茶藤」のオーガニック抹茶。静岡を代表する茶処であり、標高400〜700mに位置する川根で栽培されたもので、化学肥料などは使用していません。静岡県産の抹茶というのは意外と少なく、さらにオーガニックのものはとても貴重です。
スタイリッシュな店内は、ブルーが印象的。静岡の有名な建築設計事務所・West Coast Designが手がけたそう。カウンター前の窓はフルオープンになるので、開放感があります。
オーガニックの抹茶を使ったドリンク&スイーツ
まずは一番人気の「NITRO(ないとろ)抹茶」から。NITROコーヒーにヒントを得て作られたそうで、キメ細かな泡を含んでいます。少しトロッとした質感でクリーミー。濃厚ですごく抹茶感があるのに、スッキリとした味わいです。抹茶の風味を引き立てる、テンサイ糖の優しい甘さもちょうどいい。
「CHA10」では、来店する人の多くがドリンクと一緒にスイーツをオーダーするといいます。スイーツメニューは、ほとんどが中野目さんの手作りで、米粉やアーモンド粉を使ったグルテンフリー。
定番の「抹茶ジャーケーキ」は、下から順に、抹茶ソースに浸した米粉のパウンドケーキ、「粗糖」とよばれる精製前の砂糖で炊いたあんこ、豆乳のカスタードクリーム、濃厚な抹茶ソース、一番上に豆乳アイス。重ねられた層が美しい!あんこは静岡市の老舗和菓子店「大国屋」で作られたものだそう。
米粉や粗糖、豆乳などヘルシー素材をふんだんに使ったスイーツゆえに、罪悪感なく食べられて、手作りのやさしい味に心まで満たされます。
抹茶ラテには、川根産の抹茶を使用しています。牛乳が定番ですが、おすすめは豆乳を使うSoyラテ。ふわふわの口当たりで、ほんのり甘くて飲みやすい。ふわふわ度合いはリクエストできます。
ドリンクはすべてテイクアウトOK。冷たいドリンクは草のストローで提供していたりと、地球にやさしい取り組みも、「CHA10」の魅力のひとつです。
自宅でのほっこりタイムに。お抹茶とマクロビスイーツ
店頭では、カクニ茶藤の茶葉やヴィーガンスイーツも販売しています。お店のメニューに使われているオーガニック抹茶も購入できるので、自宅でも抹茶ドリンクを楽しんでみては? 煎茶や和紅茶はセットになっているものもあり、おみやげにもぴったりです。
人気のスイーツ「マクロビバターサンド」は、卵、ミルク、白砂糖が不使用な上に、なんとグルテンフリー。抹茶ドリンクとも好相性です。有機抹茶味とほうじ茶味がセットになったマクロビバターサンドは、カク二茶藤とのコラボしたスペシャルなひと品です。
「抹茶はスーパーフード。カテキンやテアニンなどの有用成分が豊富で、免疫力アップが期待できるんです」と教えてくれたオーナーの中野目さんは、「元々、健康オタクだった」と言います。体にやさしい食材のほか、美容効果のある食材やダイエットにも詳しいので、抹茶ドリンクやスイーツを味わいながら話を聞くのも面白いですよ。
Text:小長井真由子(FIKA)
Photo:森島吉直(しずおかオンライン)
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