【2024年イタリア最新情報】フィレンツェのおしゃれカフェ「ラ・メナジェレ」に注目！花とエレガンスが織りなす優雅なひととき。

食・グルメ 2024.02.01

【2024年イタリア最新情報】フィレンツェのおしゃれカフェ「ラ・メナジェレ」に注目！花とエレガンスが織りなす優雅なひととき。

るるぶ情報版（海外）編集部るるぶ&more.編集部イタリアカフェ生活雑貨フォトジェニック

ルネッサンス文化の息吹が残る美しい街並み、花の都フィレンツェ。赤いテラコッタ屋根で彩られた街全体はまるで一つの美術館のよう。フィレンツェでは今もなお、昔からのショップが立ち並び、当時の趣が漂っています。昔から変わらないロマンがあふれる素敵な街並みの中でも、近年注目のおしゃれカフェ「ラ・メナジェレ」をご紹介します。

Summary

イタリアとフランスの文化を融合させた華やかな空間
オリジナリティの高い、洗練された料理の数々
季節の花々や緑に彩られたブックショップ

イタリアとフランスの文化を融合させた華やかな空間

「ラ・メナジェレ」は1896年創業の、かつて家庭用品を販売していたお店をリノベーションしたカフェ。かつてはキッチン用品をはじめ、掃除用具などの日用品を幅広く販売している生活雑貨店として機能していました。店の名前はフランス語で「主婦」や「家事」という意味。100年以上の時が経った現在は、カフェとしてだけでなく、雑貨、花屋としても営業しています。

店内には1800年代に建設された当時の壁をそのまま使用。全部で6部屋あり、2階にはプライベートルームもあります。部屋ごとにインテリアなどのコンセプトが異なります。

店の入口のテラス席には、ウォールフラワーがあります。季節ごとに花の種類とデザインが変わるので、1年を通じて楽しめます。

アーチ型の天井の下では、まるで食堂のような長いテーブルが設けられています。お店は深夜2時まで営業。お昼のおしゃれなカフェと雰囲気は異なり、夜の18時からはアペリティーヴォ（食前酒とおつまみを楽しむ食文化）、19時頃はディナーでの利用客で賑わいます。バーカウンターでは、こだわりのカクテルを楽しむことができます。店内には荘厳なたたずまいのグランドピアノがあり、音楽の生演奏が行われることも。ロマンティックなディナータイムのひとときを演出してくれます。

おしゃれな手描き風のイラストが素敵なカフェメニュー。朝食とランチ、ディナーとメニューは分けられています。夜は本格カクテルやアラカルトのメニューも充実。

オリジナリティの高い、洗練された料理の数々

店全体のコンセプトはフランスとイタリアの融合ですが、フードメニューではさらに国際色豊かな料理が楽しめます。例えば、お酒と相性抜群なタパス（小皿料理）が充実していて、「和牛のサンドイッチ」€15や「ミニバーガー」€15など、ジャンルに縛られない料理が充実しています。

カフェメニューのおすすめは「フローズンモカチーノ」（写真上）。ワイングラスに注がれたチョコレートベースのドリンクで、生クリーム、ココアがトッピングされています。甘いチョコレートの風味とエスプレッソのほろ苦さ、豊かなコクのある味わいを楽しむことができます。