冬の北海道は絶景だらけ!一度は見たい冬のスポット6選【SAORIの絶景おすそわけVOL.1】
トラベルクリエイターのSAORIです。絶景やおしゃれなスポットが大好きで、カメラ片手に年間100日以上旅をしています。今回のテーマは冬の絶景。冬の北海道は自然がつくる神秘的な景色がたくさん!スノーアクティビティをしない人にとっても、実はすごく楽しいところなんです。12月から2月の時期にしか体験できないイベントなど、一度は見ていただきたい絶景スポットを紹介します。
Summary
幻想的な氷の世界が目の前に広がる「千歳・支笏湖氷濤まつり」へ
札幌から車で40分ほどのところにある支笏湖。ここでは例年冬には北海道を代表する祭典「千歳・支笏湖氷濤まつり(ちとせ しこつこひょうとうまつり)」が開催されます。
支笏湖の湖水が織りなす青の世界が広がっています。
透明度の高い支笏湖の湖水を吹きかけてつくられる高い氷の壁や大きなオブジェなどが会場に立ち並んでいて、とても幻想的な空間が広がっています。特に氷壁は圧巻です!
会場内は写真を撮りたくなるかわいいスポットがたくさんあり、氷でつくられた氷濤神社もあります。夜はライトアップもしているので、どの時間帯でも楽しめるのはうれしいポイント。
どこを切り取っても絵になるイベントで、シャッターが止まりません。会場内は滑りやすいので、滑り止めのあるスノーブーツなどで行くのがおすすめです。暖かい服装とカメラも忘れずに!
※過去開催時に撮影した画像となります。同じ氷像がない場合があります。ご注意ください。
■2024 千歳・支笏湖氷濤まつり
(にせんにじゅうよん ちとせ しこつこひょうとうまつり)
開催期間:2024年1月27日(土)~2月25日(日)
営業時間:10~20時(ライトアップ点灯は16時30分~20時)
住所:北海道千歳市支笏湖温泉
TEL:0123-23-8288 (支笏湖まつり実行委員会)
料金:高校生以上500円、中学生以下無料
雪景色の中で温まる。コーヒーショップ「% Arabica Niseko hirafu188」でホッとひと息
2019年12月にオープンした「% Arabica Niseko hirafu188(あらびか にせこ ひらふいちはちはち)」。
ニセコヒラフのメインストリートにあるコーヒーショップです。
京都発の「% Arabica」は、今では世界各地に進出し、とても人気のお店です。
冷えた身体を温めてくれる本格コーヒーを片手にニセコを散策するのがおすすめ。
この日は「抹茶ラテ」をオーダーしました。
トレーラーを改装したおしゃれなこのお店はテイクアウトのみ。
トレーラーの丸い窓から注文をするスタイルです。
トレーラーに積もる雪も冬らしくかわいいので、思わずパシャリ。
ニセコの人気エリアにあり、周辺にはおしゃれでおいしいごはん屋さんなどもあるので、スノーアクティビティをしない人にも雪の絶景やグルメを楽しみに、ニセコに足を運んでみていただききたいです!
■% Arabica Niseko hirafu188
(あらびか にせこ ひらふいちはちはち)
住所:北海道虻田郡倶知安町 ニセコひらふ1-3-6-24
TEL:080-1866-0598
営業時間:9時~16時30分(12月~3月は8時~)
定休日:木曜(12月~3月は無休)
凍った湖の上につくられる「しかりべつ湖コタン」のアイスバーで乾杯を!
標高810mと、北海道の湖の中では最も高い場所に位置している然別湖(しかりべつこ)。
大雪山国立公園内にある湖です。
湖の周囲は天望山,白雲山などの小火山に囲まれ、その一帯には,ナナカマド、ダケカンバの混生したエゾマツなど針葉樹林が広がっています。
冬の厳しい日には−30℃を記録する然別湖は、冬になると湖が凍り、その凍った湖の氷を切り出して、「しかりべつ湖コタン(しかりべつここたん)」というイベントを開催。湖上にイグルー(雪のブロックを固めて積み上げて作った建物)などで期間限定の村がつくられます。コタンとはアイヌ語で村を意味する言葉。澄んだ冷たい空気と初めて見る氷の世界にわくわくが止まりません。
イグルーの中には、氷でつくられたアイスバーがあり、実際にお酒を飲むこともできます。グラスやテーブルも氷できている徹底ぶり。テーブルの中にあるデザインのような気泡はアイスバブルといって凍った湖面の氷の中に気泡が閉じ込められてできるものなんだとか。。
ここで見られるとは!! と、思わず感動してしまいました。
ドリンクを飲むときには手袋があると安心です。
なかなか体験できないアイスバーで乾杯をしてみてはいかがでしょうか?
