おでかけ
2023.12.04
【千葉】道の駅「保田小学校」「 富楽里とみやま」が大リニューアル！ いま、南房総の道の駅が熱い！
いまやドライブの休憩スポットという役割に留まらず、旅の目的地としても楽しめる道の駅。2023年には、南房総エリアで道の駅「保田小学校」「富楽里とみやま」がリニューアルオープンし、話題を集めています。今回はリニューアルしたポイントを中心に、新しくなった道の駅の魅力をお伝えします。次の週末、ドライブがてら出かけてみては？
Summary
幼稚園も道の駅に転身⁉ 人気の「道の駅 保田小学校」がさらに施設を拡大
2023年、リニューアルを遂げたのが、千葉県で大人気の道の駅「保田小学校（ほたしょうがっこう）」。2014年に廃校になった保田小学校の校舎を利用した道の駅で、教室は食堂や宿泊施設に、体育館はマルシェに生まれ変わりました。当時の建物が活かされているので、ノスタルジックな空間を楽しめます。
「道の駅 保田小学校」には、童心にかえって楽しめるスポットが盛りだくさん！ 例えば、給食の時間がコンセプトの「里山食堂」では、クジラやハムカツなどで給食を再現した「保田小給食」1200円を提供。ロッカーや黒板など、教室の面影が残る店内で懐かしい味を堪能できます。
また、かつての体育館を活用した巨大なマルシェショップ「きょなん楽市」で、地域の名産品やおみやげを買い求めることもできます。
そんな保田小学校に隣接する新しい施設が、2023年10月にオープンしました。その名も「道の駅保田小附属ようちえん（みちのえきほたしょうふぞくようちえん）」。保田小に隣接する旧鋸南（きょなん）幼稚園の建物を再利用した施設で、保田小学校と同様、都市交流施設として生まれ変わりました。
附属ようちえんの中央にあるのが、「みまもりひろば」。これをぐるりと囲むように円形の屋根付き歩道「わっか」が設置されています。広場には子ども用の遊具が置かれ、自然にとけこみながら思い思いに遊ぶことができます。
広場の脇にはドッグランも併設されているので、愛犬と一緒にのびのび過ごせるのも嬉しいポイントです。
子どもたちが遊べるスペースは館内にもあります。すべり台やサンドバッグ、ハンモックなどが設置された「プレイカフェ」では、子どもが遊ぶ姿を見守りながら、ゆったりひと休みすることができます。
プレイカフェの一画にあるカフェ「ぞうさんすむーじー」では、「野菜のスムージー」各種500円を楽しめるのも嬉しいポイントです。
ランチやおみやげ探しも！ 「保田小附属ようちえん」注目スポットを解説
保田小附属ようちえんには注目スポットがいくつも。
ひとつはランチスポットとしておすすめの「保田食堂（ほたしょくどう）」です。漁協直送の朝獲れ地魚を使った料理が人気で、海鮮丼や黄金アジフライなど、房総の漁師飯を味わえます。
おすすめメニューは「地魚刺となめろうのぶっかけ丼」2178円。その日に獲れた4種の地魚と、なめろうが入った海鮮丼です。最初はそのまま食べ進め、最後にだしをかけてお茶漬け風に締めましょう。
■保田食堂（ほたしょくどう）
営業時間：9～17時（土・日曜、祝日は～18時）
定休日：木曜（祝日の場合は翌日）
グルメを楽しむなら「なのはなぐみ かつ菜 保田店（なのはなぐみ かつさい ほたてん）」もぜひ。手作りのミルフィーユかつなど、バラエティ豊かな手作りとんかつが人気のお店です。
イチオシは千葉県の観光名所、鋸山（のこぎりやま）をイメージした「鋸山スペシャルカレー」1364円です。お米やアジフライ、ヒレカツが山の形を表しており、アサリのフライはロープウェイ、スナック菓子は切り立った崖の展望台「地獄のぞき」を表現しています。鋸山観光の前後に立ち寄れば、盛り上がること間違いなしです！
そのほか、薄切りの豚肉を何層にも巻いて作る「チーズミルフィーユかつ定食」1199円なども人気です。
営業時間：10時30分～19時
定休日：不定休
「保田どら（ようちえんバージョン）」540円は、ここでしか手に入らない幼稚園モチーフのレアなおみやげ。懐かしの幼稚園バッグを再現した黄色いケースに、ビワあん入りのどら焼きが4つ入っています。来園の記念にぜひ持ち帰りたいですね。
