【北鎌倉】シャリふわ食感が楽しい「あいす日和」の新感覚生アイス
北鎌倉駅のほど近くにある「あいす日和」は、卵・乳製品不使用、有機栽培や減農薬といった上質な自然素材で作られる体にもやさしい“生”アイスを販売しています。「アイス最中」や「キャンドルアイス」など見た目にも楽しい、北鎌倉発の新感覚アイスの魅力を紹介していきます。
安心安全!ヴィーガン対応の新感覚アイス
北鎌倉駅西口を出て徒歩30秒ほどのところにある「あいす日和」は、落ち着いた北鎌倉の街並みに調和するような白い外観と「あいす日和」と書かれたのれんが目印。オーナーの石川さんと奥さんの2人で切り盛りをする自然素材にこだわったアイスの専門店です。
店内はコンパクトな作りながらも大きくとられた窓からは暖かな光が差し込み、清潔感あふれる空間。
飲食店などのお店を巡るのが趣味だという石川さんご夫婦。いつかは自分たちもお店を開きたいと考えていたそうで、そんな時、身近でアレルギーを持っている人がいたことから、オーガニックやヴィーガンに興味を持ちはじめたとのこと。小さな子どもからアレルギーのある人など、いろいろな事情で食事に制限のある人にも安心してアイスを楽しんでもらいたいと2022年に「あいす日和」をオープンしました。
お店で提供されるアイスは卵・乳製品不使用をはじめ、香料や着色料一切不使用。卵や乳製品を使用せずにアイスクリームの食感を再現するため、お店巡りをしていた際に知り合ったアイスクリーム工場の工場長に協力をしてもらいながらヴィーガンアイスを開発。構想から数えると完成までに10年ほどの年月を費やしたのだとか。
そんなこだわりの詰まったアイスを味わってみると、独特な食感が口の中に広がります。アイスクリームとシャーベットの中間のような「シャリふわ」とした口当たりで、まさに新感覚。使用しているアーモンドオイルのおかげで、そのような食感が生まれるのだそう。この独特の味わいを一番楽しめるのが、なんとアイスが盛られてからの30秒間のみ。そのことから“生”アイスとよばれています。フレッシュ感もあいまって「生」と冠する理由を実感することができますよ。
多彩なトッピングが魅力の「最中アイス」
アイスのフレーバーは常時5種類ほど。有機抹茶を使用した「都城有機抹茶」、宮崎県産のイチゴを使用した「減農薬いちご」、鮮やかな赤みが特徴の「宮崎県ハイビスカスローゼル」など、厳選素材を最大限生かしたアイスが並びます。また、入れる器はコーンや最中、カップから選ぶことができます。
なかでも特におすすめしたいのが「最中アイス」。通常の最中アイスに加え、求肥やフルーツ、チョコレートなど色々な素材がトッピングされた最中アイスがあり、その数はなんと16種類。オープン当初は5種類程度だったのがアレンジにアレンジが加わり16種類にまで増えたのだとか。
一番人気の「贅沢いちごの最中」は、減農薬いちごのアイスと求肥、あんこを特注の白い最中ではさんだ見た目にもかわいらしい一品。モチモチの求肥にパリッとした最中、あんこのバランスが絶妙にマッチした幸せの味が口いっぱいに広がります。そのほかにも季節限定トッピングの最中も登場するそうなので要チェックです。
求肥のドレープとイチゴがキュートな「キャンドルアイス」
アイス最中のほかにも、まるでキャンドルのような見た目で話題の「キャンドルアイス」にも注目です。好きなアイスフレーバーの上に大きめの求肥、イチゴを丸ごと一個乗せた「キャンドルアイス」は、写真に残したくなるかわいさ。上に乗るフルーツはマンゴーやマスカットなど季節によって変わるそうですよ。撮影に夢中になってアイスが溶けないように注意してくださいね。
生アイスはテイクアウト用のカップでも販売しているので、おみやげに持ち帰ることも可能。+500円でオリジナルの保冷バッグを付けられるので帰りも安心です。
アイスのほかにも、オリジナルのオーガニックコーヒーなどのドリンク類やコーヒー豆も売しているのでぜひチェックしてみてくださいね。
北鎌倉発のアイス専門店で至福のひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
■あいす日和(あいすびより)
住所:神奈川県鎌倉市北鎌倉山ノ内511-2
TEL:なし
時間:11~16時
定休日:月~金(祝日は営業)
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Text:松井夏美(むしか)
Photo:中村香奈子
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●この記事は『るるぶ鎌倉 '25』に掲載した記事をもとに作成しています。