氷のドームで写真を楽しんだりカクテルを飲んだり、氷上でのスノーラフティングや温泉などもあり、色々と楽しむことができる秘境の冬スポットです。
■しかりべつ湖コタン(しかりべつここたん)
住所:北海道河東郡鹿追町北瓜幕無番地
TEL:0156-69-8181(9時~16時30分受付)
開催期間:2024年1月27日(土)~3月10日(日)
開催時間:9~20時
定休日:期間中無休
料金:シーズンパス500円(小学生以上)
■IceBar(あいすばー)
営業時間:9~20時、飲料販売は10~20時(19時20分LO)
冬にしか見られない神秘的な「白金青い池」でのライトアップを鑑賞
美瑛の人気観光スポットで、水面が青く見える不思議な青い池。
「白金青い池(しろがねあおいいけ)」は、十勝岳の火山泥流を防ぐための防災工事の際、美瑛川に置かれたブロック堰堤に川の水がたまりできた人造湖です。
12~4月中旬にかけて池は凍結し、雪が積もり、辺り一帯が雪景色になります。
例年11~4月頃には、夜になるとライトアップされ、幻想的な景色が楽しめます。
冬にしか見られない青い池はまた違った雰囲気が漂っています。
森の静寂に包まれた中、ライトアップされる様子は、時間を忘れ、しばらく立ち尽くして見入ってしまいます。
散策する通路も雪がたっぷり積もっているので、スノーブーツの着用がおすすめです。
「白金青い池」は駐車場や売店にトイレなどもあり、立ち寄りやすいスポットなのもうれしいところです。
◇期間限定「ライトアップ」点灯時間
【11月1日~翌年4月30日までの間、下記時間から午後9時まで】
11月 午後5時00分~ 2月 午後5時30分~
12月 午後4時30分~ 3月 午後6時00分~
1月 午後5時00分~ 4月 午後6時30分~
※12月31日~1月3日は、点灯時間を翌2時まで延長。
※悪天候時は中止する場合あり。随時、美瑛町公式サイト等で告知。
おとぎ話のようなかわいい世界が広がる「ニングルテラス」
新富良野プリンスホテルの敷地にあるショッピング施設「ニングルテラス」。
森の中に15棟のログハウスが連なるロマンチック・ショッピングエリアです。
冬は雪が積もりライトアップもされて、別の世界に迷い混んだよう。
思わず写真を撮りたくなってしまうかわいらしさです。
手作りのかわいいおみやげなど、色々なお店が並んでいるのでショッピングを楽しみながら散策を楽しめます。ふと木を見ると、雪でつくられたうさぎがいたり、雪だるまがあったり、細部までかわいくてテンションが高まります。
昼も営業していますが、ライトアップされている夜の時間帯がより幻想的でおすすめです。
20時45分までオープンしているので、スノーアクティビティ後に訪れることができるのもうれしいですね。
札幌からも気軽に楽しめる!雪景色の「モエレ沼公園」
札幌市北東部にあり、札幌から車で30分ほどと、アクセスもしやすい「モエレ沼公園」。
彫刻家のイサム・ノグチがデザインした公園で、公園全体が一つの彫刻作品として設計されています。
冬はソリやスノーシューのレンタルもあり、ちょっとした雪遊びが楽しめます。
また、アートやレジャーを楽しめるほか、近年ではカメラを楽しむ方たちも注目するスポットになっています。
上の写真は、三角面と四角錐の立方体が組み合わされたガラスの建築物「ガラスのピラミッド」です。公園の中でもひと際目を引く建物です。
ピラミッド内部は暖かいので、ゆっくりと外の雪景色を楽しむことができます。普段見ることのない雪景色にしばしうっとりして眺めていました。
ここは「アトリウム」とよばれるスペースです。
まるで自然と一体化したような大きな空間です。
太陽光が差し込み、素敵な風景の中でゆったりと自分の時を過ごすことができます。
また、館内にはレストランやギャラリー、ショップなどが入っているので、ゆっくり楽しむ事ができます。
※「ガラスのピラミッド」の営業時間は9~17時、月曜は休館となります。
今年も冬の北海道を観光できる季節になってきました。
冬の北海道でしか体験できない雪や氷の世界。目の前にある景色が本当に素敵で、日本の冬の豊かさに感動してしまいます。暖かい服装で、ぜひ訪れてみてください。
Photo&Text:SAORI
↓↓↓「飛行機+宿」で好みのホテルと発着時刻を選べる!↓↓↓
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。