「ようちえんショップ」のおみやげは、新アイテムが順次登場する予定なので、要チェックです！
■ようちえんショップ（ようちえんしょっぷ）
営業時間：9～17時
定休日：無休
新しい施設のオープンでさらにパワーアップした「道の駅 保田小学校」。これからもますます目が離せません！
■道の駅 保田小学校（みちのえき ほたしょうがっこう）
住所：千葉県安房郡鋸南町保田724
TEL：0470-29-5530（道の駅 保田小学校）、0470-50-1238（道の駅保田小附属ようちえん）
営業時間：9～17時（店舗により異なる）
定休日：無休（店舗により異なる）
アクセス：鋸南保田ICから車で1分
駐車場：184台
長期の改修工事が終了！ 「道の駅 富楽里とみやま」がリニューアルオープン
2023年にリニューアルを終えたもうひとつの道の駅が「道の駅 富楽里とみやま（みちのえき ふらりとみやま）」。改装のため、2021年度から仮店舗での営業を続けていましたが、2023年7月20日、ついにリニューアルオープンを果たしました！
野菜などがずらりと並ぶ1階の生産者直売コーナーは、店内の通路が狭く歩きづらい印象でしたが、同じく1階にある水産物直売コーナーと合わせてすっきりとしたレイアウトに進化。よりお買い物がしやすくなりました。
2階のフードコートが大きく進化！ おすすめ店をチェック
大きく変わったのは2階のフードコートです。リニューアル前は4軒の飲食店が入っていましたがテーブルなどの食事スペースが不足気味でした。今回のリニューアルで床面積が大幅に広がり、新しい店舗も追加。テーブル席や窓側のカウンター席など食事スペースがかなり広がり、より魅力的なグルメスポットに進化しました。
まずは新しく出店した注目のショップをご紹介します！
こちらで食べたいのが「ステーキ重」2600円です。柔らかくジューシーな安房伏姫和牛がたっぷりとのったお重で、肉のうま味を存分に楽しめます。少々値段は張りますが、期待以上の食べごたえです！ 和牛専門店渾身の料理いただきましょう。
食べ歩きにもぴったりな「牛串焼」1000円もおすすめですよ。
つなぎに米粉を使った、喉ごし抜群の二八そばのメニューが豊富で、なかでもおすすめなのが、キンメダイが丸ごと1匹入った「まるごと金目鯛塩煮そば」3000円です。使用するキンメダイは、水揚げされた直後に独自の製法で調理したもので、頭や中骨、腹ワタまで丸ごと全部食べられるのが特徴です。蕎麦の喉ごしと濃厚な魚のうま味を存分に楽しめますよ。
他にも名物のサンガ焼きなど、新鮮な地魚を使った総菜や料理が豊富に揃います。南房総の郷土の味を味わってください！
このほかにも、地元食材を使った調理パンなどが並びます。毎日店内で焼き上げるパンをお楽しみください！
手作りチーズを使ったドルチェやピッツァなどもあり、牧場グルメを心ゆくまで満喫できます！
コノシロを使ったふわふわの「つみれ汁」300円などが人気のお総菜の店「菜の花（なのはな）」や、千葉県産豚骨や丸鶏、日高昆布、煮干し、香味野菜などから作るスープがおいしい「らーめん わたなべ」なども要チェックです！
※2階フードコート各店の営業時間は道の駅に準じます
新しいグルメスポットとして進化を遂げた「道の駅 富楽里とみやま」。これまでどおり高速道路と一般道の両方からアクセスできるので、南房総への旅の行き帰りに、ぜひ立ち寄ってくださいね。
■道の駅 富楽里とみやま（みちのえき ふらりとみやま）
住所：千葉県南房総市二部2211
TEL：0470-57-2601
営業時間：9～18時（土・日曜、祝日は8時30分～。季節・施設により異なる）
定休日：不定休
アクセス：富津館山道路鋸南富山ICから車で2分
駐車場：一般道側293台、高速道路側上下合計128台
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
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