ショッピング
2024.02.04
【2024年イタリア最新情報】フィレツェみやげはここで決まり！憧れが詰まった花の都で訪れたいショップ5選
ルネッサンス発祥の地、フィレンツェで乙女心をくすぐるおしゃれな雑貨を手に入れてみませんか？伝統の薬局コスメから一生愛用できる革製品まで、フィレンツェには職人の伝統技が光る素敵なアイテムがたくさん揃っています。旅行前にぜひチェックしてみてくださいね。
Summary
世界最古といわれる老舗薬局／サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局
約800年の歴史を誇る「サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局」は、世界最古の薬局として知られています。13世紀に修道院の中庭で育てたハーブやスパイスを使い、薬の調合が始まったことが起源だとされています。現在も、伝統のレシピに基づいて香水や化粧品が製造され、ハーブティーやサプリメントも販売しています。店内に入ると、フレスコ画が描かれた高い天井と、シャンデリアが吊るされたエレガントな空間が広がります。13世紀のアンティーク家具が配され、まるで美術館のような雰囲気が漂います。
「サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局」は、ルネッサンスの繁栄に貢献した、メディチ家御用達の薬局としても知られています。メディチ家のカテリーナ・ディ・メディチがフランスに嫁ぐ際に調合されたという香水 のレシピが今でも残っていて、「王妃の水」は今なお人気の商品です。
保湿クリームであるイドラリアが配合された、高級感あふれる石けん。ミルクアンドハニーの香り。きめ細かい泡立ちで、お肌に潤いを与えながら、気持ちよく洗顔ができるおすすめのアイテムです。
ショップ内にはティーサロンも併設。現存する最古のレシピのひとつである、薬草リキュールを使用したカクテルも楽しめます。
■Officina Profumo Farmaceutica di Santa Maria Novella（サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局）
住所：Via della Scala 16
TEL：（055）216276
営業時間： 9時30分～20時
定休日：なし
こちらも注目！1561年創業の老舗薬局／サンティッシマ・アンヌンツィアータ薬局
ドゥオーモから徒歩10分の場所にある、こちらもフィレンツェで1561年からの歴史を誇る老舗の薬局。1800年代のアンティークの家具が並ぶクラシックな装飾で彩られた店内は、立ち寄りやすい小ぢんまりとした雰囲気。創業当時から受け継がれる約20種類の香水の香りをベースに、化粧品やアロマグッズが販売されています。店内には日本語の商品リストもあるので、商品選びに迷った時はぜひ手に取ってみてください。「サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局」が常に観光客で混雑しているのに対し、こちらの薬局は落ち着いた雰囲気。静かにゆっくり買い物を楽しみたい人におすすめです。
シナモンやジャスミンが包み込むように香る「ロイヤル・アンバー」(左)と甘いイチジクと柑橘類の香りが合わさった「シトラス・パラディーシ」(右)。上品でシックなデザインの香水瓶は大人の女性にぴったりのアイテム。どんな部屋のインテリアにも馴染む、シックなデザインが魅力です。
カラフルな石けんは植物性由来の原料を使用。しっとりと肌に馴染む高い保湿力が魅力です。パッケージからは上品さが溢れつつも、お手頃な価格なのでおみやげとしてもぴったりです。
■Farmacia S.S. Annunziata（サンティッシマ・アンヌンツィアータ薬局）
住所：Via dei Servi 80r
TEL：（055）210738
営業時間： 9～19時（土曜は10時30分～）
定休日：日曜
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フィレンツェ発の人気レザーブランド／イル・ビゾンテ
世界中で愛される、イタリアでも名高いレザーブランド、「イル・ビゾンテ」。イタリア語で「水牛」を意味し、その名前の通り、水牛がブランドロゴのモチーフになっています。フィレンツェにある本店では、創業者でありデザイナーのワニー・ディ・フィリッポ氏による日本未上陸の限定デザインや、イタリアでしか手に入らない限定カラーなどの商品が豊富に揃っています。
染色を施していないヌメ革は、使えば使うほどに味わい深く馴染み、自分好みの唯一無二なフォルムや色へと変化してくれるはず。自らの手で「仕上げ加工」を楽しんでみるのも素敵ですね。
名刺入れは、ブロンズカラーのほかにも、ゴールド、シルバーのバリエーションがあります。星型マークがついたロゴは、まさに日本未上陸で、イタリアでしか手に入らない貴重なデザインです。
■Il Bisonte（イル・ビゾンテ）
住所：Via del Parione 31-33r
TEL：055-215-722
営業時間：10時30分～19時（月曜は～18時30分）
定休日：なし
世界にひとつだけの革製品をオーダーメイド／チェッレリーニ
1956年創業の革製品の店。牛革からイノシシ革まで、その品質の良さはイタリア国内でも広く知られています。併設された工房では、熟練の技術をもつ革職人たちが、ひとつひとつ手仕事で製品を作っています。工房には、アイテムの型番ごとに設計図が保管されており、昔から受け継がれてきた手法に基づいて今も丁寧に手作りしています。
このお店の魅力は、0からのオーダーメイドが可能なこと。自分の好みに合わせて、バッグやペンケースなどを作ることができます。色だけでなく、金具の種類や縫い目の色もセレクトして、完全にカスタマイズできることが嬉しいですね。注文後、日本への発送も対応しているので、旅の思い出にいかがでしょうか。
表面と裏地の色が異なるペンケース。実際に使ってみると、10本以上のペンを収納でき、使い勝手が抜群。毎日使うアイテムなだけに、持っているだけで幸せな気分になります。
■Cellerini（チェッレリーニ）
住所：Via del Sole 9
TEL：（055）282533
営業時間：11～19時（土曜は10～13時）
定休日：日曜、8月15日あたりの3日間
メンズ革製品のラインアップも豊富／ボヨラ
1906年創業の、こちらも革製品の老舗。ドゥオーモから徒歩5分の場所にあります。最高品質の牛革を使用した、深みのある色のデザインから、カラフルなキャンバス地と組み合わせたトートバッグまで取り揃えています。メンズアイテムも充実していて、財布や名刺入れ、ベルトやサスペンダーなど豊富なラインアップ。バッグやベルトの購入時には、スタッフにリクエストすれば紐の長さや穴の位置などを調整してくれるので、気になるところがあれば積極的に尋ねてみてくださいね。
シックな黒のカードケース。色違いで茶色もあります。なめらかな質感で、手に馴染みやすく、片手にすっぽりと収まるコンパクトで持ち運びも便利なサイズ。
「ボヨラ」ではメンズアイテムだけでなく、レディースアイテムも充実しています。例えばこちらのバッグは淡いダークブラウンの柔らかな色調で、どんなコーディネートにも素敵にマッチしてくれます。バッグの内側も見かけによらず広くて、使い勝手も抜群です。
古都フィレンツェには一生かけて大切に使いたいアイテムが揃ったお店がたくさんあります。今回紹介しきれなかった素敵なお店もたくさんあるので、街歩きを楽しみながら気になるお店があればぜひ立ち寄ってみてくださいね。
■Bojola（ボヨラ）
住所：Via dei Rondinelli 25r
TEL：（055）215361
営業時間：10時～19時30分
定休日：日曜
Text:石塚あみ
Photo:北原俊寛
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