池袋|住宅街にたたずむ自家焙煎コーヒースタンドへ。向原「iZ COFFEE ROASTER」でホッとひと息
2023年11月、東池袋の住宅街に誕生した「iZ COFFEE ROASTER(いず こーひーろーすたー)」。開放感あふれる店内では、自家焙煎コーヒーと手作りの焼菓子が楽しめます。
地元の人で賑わう、アットホームなコーヒースタンド
都電荒川線「向原」駅から徒歩約4分、JR山手線「大塚駅」から約8分。地元の人々が行き交う交差点にある「iZ COFFEE ROASTER」は、自家焙煎コーヒーと焼き菓子のお店。
取材で訪れた日は直前までコーヒー豆の焙煎を行っていたとのことで、店内に入った途端にコーヒーをローストするいい香りに包まれました。
こちらでは浅煎り~深煎りまで、店主の井塚さんがセレクトした、産地も味わいもさまざまな5種類の豆がドリップで楽しめるほか、100g750円~で販売も行っています。
どの豆にしようか迷ったら、その場で相談するのがおすすめ。
「しっかり苦いのが好き」や「フルーティな味わいのものが好き」、あるいは「スイーツと一緒に味わいたい」など、好みや気分に合わせておすすめを提案してくれますよ。
井塚さんが目指しているのは、幼い子どもからお年寄りまで、街の人がふらっと気軽に立ち寄って、ひと休みできるコーヒースタンド。
店内の中央に植えられたシンボルツリーの“シェフレラ”が、訪れる人を優しく見守ります。
ベビーカーなどでも利用しやすいよう、店内はゆったりとしたつくり。テラス席はペット可ということもあって、愛犬の散歩で立ち寄る人も多いのだとか。
1日を通してアットホームで和やかな雰囲気が漂います。
好みにぴったりのコーヒーと、豆のおいしさを引き立てる焼き菓子
コーヒーは注文ごとに豆を挽き、丁寧にドリップしてうま味を抽出します。
今回、「苦味と酸味のバランスが取れた味わいが好き」という要望におすすめしてもらったのは「エルサルバドル」。
ベリーのような華やかな香りと、ほのかな酸味があり、まさに好みの味わいでした!
コーヒーと一緒に、 その日によってラインアップが変わる“今日の甘いもの”の中から「チーズケーキ」をいただきました。
コーヒーの香りを損なわないよう、甘すぎず、濃すぎず、やさしく素朴な味わい。それでいて、口いっぱいにチーズのうま味や香りが広がります。
こちらではあくまでもコーヒーが主役。それぞれの豆が持つ繊細な香りや味わいが際立つよう、お菓子の味付けや食感などを工夫しているといいます。
オールマイティにペアリングが楽しめるプリンもおすすめ
“固めプリン派”にはたまらない、卵の風味豊かな「プリン」もありました。
甘さを抑え、生クリームをのせることで、コーヒーとのバランスを取っていて、浅煎り~深煎りまで、いろんなタイプのコーヒーと相性がいいとのこと。
また、店頭ではクッキーも販売されていました。これ以外にも、気まぐれでパンやテリーヌなどが並ぶことも。
使用する豆は時期によって入れ替わるほか、ミルクと一緒に味わいたいという人のために「カフェラテ」650円や、ミルクやフルーツシロップなど「お子さまドリンク」各400円も用意されています。
池袋駅からも徒歩約20分の距離なので、お散歩がてら立ち寄ってみてはいかがでしょう。
■iZ COFFEE ROASTER(いず こーひーろーすたー)
住所:東京都豊島区東池袋2-10-11
TEL:なし
営業時間:10~18時(土・日曜、祝日は12時~)
定休日:月曜、ほか日曜不定休
アクセス:都電荒川線向原駅より徒歩4分
Text&Photo:近藤ひかり(エフェクト)
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