【韓国現地レポ】トッポッキ通りだけじゃない、人気急上昇の新堂洞レトロ街を歩く
新堂洞(シンダンドン)エリアといえば、東大門の東側にある「トッポッキ」の名店が並ぶ通りとして知られているエリアですが、ここ最近、路地裏のレトロエリアにある古い建物のリノベが進んでいて「新堂洞レトロ街」として人気が高まってきています。最近の近代的なソウルの街並みが当たり前の中で育った、MZ世代とよばれる10~20代後半までの若い世代には、こうした古い街並みがかえって新鮮に見えるようで、昔のノスタルジックなソウルを楽しめる場所として、注目を浴びています。歩いてるだけで絵になる街並みの新スポット・新堂洞レトロ街をご紹介します。
Summary
最寄駅は地下鉄6号線・新堂駅の1番出口
新堂洞(シンダンドン)といえば、トッポッキ発祥の地「新堂洞トッポッキタウン」の知名度が高いのですが、今回紹介する「新堂洞レトロ街」があるエリアは、地下鉄6号線の新堂駅の1番出口周辺から歩きだすと便利です。
ソウル中央市場方面へ続く路地裏に、写真をついつい撮りたくなってしまうザ・レトロソウルの街並みが続きます。
「ヒップダンドン」とよばれる新エリア・新堂洞
実は、こちらの通り、MZ世代に「ヒップダンドン」とよばれているんです。HIP+新堂洞エリアの略なんだとか。今まで新スポットとして人気を集めてきた、新沙や聖水エリアとはまた違ったレトロな雰囲気が楽しめて、お散歩するだけでもよさそうですね。また、口コミで美味しいといわれているお店も続々オープンしているのも、ソウルっ子に注目されているエリアの証です。
アート文化を応援するソウル中央市場
ソウル市内で今や数少なくなった地元密着型市場の一つ、ソウル中央市場。歴史はとても長く、朝鮮戦争の直後から米を流通させる市場としてソウル市内でも有数の場所だったといわれています。
こちらの市場の地下には、若手のクリエーターのためのアートスペースがあり、市場内にある数々のアートは、こちらのスペースで活動するアーティストの作品なんだとか。地下を歩くこともできるので、興味のある方はぜひ地下をのぞいてみてください。
■ソウル中央市場(そうるちゅうおういちば)
住所:ソウル市中区黄鶴洞 409
TEL:02-2232-9559
営業時間:12~23時の店がほとんど
定休日:第3日曜、旧正月・秋夕の連休 ※店舗により異なる
気になるショップをいくつかご紹介!
Phyps Mart本格的なオリジナルバーガーが食べられると人気のお店。特に、分厚い牛肉のパテが好評で、一番のオススメは「チーズバーガー」8500ウォン。
■BRICKLANE BURGER
住所:ソウル市中区退渓路81 7-9
TEL:0507-1401-0328
営業時間:11時30分~21時(20時30分LO)
定休日:なし(旧正月、秋夕は休業)
BALLADAK
■BALLADAK
住所:ソウル市中区退渓路411-34
TEL:02-6952-3221
営業時間:月~金曜は17時~午前0時30分(23時30分LO)、土・日曜は16時30分~
定休日:なし(旧正月、秋夕は休業)
新旧が融合した街並みを散策してみよう!
新堂洞は、古い建物を利用して店舗を開業する若い人が多く集まってきているエリアです。ぶらぶらと歩いてみると、面白いお店がみつかるかも。
いかがでしたか?昔、何度かここへ行ったことがあるという韓国通の方もいらっしゃるかと思いますが、また、新しく変わりつつある新堂洞エリアを散策してみてはいかがでしょうか。昔ながらのソウルを知っている方は、懐かしい気持ちで、ここを初めて訪れる人には新鮮な気持ちで散策してみてください!これからますます注目度も上がるエリアなので、気になる方は何度も足を運んでくださいね。
Text&Photo: Left to Right
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
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