食・グルメ
2023.12.18
荻窪｜野菜ソムリエと栄養士が考える週替わりメニューが魅力！「きょうのランチェ」で彩り豊かな食事を
2023年11月、荻窪にオープンした「きょうのランチェ」。野菜ソムリエ、発酵食スペシャリストの資格を持つ母と栄養士の娘が考案する家庭的で野菜豊富なメニューを週替わりで楽しむことができるカフェです。足を運ぶたびに違う味に出合える、一期一会なランチタイムを過ごせますよ。
かわいいイラストが目印！親子で営む家庭的なカフェ
荻窪駅から歩くこと、およそ5分。商店街からすこし外れた小道にかわいいイラストが飾られたお店が現れます。こちらが今回紹介するカフェ「きょうのランチェ」。11月のオープンからすでに近所の人に親しまれており、リピート客も多くいるそう。
大きな引き戸を開けると、暖色のライトに照らされた木材家具が並ぶ落ち着いた空間が広がっています。1枚板のテーブル席とカウンター席が設置されており、至るところにかわいい女の子のイラストが。こちらは、店主の長女が妹をイメージして描いたオリジナルキャラクターだとか。店主いわく、本人そっくりなのだそう！母と娘たちによる家族経営ならではの温かさに包まれる、心地よいひと時を過ごせますよ。
野菜ソムリエと栄養士が考える週替わりメニュー！
そんな「きょうのランチェ」のメニューは野菜ソムリエ、発酵食スペシャリストの資格を持つ母と管理栄養士である次女が開発。野菜をふんだんに食べられる家庭的な食事を目指して、栄養バランスの偏りをなくし、カロリーは高くなり過ぎないよう考えた週替わりのメニューをいただくことができます。
メイン1品と小鉢3品の構成でラインアップは毎週2種類。足を運ぶたびに違う楽しみを感じられる食事は、一期一会ですね。
野菜は季節の旬、珍しい野菜を意識して選んでおり、家庭的でありながらも斬新なメニューが魅力。日本で生まれたスティック状のカリフラワー“カリフローレ”を使用した「西京白味噌仕立ての和風クリームシチュー」は特に高評価だったそう。
今回は、取材時に提供されていた「トマトの大葉チーズミルフィーユカツ」1300円を注文しました。オープン時から好評で「レギュラーメニューにしてほしい」という声が上がるほどの人気ぶり。すでに2度登場しているメニューです。
木のトレーに並ぶのは、彩り豊かなラインアップ。メインの「トマトの大葉チーズミルフィーユカツ」に加えて、「雑穀米」に「たまごスープ」、小鉢の「ピーマンとひき肉の春雨炒め」、「小松菜と人参のナムル」、「ナスの煮浸し」と大満足のボリュームです。それぞれ異なる調理法が施されているため、食感や味のジャンルが違い、食べていて楽しさを感じられますよ。
「トマトの大葉チーズミルフィーユカツ」はトマトを豚肉で何層にも巻き、カラッと揚げたカツに特製のソースで仕上げた一品。口に運ぶと、最初にトマトの酸味が、その後にお肉のジューシーさが追いかけてきます。素材の味が互いに邪魔せず、絶妙に混ざり合った1品です。カツの中身はトマトが主なため、脂っこくなくカロリーも低くて、罪悪感なく食べられるのもうれしい！
季節ごとに楽しめる！カッテージチーズケーキも魅力的
「きょうのランチェ」ではスイーツも見逃せません。「カッテージチーズケーキ」500円は、季節ごとに使用される素材が変わるメニュー。取材時は、サツマイモを使用した「さつまいものカッテージチーズケーキ」でした。こちらは週替わりではなく、季節ごとに変更になるため、気に入ったらリピートしに訪れても◎
クッキー生地、サツマイモのペースト、チーズケーキの3層構造に、生クリームと芋けんぴをトッピング。チーズケーキが苦手だという店主自身が考え、チーズケーキの風味はすこし控えめ。脂肪分が少ないカッテージチーズを使用しており、低カロリーながらそれを感じさせない満足感が魅力です。食感はザクザクと楽しく、お芋好きにはたまりません！お好みで付け合わせのハチミツをかければ、味変に。甘みがグッと増し、より幸福感に包まれます。
何度も足を運びたくなる野菜豊富な週替わりメニューが魅力の「きょうのランチェ」。
実家のような安心感が漂う空間で一期一会のランチを楽しんでみては。
■きょうのランチェ（きょうのらんちぇ）
住所：東京都杉並区荻窪5-29-1
TEL：なし
営業時間：11〜15時
定休日：水・木曜
アクセス：荻窪駅から徒歩5分
Text&Photo：小杉環太（エフェクト、写真は一部「きょうのランチェ」提供）
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
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