食・グルメ
2024.03.12
金沢・ひがし茶屋街「仏蘭西菓子 ボン・ジュルネ あん」オープン。石川の食材を生かした絶品ケーキで贅沢ティータイム
金沢・ひがし茶屋街に、2023年6月にオープンした「仏蘭西菓子（ふらんすがし） ボン・ジュルネ あん」。実力派パティスリーが手掛けるスイーツを、隠れ家のような町家で味わえる、知る人ぞ知るカフェの魅力をご紹介します。
Summary
「仏蘭西菓子 ボン・ジュルネ あん」は人気フランス菓子店の新展開
「仏蘭西菓子 ボン・ジュルネ あん」は、金沢の人気観光地・ひがし茶屋街にある、伝統的な2階建ての町家をリノベーションしたカフェです。
石川県・内灘町で愛されるパティスリー「pâtisserie ボン・ジュルネ」の2号店として、金沢市のひがし茶屋街エリアに誕生しました。店内のショーケースには、定番のほか季節のケーキが約8種並びます。
茶屋建築が立ち並び、江戸時代さながらの町並みが続く、観光名所・ひがし茶屋街の新店舗ということで、ケーキには和の素材や地元の食材を取り入れ、店内で仕上げて提供しています。なかには本店にはない商品も！さっそくおすすめのメニューをご紹介していきます。
必食の名物メニュー3選。東山店限定メニューも！
1番のおすすめは、「仏蘭西菓子 ボン・ジュルネ あん」限定の「東山プレートセット」。好きなケーキ1種と焼き菓子のクグロフ、季節のフルーツ、アイスなどをのせた贅沢なプレートと、ドリンクがセットになったメニューです。
今回選んだケーキは本店でも人気の「ヌフ」。焼き菓子・フィナンシェを土台に、ピスタチオのバタームースをのせ、その上に薄い板チョコを敷いてチョコクリームを絞った、焼き菓子と生菓子を組み合わせた斬新なスイーツなんです。トップには、金沢らしい金箔とピスタチオをトッピング。濃厚なムースやチョコクリームがバター香るフィナンシェと相性抜群で、板チョコのパリッとした食感もグッド。
選べるドリンクは、石川名物の「加賀棒ほうじ茶（Hot）」をチョイス。お茶の茎の部分を焙煎したお茶は、芳ばしい香りで洋菓子ともマッチするので、ぜひ試してみてください。鉄瓶で提供され、たっぷり楽しめるのもうれしい！
雲のようなかわいい見た目で人気の「友禅」は、ほろ苦い抹茶ムースの中に、小豆のコンフィチュールとオレンジジュレを入れた和スイーツ。なお、ケーキは単品でオーダーすることも可能です。
加賀棒茶が香る生地と紅茶のジュレ、フランボワーズのほのかな酸味の一体感が楽しめる「あん」も評判です。ほかにも、モンブランなどの季節商品も並ぶので、何度行っても違った味に出合えますよ。
ケーキは、売切れ次第終了なので、食べたいケーキがある場合は、早めに訪問がおすすめです。カフェは1ドリンク制で、ドリンクのみのオーダーもOKです。
店内には、「マドレーヌ」や「ダックワーズ」各270円やサブレなどの焼き菓子、コンフィチュールなども並びます。
金沢みやげにもおすすめですよ。
伝統的建造物を生かした店内でくつろげる
お店は、金沢市伝統的建造物群保存地区に立つ元住居の長屋を改装し、趣たっぷり。1階はテーブル席のほか、カウンター席もあります。こちらのテーブルは、かつて使われていた引き戸を利用して作ったものだそう。
2階は屋根裏を改装し、座敷スタイルのカウンターに。ほっこりとした懐かしさも感じる和空間でゆったりくつろげます。
階段たんすなど、建物の歴史を感じられる設えもあちこちに。築100年以上の歴史を感じてください。
「仏蘭西菓子 ボン・ジュルネ あん」へのアクセスは？観光名所・ひがし茶屋街からすぐ
「仏蘭西菓子 ボン・ジュルネ あん」があるのは、バス停橋場町から徒歩5分とアクセス便利な場所。
有名観光地・ひがし茶屋街のメインストリートから少し外れた、北側の静かな小路に立つまさに隠れ家。散策を楽しみながら訪れてくださいね。
和の要素を生かしたケーキを風情たっぷりの町家空間で味わえる「仏蘭西菓子 ボン・ジュルネ あん」。金沢らしさ満点のカフェタイムが過ごせますよ。
■仏蘭西菓子 ボン・ジュルネ あん（ふらんすがし ぼん・じゅるね あん）
住所：石川県金沢市東山1-10-3
TEL：076-250-5338
営業時間：10時30分～17時（16時LO）
定休日：月・火曜（祝日は営業の場合あり）、不定休あり
アクセス：バス停橋場町から徒歩5分
Text：林檎林
Photo：沖本明
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
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