【おとなのソロ部】花のサブスクサービス「LIFFT」で彩る、美と知性の贅沢なひとり時間
おうちでのひとり時間を充実させるために、季節の花を飾ってみたい。でも、そう思いながら、なかなかフラワーショップに立ち寄れずに時が過ぎ、花を飾る熱が冷めてしまう…。そんな経験がある人は、きっといるはず。そこでおすすめしたいのが、花のサブスクリプション(定額サービス)です。今回は数あるサービスのなかでも、花だけじゃない、花から始まる豊かな暮らしを提案している「LIFFT(りふと)」をご紹介します。
Summary
気になる花のサブスク。おひとりさまにおすすめする理由はコレ!
動画や音楽のサブスク同様に、年々増えている印象の花のサブスク。実店舗が街中にあるのになぜサブスクを利用するのか?なぜおひとりさまにおすすめなのか?花のサブスクサービスを展開する「LIFFT」のスタッフさんの話を聞きながら、その答えが見えた気がします。
まず1つ目は、タイムパフォーマンスのよさ。仕事帰りに花屋さんに立ち寄る時間がない、どんな花を選べばいいか分からない、店員さんにうまく相談できるか分からない、切り花やブーケがいくらくらいするのか分からない…。
自分のために花を買うことが習慣化していない人にとって、花は飾ってみたいと思っても分からないことだらけです。そんなとき、リアル店舗の花屋で働くフローリストが選んだ季節の花を宅配便で家まで届けてくれるサブスクは、とってもタイムパフォーマンスがいいですよね。特に効率よく質のいいもの、素敵なものを手に入れたいと思っている人にとってはぴったりのサービスです。
2つ目は、コストパフォーマンスのよさ。コスパのよさは、単に“安くてお得”ということではなく、花農園さんから仕入れた新鮮な花々が可能な限り最短で自宅に届くことで、長く美しい状態をキープできるからコスパがいい!という意味。花が好きな人にとっても、花と暮らす初心者にとってもうれしいメリットですよね。
迷ったらこのポイントをチェック!花のサブスクはこう選ぶ
いざ花のサブスクを始めよう思っても、たくさんあってどれがいいのか分からない…。そんなときは、以下のポイントをチェックしてみましょう。各社を比較することで、自分の生活に合うサブスクサービスを探せるはず。
■受け取り方法
対面受け取り/ポストや宅配ボックス投函(置き配可)/店舗受け取り/コンビニ受け取り など
■花の選び方
自分で選ぶ/フローリストが選ぶ など
■花の種類
切り花/ブーケ/鉢植え など
■配達頻度
毎週/隔週/月1回 など
■欠損時の対応
返品可/交換可/品質保証の有無 など
■送料
無料(定額に含む)/有料(一律or地域差あり) など
■その他サービス
初回無料や初回割引/配送スキップ/配送先の変更/紅茶やコーヒーなど付属品の有無 など
「LIFFT」のスタッフさんいわく、「これらのチェックポイントを見ても決めかねる場合は、“自分が花に求めるもの”について考えてみるのもおすすめですよ」とのこと。
■コスト重視
部屋に毎月花を飾りたいけれど月額を抑えたいなら、大手や老舗の価格を抑えたサブスクをチェックしてみるのも一案です。
■利便性重視
配達日時や配送先の変更、配送スキップなどをスマホで瞬時に変更できる利便性を求めるなら、テック系やベンチャー企業などのサービスをチェックしてみては?
■関係性重視
花を飾るだけでなく学びたいなら、知識や花の扱い方を学べるサービスを探してみましょう。公式サイトやSNSで提供されている情報を見て、自分のライフスタイルに取り入れたい、好きと思えるサービスをチェックしてみて。
届くのは花だけじゃない!「LIFFT」の魅力とは?
