【石川県立美術館内のカフェ】ル ミュゼ ドゥ アッシュ KANAZAWAでは北陸の素材を使用した季節ごとのスイーツが楽しめる♪
石川県立美術館内にあるパティスリー&カフェ「ル ミュゼ ドゥ アッシュ KANAZAWA(る みゅぜ どぅ あっしゅ かなざわ)」。石川県七尾市出身の世界的パティシエ・辻口博啓氏が手掛けていることもあり、注目されています。定番人気のスイーツから、季節限定パフェ、オススメのお土産など、編集部員の実食レポと合わせてご紹介します!
Summary
ル ミュゼ ドゥ アッシュ KANAZAWAのアクセスは?
アクセスは金沢駅東口から路線バスに乗り、「広坂・21世紀美術館(石浦神社前)」下車、徒歩約5分で石川県立美術館に向かいましょう。
石川県立美術館に着いたら正面の入り口から入り、目の前に見えるインフォメーション&ミュージアムショップの方へ歩いた先が「ル ミュゼ ドゥ アッシュ KANAZAWA」です。
定番ケーキ3種をいただきます♪
七尾市出身で世界的パティシエの辻口博啓氏が手掛ける「ル ミュゼ ドゥ アッシュ」は北陸を中心に7店舗あります(2023年10月現在)。コンセプトは「素材」と「アート」、そして「おもてなし」。北陸の地元素材や季節のフルーツを使用し、洗練されたデザインで仕上げたスイーツはもちろん、お客さんに満足してもらえるようなおもてなしの心を常に大切にしているそう。辻口博啓氏の手掛けたスイーツを食べてみたい方に「ル ミュゼ ドゥ アッシュ」はオススメです。
そして石川県立美術館にある「ル ミュゼ ドゥ アッシュ KANAZAWA」では、大きな窓から緑を眺めながらカフェスペースでゆっくりできるので、金沢に来た際はぜひ立ち寄りたい場所。石川県立美術館の中にあるので、石川県立美術館でアートを鑑賞した後に立ち寄るのもいいですね。(石川県立美術館のチケットがなくてもカフェ利用可能)
早速編集部員が通年で人気のケーキ3種を実食します!こちらはピスタチオの風味とベリーの酸味をホワイトチョコレートムースで包み込んだ「セラヴィ」。辻口博啓氏が、1996年「ソペクサ(仏大使館主催 仏食材を使ったプロの為の仏菓子コンクール)」で優勝を勝ち取ったもの。通年販売しているものの中では一番の人気です。
食べてみると、中にはピスタチオの生地に挟まれたラズベリーとチョコレートのムースが入っていて、底の方はサクサク食感!食べる前は見た目の印象から白くやわらかいケーキのイメージでしたが、味はもちろん、中の層や食感も楽しめました。ホワイトチョコレートの優しい甘さにピスタチオの風味やラズベリーのほのかな酸味、さらに香ばしい食感が一体となったケーキです!
お次はさわやかな酸味のレモンムースに、ヘーゼルナッツの香りとミルクチョコレートを組み合わせている「エーグル」。
フレッシュなレモン果汁と果皮を使ったムースがかなりさっぱりしていておいしい!ケーキを切ると、中から自家製ヘーゼルナッツプラリネのソースがトローっと出てきて、そのソースがさわやかな酸味のレモンムースに合っていてよかったです。
こちらはこだわりのクリームと季節の果実のハーモニーを感じられる「セゾン ド ガトー」。
スポンジの間には、能登の卵や能登ミルクを使ったカスタードがさりげなく塗ってあり、ミルクのコクと能登産卵のおいしさが際立っていました。
季節によって入る果物が異なり、取材に行った2023年10月時点では洋ナシでした。12月からはイチゴを予定しているとのこと。洋ナシやイチゴ以外にも、桃、メロン、マンゴーなどになる時期もあるとのことで、いろいろな時期に楽しめるケーキですね!
ちなみに今回一緒に頼んだドリンクはこちら。「リベルテ」687円です(ホット、アイスともに同じ金額)。ほうじ茶にさわやかなレモンの風味が効いたホットティーでした。他にも定番のコーヒーやカフェラテに加えて、季節に合わせたオリジナルドリンクなどもあるので選んだケーキに合わせてドリンクを注文してもいいかもしれませんね。
写真を撮らずにはいられないフォトジェニックな季節限定パフェ
「ル ミュゼ ドゥ アッシュ KANAZAWA」で人気の季節限定パフェも実食してみました。取材時点は「石川県産幻の黒いちじく 黒蜜姫のパフェ」2310円(ドリンクセットは2530円)。おしゃれすぎるパフェに写真をたくさん撮ってしまいました♪
黒いちじくは皮ごと食べることができ、果肉の糖度の高さとジャムのようなねっとりとした食感が特徴。写真の赤い部分には蜜とよばれる甘い果汁がつまっていて、濃厚な甘みでありながらも後を引かない上品な甘さが魅力。
パフェにはそんな石川県産黒いちじく「黒蜜姫(ビオレソリエス)」だけでなく、レッドソレル&黒ごまのチュイール、バニラ&ラムレーズンのアイス、黒胡椒&チーズのショコラクッキー、クリームチーズ&発酵乳のクリーム、赤ぶどう&能登赤ワインのジュレ、無花果のコンフィチュール、トンカ豆とバニラのブランマンジェが入っていました。
取材時の2023年10月はイチジクがメインのパフェでしたが、季節によってさまざまなパフェが出るのでぜひチェックしてみてくださいね。
(パフェを取り扱ってない時期もあるので、詳しくは公式SNSや公式サイトをご確認ください)
ほかにも、「ル ミュゼ ドゥ アッシュ KANAZAWA」では、お土産や自分へのご褒美にぴったりな商品がずらり!その中から今回は特にオススメの商品をご紹介します。
お土産にするならこれ!人気のYUKIZURIも
特にオススメなのが「YUKIZURI」(10本入り1458円)です。兼六園の雪吊りをイメージし、能登の梅酒や能登の卵、塩、石川県産の米粉など、地元食材を使ってフランスの伝統菓子サクリスタンをヒントに焼き上げた創作菓子。
食べてみると、縄に降り積もった雪に見立てた砂糖は、能登の梅酒のさわやかさと甘味がマッチしていました!
他にも、「金のバウム」(Mサイズ2970円)や「白山グリーンピースのほろほろクッキー」(1296円)もオススメ。「金のバウム」は金沢産はちみつを使用した生地に、金箔をあしらった豪華な一品。「白山グリーンピースのほろほろクッキー」は香ばしくローストしたグリーンピースに、さわやかなオレンジを組み合わせた優しい食感のクッキー。
このほかにもいろいろな商品があるので、店頭で気に入ったものをお土産にしてみてくださいね。
地元の食材を使ったデザイン性のあるスイーツが食べられる「ル ミュゼ ドゥ アッシュ KANAZAWA」。石川県立美術館に行く方だけでなく、金沢に来た際はぜひ立ち寄ってみてくださいね♪
■ル ミュゼ ドゥ アッシュ KANAZAWA
(る みゅぜ どぅ あっしゅ かなざわ)
住所:石川県金沢市出羽町2-1 石川県立美術館内
TEL:076-204-6100
営業時間:10~18時 (カフェのラストオーダーは17時)
定休日:不定休
■石川県立美術館
(いしかわけんりつびじゅつかん)
住所:石川県金沢市出羽町2-1
TEL:076-231-7580
営業時間:9時30分~18時(入館は~17時30分)
休館日:展示替え期間
Text:るるぶ情報版編集部(土屋香奈)
Photo:田尻陽子
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。