新宿御苑のカフェ「in the MIDDLE」で肉厚ホットドッグとパウンドケーキを堪能
2023年10月にオープンした「in the MIDDLE(いん ざ みどる)」は、コーヒー、焼き菓子、花、ナチュラルワイン、ヴィンテージ雑貨を取り扱う新宿御苑の新たなカフェ。こだわりのコーヒーや自家製のケーキ、ホットドッグが人気です。おいしいスイーツを楽しんだら、おみやげに花束やヴィンテージの雑貨を買って帰るのもおすすめ。そんな複合型カフェをご紹介します。
Summary
「人が集まる中心地」がコンセプトの街角にあるカフェ
新宿御苑駅から徒歩約7分ほどの場所にある「in the MIDDLE」は、自家製のケーキやこだわりのコーヒー、料理が楽しめるカフェ。もともと違う仕事で関わりがあった3人が意気投合し、「いつかこんなお店を持ちたい。自分のお店でこんなことをやりたい!」という夢を合わせてオープンしました。
コーヒーやケーキはもちろん、ナチュラルワインを中心としたアルコールメニューも豊富なので、カフェバーとしても利用できます。
「人種や性別、すべて関係なく人々が集まる中心地のようなカフェにしたい」という思いから、「in the MIDDLE」という名前にしたのだとか。外壁には、その思いを表した英文が書かれています。
外壁の前には外で食べられるベンチも用意されているので、ペットの散歩途中に寄るのもおすすめ。貸し出し用のブランケットも用意されています。
こだわりのパンとソーセージで作る大きなホットドッグ
人気メニューのホットドッグは、ソーセージとパンにこだわった一品。理想の味を求めて多くのベーカリーと精肉店を巡り、ぴったりのパンとソーセージを見つけたのだそう。
豪徳寺にある自家製ハム・ソーセージの専門店「冨永オリジナルデリカテッセン」に、「in the MIDDLE」のホットドッグ用にカスタマイズしてもらったソーセージはボリューム感たっぷり。塩味のバランスがよく、パリっとした食感の後に肉のうま味がジュワッと広がります。
はちみつバターが塗られたパンは、新宿御苑にあるベーカリー「ラ・バゲット」にカスタムオーダーしたもので、外はカリッと、中はふわふわのパンで、ソーセージとの相性もばっちりです。
ソーセージと一緒にはさまっているキャロットラペ、ザワークラウト、ピクルスは自家製。程よい酸味がソーセージのうま味と相まって、ホットドッグのおいしさを格上げしてくれています。
ホットドッグのサイドメニューとして人気なのが「フライドポテト」。使用しているじゃがいもは、知る人ぞ知る人気の品種「デストロイヤー」。北海道清里町のじゃがいも農家さんから取り寄せているそうで、濃厚な甘さと、ほくほくした食感を同時に楽しむことができます。お酒のおつまみとして頼む人も多いメニューです。
お祝い気分を満喫できるキュートなパウンドケーキ
ショーケースには毎日、自家製のスイーツメニューが日替わりで6〜8種類並びます。
特にかわいらしい旗が立った丸型のパウンドケーキが大人気!
取り置きやDMでの問い合わせは受け付けていないので、どのケーキが並んでいるかは来店してからのお楽しみ。
2023年12月からの新メニューが「チョコレートといちごのケーキ」。
ずっしりとした食感のチョコ味のパウンドケーキの上に、なめらかないちごのバタークリームがたっぷり絞ってあります。濃厚なチョコレートといちごのバタークリームの甘さが絶妙にマッチしていておいしい!
バタークリームの下にはストロベリージャムが隠れています。いちごの甘酸っぱさとつぶつぶ食感がプラスされて、さらにおいしさアップ。しつこくない甘さなので、甘い物があまり得意ではない人でも食べやすいケーキです。
受け取り日の3日前までに電話予約をすれば、5号サイズでパウンドケーキを注文することもできます。かわいらしい形のバタークリームがたっぷり飾られているので、お祝いにぴったり!
メッセージプレートには好きなメッセージを入れることができますよ。
花や北米ヴィンテージ雑貨など「好き」を集めてできた店内
北米ヴィンテージ好きということで、店内のライトや家具、食器はほぼ海外のヴィンテージ品。
カフェの扉は、アメリカの小学校で実際に使用されていたアンティーク扉だそうで、インテリアへの強いこだわりを感じます。
店内ではスタッフが週三回市場から仕入れた新鮮な切花やグリーンも販売。
多くのフラワーショップでは季節を先取りした花が売られていることが多いですが、ここでは一番きれいに咲いている旬の花にこだわって販売しています。1本から購入可能で、ブーケなども対応しているので、プレゼントや大切な記念日に買っていく人も多いそう。
アレンジメントやスワッグ作りなどが体験できる、花のワークショップも開催しています。興味がある人はお店のSNSを要チェック!
花の下には花瓶や食器など、おしゃれなヴィンテージ雑貨がずらり。
店内ドリンク用カップとしても採用しているアメリカの「ボーイスカウトマグ」2750円も、販売用のものが棚にたくさん並べられているので、気に入ったら購入してみては?
店主3人の趣味や夢が詰め込まれたカフェ「in the MIDDLE」をご紹介しました。
カフェバー利用としてではなく、お花や雑貨の購入だけで訪れてももちろんOKなので、ぜひフラリと立ち寄ってみてください。
■in the MIDDLE(いん ざ みどる)
住所:東京都新宿区新宿5-1-19 藤和新宿番衆町コープ 1F
TEL:090-1855-4612
営業時間:11〜19時(日・月曜 は〜18時、金・土曜は 11〜18時、20〜24時)
定休日:月曜(不定休)、火曜
Text:増田朱音(vivace)
Photo:増田朱音(vivace)/in the MIDDLE
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。