食・グルメ
2024.01.07
横浜「スコーン専門店iro」の優しさあふれる 極上スコーンで日常にティーブレイクを
2023年10月にオープンした「スコーン専門店iro（すこーんせんもんてんいろ）」。厳選素材にこだわった体にも地球環境にも優しい手作りスコーンが自慢です。小さなお店ながら、オーナー夫妻が信念を持って焼き上げるひと味違うスコーンを求めて、連日たくさんの地元客や観光客が足を運んでいるのだそう。そんな「スコーン専門店iro」の魅力やこだわり素材で作るスコーンの秘密についてご紹介します！
異色の経歴を持つオーナーと奥さまが手がける専門店
京急本線戸部駅から徒歩約5分。閑静な住宅街の一角に佇むのが2023年10月にオープンした「スコーン専門店iro」。可愛らしいスコーンのロゴの看板が目印です。
「スコーン専門店iro」を運営するのは現役フットサル選手でもある北野聖夜さん。フットサル選手と並行して、新卒でBtoBサービスを運営するベンチャー企業に就職し、市場調査や営業、ウェブマーケティングを担当した異色の経歴の持ち主です。2023年3月から通販を専門としてスコーンの販売を開始。生地は卵、乳、バター、白砂糖不使用のヴィーガン仕様、レーズンや抹茶といった副材料には国産のオーガニック素材を使用するというこだわりで、これまでにない体に優しいスコーンとして注目を集めてきました。
北野さんの前職で培ったウェブマーケティングやSNSの運用技術を駆使し口コミを広げて、ついに2023年10月、満を辞して実店舗をオープン。体に優しい素材を使って作るスコーンは、小さな子どもから年配の方まで安心して食べられると早くも評判で、自分へのご褒美やちょっとした手みやげにと購入していく人が多いのだとか。「iro」という店名は、多様な人がいる中で、それぞれの個性あふれる“色”が出せるような会社でありたいという企業理念から。
そんな想いを体現するように、ミニマルでおしゃれな店内に並ぶのは、個性豊か、色とりどりのスコーン。常時6種類に加えて季節で変わるスコーンが4種揃っています。お店でスコーンを焼き上げるのは、奥さまの恵里菜さん。もともと学生の頃から料理の腕はピカイチで、就職したベーカリーでベーグルサンドを考案し売り上げ回復に貢献したり、料理教室の講師としても活躍したりしているそう。スコーンも、もとはフットサルの選手でもある北野さんの健康を考えて作った、何気ないお菓子のひとつでした。
「自宅のキッチンに、妻が作ったマフィンやシフォンケーキといったお菓子が入った瓶がいくつか置いてあって、そのなかで特にスコーンがおいしくてふたりで感動したんです」と北野さん。その後、各地さまざまなスコーンショップを食べ歩き、これならいける！と前述の通り通販からスコーン専門店を立ち上げることになりました。
「どんな人でも安心して食べられるように」という恵里菜さんの思いが詰まったスコーンには、ヴィーガンで作るお菓子の独特な食感や味の薄さは皆無。外はサクサク、中はしっとりの食感で、クーベルチュールチョコレートや自家製の有機ラムレーズンといったフレーバーごとのアクセントが効いていて、これはどんな味なんだろうとどんどん手が延びてしまうほどのおいしさ。実際の人気商品をご紹介しましょう。
ギルティフリーなぜいたくスコーン
まず試していただきたいのは、シンプルな「ヴィーガンプレーン」。北海道産小麦やてんさい糖を使用したひと品。ひと口食べたときのさくほろな食感がたまりません。
こちらは島根県出雲産有機抹茶をぜいたくに使用した「有機抹茶」。トップには高級クーベルチュールホワイトチョコレートがかかっていて、優しい甘さが特徴。チョコレートの口溶けが濃厚でスコーンの生地と絶妙にマッチします。
チョコレート好きはこちらもチェック。スーパーフードといわれる有機カカオニブと有機ココアパウダーで作られた「カカオショコラ」。ほんのりビターなカカオとココアのマリアージュが絶品。
一番人気のスコーンがこちらの「ラムレーズンホワイトチョコ」。有機レーズンを手作りでラム酒漬け。ふんわりと香るラムレーズンがアクセントになった大人なひと品です。
変わり種のスコーンバターサンドも人気
スコーンのほかにも、スコーン生地でバターと北海道十勝契約栽培小豆を使ったあんをサンドしたバターサンドも販売。バターは牧草牛のミルクで作るグラスフェッドバターを使うなど、こちらも罪悪感の少ないヘルシーなスイーツです。
購入してテンションが上がる実店舗ならではの仕掛けも
「スコーン専門店iro」ではスコーンを5個以上購入すると写真のように専用のボックスに入れて提供してくれます。奥さまの恵里菜さんが手がけたキュートなスコーンのロゴが入ったボックスに詰められたカラフルなスコーンは、手みやげなどで持っていけば喜ばれること間違いなし。
店外の入り口そばにはベンチが設置されており、こちらで食べてもOK。座って写真を撮ったりできるフォトスポットもあるので、お店でスコーンを購入したらぜひ写真撮影も忘れずに！
スコーンのロゴが描かれた外壁でボックスと一緒に写真を撮るのもおすすめです！
「どんな人でも安心して食べられるように」という思いが詰まった「スコーン専門店iro」のスコーン。環境と体に優しいだけでなく、食べると気持ちも優しくなれる気がします。特別な思いの詰まったスコーンに紅茶を添えて、頑張った自分へのご褒美や大切な人とのティーブレイクにゆっくり味わう…。「スコーン専門店iro」のスコーンで、そんな時間を作ってみてはいかがでしょうか。
■「スコーン専門店iro」（すこーんせんもんてんいろ）
住所：神奈川県横浜市西区伊勢町3-143
TEL：045-550-7252
営業時間：木・金曜11〜18時（土・日曜10〜17時）
定休日：月〜水曜
Text&Photo：Maui Hara
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
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