【おとなのソロ部】マンツーマンで習える「60ろくまる編み物教室」でひとり時間を♪ゼロからでも大丈夫!
冬のおうち時間に編み物をしてみたい、でも、難しそう…とためらってしまう人も多いのではないでしょうか?そんな人におすすめなのが、マンツーマンで基本の編み方から教えてくれる「60ろくまる編み物教室」。まずは基本をマスターして、セーターやニット帽、手袋など、作ってみたいアイテムへステップアップしてみましょう。
好きなものを自分のペースで作れる!老舗毛糸メーカー主催の編み物教室
昭和30年(1955)に創業した毛糸メーカー「丸安毛糸」。長年アパレル企業向けに毛糸を販売していましたが、8年前にクオリティの高い毛糸を一般消費者も楽しめるようにとブランド「60ろくまる」を立ち上げました。そんな老舗毛糸メーカーが気軽に編み物に触れてほしいと毎週木曜に開催しているのが「60ろくまる編み物教室」です。
全員が同じものを作るのではなく、さまざまなレベルの参加者がそれぞれ作りたいものを持参するのが「60ろくまる編み物教室」のスタイル。分からないところを先生に教えてもらったり、編み方を相談したりしながら各自のペースで編み進めていきます。
会場は東京・両国にある「丸安毛糸」本社1階の喫茶店「ウール倶楽部」。初心者向けの夜の部はカフェ閉店後に開催されるので、好きな場所に座って編み物に集中できます。一方、初心者~上級者向けの午前・午後の部はひとつのテーブルを囲むので、参加者同士おしゃべりに花が咲くそうです。また、夜の部はコーヒー付き。午前・午後の部は喫茶店のメニューから好きなドリンクを選べ、追加料金でケーキをオーダーもできます。
黙々と編み進める人、たくさん質問をする人など、教室の使い方は人それぞれ。自宅で進めながら月に1回参加する人が多いそうですが、なかには編む時間を確保するために毎週参加している人もいるといいます。
初心者は“基本のき”からスタート
今回は初心者向けの夜の部に参加。経験ゼロの初心者や久しぶりの編み物でやり方を忘れてしまった人には、棒針の場合はつくり⽬、表編み、裏編みなどの基本編みをマンツーマンで教えてくれます。毛糸と棒針は用意をしてくれるので手ぶらで参加できますよ。
先生が隣に座り、お手本を見せてくれるので、手元を見ながらまねをしていきます。分からないところがあればそこまで戻り、何度でもお手本を見せてくれるのは、マンツーマンならでは。進み具合は人それぞれなので、2時間基本編みに集中する人もいれば、早く習得して作品作りに進む人もいるそうです。
基本を学んだら作品作りへ!さまざまなアイテムが揃う編み物キット
基本の編み方をマスターしたら作品作りを始めましょう。何を編めばいい?毛糸や道具はどんなものを揃えたらいい?と悩んだら、まずは、毛糸と編み図がセットになった「60ろくまる」の編み物キットがおすすめです。
なかでも初心者にぴったりなのが「スヌード」。真っ直ぐ編むタイプなので、つくり目、表編み、裏編み、伏せ留めという基本をマスターしていればできるのだそう。シンプルなデザインながら、ゴム編み(リブ編み)とかのこ編みの2種類の編み方で作るスヌードは、気分次第で見せる柄を替えたり、くしゅくしゅして着けたり、と使い方や見せ方を変えられるのも魅力。また、公式サイトに編み方の説明が写真付きで載っているので、自宅でも進めやすいと評判のキットです。
ほかにも、セーターからファッション小物まで種類豊富なキットは、作家とコラボレーションしているものも多いため、デザイン性の高さも人気です。「60ろくまる編み物教室」や公式サイトで購入できますよ。
今回教えてくれた大久保千聖先生は、編み物の魅力は「作ったものを着られること、がんばり次第で上を目指せること」だと話していました。実際に、初心者から始めて1カ月後にはセーターにトライした人もいるそう。年齢を重ねても続けられるので、一生の趣味にもなり得る編み物。この冬、新たな趣味として始めてみてはいかがですか?
■おすすめの利用シーン:手芸やものづくりをしたいとき、初めて編み物に挑戦してみたいとき、久しぶりに編み物をしたいとき、編み方を教えてもらいたいとき
Text:河部紀子(editorial team Flone)
Photo:日髙奈々子
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。