【台湾現地レポ】台湾で食べたい小籠包!「濟南鮮湯包」で本場の味を堪能しよう
台湾旅行で絶対食べたい台湾グルメ「小籠包(シャオロンパオ)」!それなら、日本人観光客にも人気の「濟南鮮湯包 總店(ジーナンシェンタンパオ ゾンディエン)」がおすすめです。2023年にリニューアルし、快適空間へとバージョンアップしました。誰よりも早く出かけてみませんか?
Summary
2023年リニューアル!カフェ風のオシャレな空間に
MRT「忠孝新生」駅から徒歩3分、アクセス便利な「濟南鮮湯包 總店」は2008年の創業以来、地元の人にも観光客にも愛され続けるお店です。
以前は通りに面した場所に厨房があり、店内のテーブルからも調理に勤しむ職人さんの様子を窺うことができました。そんな店構えから一転、リニューアルしたお店はかわいらしいカフェ風の空間に生まれ変わりました。
テラゾー(人造石)の床やレンガのタイル、昔の喫茶店で見た椅子など、どこか懐かしいレトロモダンな雰囲気が漂います。清潔で明るく、温かみのあるインテリアは居心地も抜群!ソロ旅でも気軽に入店しやすいカウンター席も新設されました。
店内にはゆったりとしたBGMが流れ、「単に食べるだけでなく、食事時間をも楽しんでほしい」というオーナーの思いが伝わってきます。おいしい食事を快適な空間で、心ゆくまで楽しみましょう。
オーダーを受けてから包む!だからフレッシュな小籠包
創業当時から変わらぬこだわり、それは、名物の小籠包は「オーダーを受けてから包む」というもの。テーブルに運ばれてくる小籠包は蒸し立てほやほやなのはもちろん、いつでも包み立ての新鮮な小籠包です。
薄皮からうっすら透けて見えるのは、たぷんたぷんのスープとお肉。こんなにも薄いのに箸でつまんでも破れないのは、鮮度が高いゆえ、もっちりさが失われていないから。しっかりと肉汁を包み込み、ひと口で頬張れば口いっぱいにスープがあふれだします。フレッシュだからこそのジューシーさを堪能してください。
小籠包を待つ間に!お食事は小皿料理からはじめよう
そんな小籠包なので、テーブルに届くまでにはしばらく時間がかかります。およそ5~10分、混雑時にはさらに待つことも。最高のおいしさを味わうための待ち時間は、小皿料理と共に過ごしましょう。
台湾らしい味を楽しみたいなら「烤麩(カオフ―)」がおすすめ。生麩を発酵させて蒸した食材で、日本では滅多にお目にかかれません。スポンジ状に気泡を抱えて膨らんだその身に、甘じょっぱい煮汁をたっぷりと吸い込んでいるから、かむほどにうま味が染み出します。
豆腐乳で漬けたキムチ「黃金泡菜(ホァンジンパオツァイ)」も台湾ならでは。ピリッとした辛さの中にまろやかさもあって、病み付きになりそう!
ほかに、南国らしい爽やかな青パパイヤのパッションフルーツ漬け「百香果青木瓜(バイシャングォチンムーグァー)」やキュウリの漬物「金錢小黃瓜(ジンチェンシャオホァングァー)」なども。バラエティーに富んだラインアップが楽しめます。
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一緒に食べたい!押さえておきたいサイドメニュー
看板メニューは小籠包ですが、実はシラスチャーハン「吻仔魚炒飯(ウェンザイユィチャオファン)」は、多くの人がオーダーする裏看板メニューなんです。
カリカリのシラスと、パラパラのごはんのコンビネーションがベストマッチ!ほどよい塩気があと引くおいしさです。
「招牌東坡肉(ジャオパイドンポーロゥ)」はお店のイチオシ。つやトロの角煮を中華風バンズにはさんでいただきます。お好みで長ネギや香菜を加えても。
お肉はじっくり煮込まれているから、口の中でほろほろ~っととけてしまう軟らかさ。甘めのタレがもっちりバンズによく合います。たれるくらいたっぷりかければ、おいしさ倍増すること間違いなしですよ!
どのお料理も外れがないから、いろいろ試してみてください。入店時に渡されるQRコードをスマホで読み取ってオーダーしてくださいね。店員さんは日本語が通じるので安心です。
■濟南鮮湯包 總店(ジーナンシェンタンパオ ゾンディエン)
住所:濟南路三段20號
TEL:02‐8773‐7596
営業時間:11時20分~14時30分、17~21時
定休日:無休
※料金にはサービス料10%が別途上乗せされます。
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Text:林綾子(台北ナビ)
Photo:張哲倫
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