数ある花のサブスクのなかでも「おとなのソロ部」がおすすめしたいのが、季節の花とジャーナル(情報冊子)を届けてくれる「LIFFT」の定期便スタンダードプラン(3300円送料込み、月1回)です。
2020年にスタートした花のサブスクサービスは、期せずしてコロナ禍と重なり、花屋さんで花を買えないお客さんと市場や店に花を卸せない花農園さんとのつながりをサポートする存在に。「LIFFT」を選ぶ3つの理由をご紹介します。
1.リアル店舗を持つ花屋さんが始めた花のサブスクサービス
「LIFFT」は、実店舗で働くフローリストと一緒に運営するオンラインの花屋さんです。毎月7〜9本の切り花がブーケになって届くのですが、メインの季節の花とサブの草花の素敵な組合わせは、実店舗で働くフローリストの目利きやセンスによるもの。そのままブーケとして飾っても、数本ずつ別々に飾っても不思議とおしゃれに決まるのは、現役フローリストが、旬のトレンドをキャッチしているから。
2.コンセプトは“Farm to Vase”。農園から花瓶へ、新鮮な花を最短で届ける
店頭に並ぶ美しい花々の多くが廃棄処分になるという花屋さんの厳しい現実は、一般的にも知られるようになりました。その業界全体の問題を少しでも解決したいと始めたのが、実店舗をもつ「LIFFT」の花のサブスクです。定期的に購入してくれるユーザーを確保し、提携農園と生産量や採花時期をマッチングさせることで、できる限りロスフラワーを減らしているとか。さらにうれしいことに、花農園と「LIFFT」とユーザーとの間に中間業者がいないため、採花したてに近い新鮮な花を届けることが可能になっているんです。
3.花にまつわる情報を掲載したジャーナル(情報冊子)も一緒に届く
「LIFFT」の最大の特徴は、『LIFFT journal』という花とともに届く情報冊子です。花を届けるだけでなく、一緒に過ごす時間も大切にしてほしいという考えから、定期便スタンダードプランに含まれています。この冊子には、季節の花に関する情報や飾り方、お手入れの方法など、役立つ情報がいっぱい。花を見たり香りを楽しんだり触ったりするだけでなく、読むことで花に関する興味深いストーリーも知ることができ、知的好奇心も満たされます。花がさらに好きになるきっかけづくりにも最適です。
実際に「LIFFT」定期便スタンダードを利用してみた♪
まずは、公式サイトから「定期便スタンダード」を申し込みます。毎月20日までに申し込むと、翌月から定期便が届きます。花が届く前にメールが届き、数日ある候補日から受け取り日時を指定。花の鮮度にこだわる「LIFFT」は対面受け取りなので、しっかり日時を確認してメールを返信しましょう。
宅配便で届いたらなるべく早く開封し、内容を確認。今月の花、情報冊子のジャーナル、花の名前が書かれたリスト、花が長持ちする栄養剤、ポストカードが入っていました。
花の名前が書かれたリストの裏側を見ると、届いたらすぐにやってほしいケア方法が書かれているのでざっと目を通します。
続いて、同梱されているジャーナルにも目を通し、今月のメインの花「マムのお手入れ方法」のページをチェック!花を傷めないようカバーしてあるネットの取り外し方を確認。
ジャーナルに書いてあったとおり、マムのネットは上から引っ張らずに下から優しくめくるように外していきます。こんなことも初めて知りやってみると楽しくなるからおもしろい。
そしてケア方法に書いてあったとおりに、花瓶やハサミなどの道具を準備します。花瓶は高さ17〜20cmほどあるとどんな花にも使えますよ、と「LIFFT」のスタッフさんに教えていただきました。一般的なコップでもよくある高さだそうなので、家に花瓶がなくても大丈夫!とのこと。
ケア方法の説明に従って、水に浸かる部分の葉を切り落とし、半分ほど水をはった花瓶に1本ずつ生けていきます。
ここで撮影時(2023年11月)の定期便スタンダードでどんな季節の花が届いたのか、ご紹介します。まずは、メインとなる季節の花「マム」。生産者は、静岡県のJA静岡市。毎月メインの花はフローリストや運営スタッフが農園に足を運び、生産者の思いを聞いてジャーナルの記事にしているそうです。
以上、全8種の季節の草花が届きました。実物と花のリストを見比べてもどれがどれなのか分からないときは、公式Instagramで紹介されているのでチェックしてみましょう。
「LIFFT」の公式Instagramでは、毎月定期便が発送されたころにインスタライブを行っています。ジャーナルに書いてある情報をアップデートしたり、お客さんから届いた疑問や質問に答えたり、SNSを活用したサポートも万全。
インスタライブのほか、投稿では翌月届く花を写真付きで予告してくれます。好みに合わない場合や長期不在の場合は、配送をスキップしたり、配送先を変えてプレゼントに利用したりすることも可能です。
1本1本、花の名前を確認しながら生ける時間も楽しく、あっというまに完成です!リアル店舗の花屋さんで切り花やブーケを買うのとは、また違った楽しみがありました。自分で長さを調整して花瓶に生けるのって楽しいですね!
花を飾って落ち着いたところで、同梱されているジャーナルをじっくり読むとしましょう。冒頭から今月の花「マム」に関する素敵なストーリーが掲載されていて、読んだあとに見る「マム」は、さらに愛おしくきれいに見えました。
部屋に新鮮な花を飾るだけで、気分が高揚し、リモートワークや読書がはかどる不思議な効果を感じます。ペットと同じとは言いませんが、命を感じる存在が部屋にあるだけでなぜか心が癒やされ、元気になれる気がしました。
花とジャーナルが毎月届く「LIFFT」のサブスクはいかがでしたか?ほかにもロスフラワーのサブスクや花農園直送のサブスクなど、各社いろいろなテーマや工夫で展開しているのでぜひチェックしてみてくださいね。
■LIFFT(りふと)
URL:https://lifft.jp/
月額:定期便スタンダード スタンダードプラン3300円
最低契約期間:なし
Text:山田裕子(editorial team Flone)
Photo:斉藤純平(editorial team Flone)、一部「LIFFT」写真提供あり
●「Instagram」は、米国およびその他の国におけるMeta Platforms, Incの商標です。
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。