はじけるいくらではらこめし!【kyoko_plusのレシピ&テーブルコーデvol.62】
あの暑さが嘘だったかのように、急に寒くなりましたね。温かい汁物や、ほかほかの炊き込みごはんがおいしい季節になってきました。私事ですが、先日仙台旅行に行ってきたので、高まる北日本熱……!というわけで、旅行前に、フライングで、仙台名物のはらこめしを作ってみました。鮭の皮目をしっかり焼くことで、魚の生臭さを感じにくくなり、鮭のうま味がしっかりしみ込んだ、おいしい炊き込みごはんになりました。ぷちぷちはじけるいくらをこぼれんばかりに載せて、さあ召し上がれ!ぜひ試してみてくださいね。
ねっとり濃厚!北海道産いくらの醤油漬け
自家製のいくらの醤油漬けもブームですが、新鮮なすじこを手に入れるのはなかなかハードルが高いので、私はもっぱら市販のいくらの醤油漬けにお世話になっています。
こちらのいくらは、北海道産の秋鮭のすじこを新鮮なうちに加工して、急速冷凍したもの。
解凍しても、ドリップが出ないことが、おいしさの秘密です。弾力を残してほどよくねっとりとしたうま味の濃い、いくらの醤油漬けです。
【レシピ】こぼれいくらのはらこめし
材料/【こぼれいくらのはらこめし】4人前
✓米…2合✓甘塩鮭…3切れ
✓★かつおだし(顆粒)…小さじ1
✓★水…150ml
✓★醤油…大さじ2
✓★みりん…大さじ2
✓★酒…大さじ1
✓ショウガ…1かけ
✓昆布…1切れ
✓いくら醤油漬け…適量
✓三つ葉…適量
1.
①甘塩鮭は、熱したフライパンで皮目をしっかり焼きつけます。(フライパンのふちに立てかけて、トングで押し付けるように焼くのがポイントです。)
②一度取り出し、キッチンバサミで4〜5切れにカットします。
③★の調味料をフライパンに入れ、煮立ったら先ほどの鮭を戻し、両面の色が変わる程度にさっと煮ます。(煮過ぎると固くなるので注意!)
④炊飯器(写真は鍋ですが炊飯器でOK)に米と煮汁を入れ、普段の炊飯時のメモリになるまで水(分量外)を加えます。鮭とスライスしたショウガ、昆布を入れて、通常通り炊きます。
⑤炊きあがったら、鮭の小骨をできるだけ取りのぞき、軽く混ぜます。
⑥いくらと三つ葉を載せて完成です。(お茶碗に取り分けてから、いくらを載せても)
【撮影ティップス】効果的なグリーンの活用方法
撮影の際は、少しでもいいので、絶対にグリーンを入れるようにしています。
こちらの写真はグリーンなし。全体的に暖かみのある色合いですが、少し寂しいですね。
こちらは、俯瞰で撮影する際に、南天の葉を映り込ませたもの。
カメラの手前に持ってきているので、ぼんやりとぼけていますが、これだけで、おしゃれな雰囲気に。
私の場合、枝の向きや距離を調整するのが難しいので、片手で持って、片方でカメラを構えて、という裏事情ですが(笑)、もちろん、フラワーベースに生けて撮影するのが一番スマートです。
鮭のうま味がしっかりとしみ込んだ、秋の味覚たっぷりのはらこめし、ぜひ作ってみてくださいね!
photo:kyoko_plus
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