食・グルメ
2024.01.09
北千住｜サクサクのフランス式パイに舌鼓！「cocorocca?」で都会の喧騒を忘れるひとときを
2023年11月、北千住にオープンしたカフェ「cocorocca?（こころっか）」。リノベーション会社が運営しているため、レイアウトやインテリアなどの内装にこだわり、落ち着いて過ごせるおしゃれな空間が広がっていますよ。注目はサクサクのパイ生地を使ったメニュー。ミートパイやアップルパイ、チョコパイなど、具材とパイ生地との相性を意識して作られたさまざまなパイが楽しめます。日々頑張る自分へのご褒美にぜひ訪れてみて。
心と心をつなぎ色々な縁を生む場所を目指す「cocorocca?」
北千住駅から歩くこと約9分。大通りを少しはずれた裏道にひと際目を引くピンクのかわいい建物があります。こちらが今回紹介するカフェ「cocorocca?」。
リノベーション会社の「renoverocca?」が運営するカフェで、店名には“cocoro（心）とcocoro（心）が集まり、縁を生む場所になってほしい”という思いが込められています。
店内は、優しいカラーコーディネートでまとめられた空間になっています。都会の喧騒を忘れてゆったりと過ごしてもらえるよう植物を多く配置。さらに、営業中は各テーブルに季節を感じられる花が置かれていて、ほっこり癒やされます。
洋風の店内奥には、小上がりの席が。こちらは淡いピンクの壁がキュートな珍しい和室。床には畳を使用しており、段差がないことから子ども連れのママさんに人気の席。
店内のインテリアはすべてデザイナーが空間との相性、色味のバランスを考えて選んでおり、視覚からもリラックスできるよう計算された居心地のいい空間になっています。
もちろんイートインだけでなく、テイクアウトも可能なので、気軽に立ち寄るのもOKです。
サクサクのフランス式パイで思わず笑顔に
そんな「cocorocca?」のおすすめはパイメニュー。日本で馴染みのあるパイは小麦粉やバターなどを全て混ぜ合わせて生地を作るイギリス式が多いらしいそうですが、「cocorocca?」ではフランス式を採用しています。別々に用意した生地とバターを混ぜて、伸ばし重ねる工程を何度も繰り返して作るため、時間がかかりますが生地に層ができイギリス式と違ったサクサク感とエアリー感を堪能することができますよ。
基本的なパイの形はスティック状と丸型の2種類。これは、4つ並べた時に「1010（千住）」となるよう意識して作られており、“地域に根付いたお店にしたい”という願いが込められているのだとか。
「黒毛和牛と黒豚のミートパイ」900円は、サクサクのパイ生地の中に黒毛和牛と黒豚の粗挽きミンチが入ったぜいたくな丸型のパイです。ひと口食べれば、お肉のうま味が口の中にじわっと広がりやみつきに。パイ生地のバターの風味とお肉の相性がぴったりです。
付け合わせはピクルス。刻んだ細かなピクルスと厚みのあるピクルスの2つの食感が楽しく、鼻から抜ける香りがよりいっそうミートパイを食べ進めさせてくれますよ。
「キノコたっぷりクリーム帽子パイ（サラダ付き）」1060円は、パイのバター風味を生かすため、キノコとベーコン、タマネギなどでシンプルに作られたグラタンの上にパイがのったメニュー。パイを砕けば砕くほど、とろとろのグラタンにパイが混ざり、毎回異なる味わいと食感を楽しめます。
ティータイムにぴったり！スイーツパイも見逃せない
食後のティータイムにスイーツパイはいかがでしょうか。「cocorocca?」では、パイスイーツの代表アップルパイも楽しめます。「フランス式アップルパイ」790円は、アーモンドを練り込んだクリームとリンゴがパイ生地の中に入った1品。
一般的なアップルパイのリンゴは砂糖で煮詰めることが多いですが、こちらはカラメルでソテーしているため、甘過ぎず食べやすい味わいになっています。口の中で香ばしいアーモンドの風味が広がるのも魅力です。
「大人にココパイ（choco pie）」790円は、アップルパイと同じアーモンドを練り込んだクリームとチョコレートをパイに閉じ込めたチョコパイです。チョコのビターな味わいとパイの甘さが絶妙にマッチ。甘いものが苦手な人でも食べやすい味わいです。
スティック状のため、テイクアウトの際に食べやすく人気が高いそう。付け合わせのバニラアイスをのせて食べる味変もおすすめです。
バリエーション豊かなサクサクのパイメニューとリノベーションで造られた内装が魅力の「cocorocca?」をぜひ訪れてみてくださいね。
◼︎cocorocca?（こころっか）
住所：東京都足立区千住4-26-10
TEL：080-3367-4092
営業時間：9〜18時（17時30分LO、土・日曜、祝日は10時〜）
定休日：水曜
アクセス：北千住駅から徒歩9分
Text&Photo：小杉環太（エフェクト）
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
この記事を書いた人
