自家製豆乳のおいしさに感動!吉祥寺「二吉軒監修 豆漿日和」で味わう、個性豊かな豆乳と台湾式朝ごはん
吉祥寺「二吉軒監修 豆漿日和 (豆乳豆花専売店)(によしけんかんしゅう どうじゃんびより とうにゅうとうふぁせんばいてん)」(以下、「豆漿日和」)は、台湾の人気店「二吉軒豆漿」が監修する豆乳専門店。併設する製造所で作る自家製豆乳をさまざまなフレーバーで味わえるほか、豆花(とうふぁ)など台湾のソウルフードも楽しめます。朝8時から営業しているから、朝ごはんにもおすすめ。
自社製造所で作った、できたての豆乳が味わえる
吉祥寺駅から徒歩8分。大正通り沿い、藤村女子中学・高等学校のすぐ近くにある「豆漿日和」。
監修する「二吉軒豆漿」同様、できたての自家製豆乳のおいしさを楽しんでもらいたいという思いから、豆乳製造所が併設されています。
ガラス張りの製造所は、外から様子をのぞくこともできますよ。
店主の方いわく、日本の豆乳は主に、豆腐を作るために絞るものとパック入り飲料の2種類があり、豆腐用は濃厚ながらも独特の青臭さがあり、そのまま飲むとややざらっとした舌触りが特徴なのだそう。またパック入り飲料は保存性を高めるために加工がされているため、豆の風味が弱くなってしまうのだとか。
台湾の豆乳は、はじめから飲み物として作られているため、のど越しはなめらか。また、「二吉軒豆漿」の豆乳は無添加のため、豆本来のうま味が楽しめるのがポイントなんです。
カフェスペースは約20席。製造所の前にはスタンディングスペースも用意されています。
無糖はもちろん、フレーバー豆乳もおすすめ
ショーケースにずらりと並ぶ豆乳は全9種類。どれも「二吉軒豆漿」の味がそのまま再現されています。
それぞれS(380ml)620円~とL(830ml)880円~、2サイズのボトルが販売されています。
今回飲んでみたのは「無糖」「きゅうり」「黒ごま」「あずき」の4種。
「無糖」は豆乳好きにはたまらない、シンプルなおいしさ。何も味付けされていないにもかかわらず、ほのかに自然な甘みが感じられます。台湾でも珍しいという「きゅうり」は、スイカのような香り。あっさりとした味わいで、くせになりそう!
甘いものが好きな人にはこっくりと濃厚な「黒ごま」や「あずき」がおすすめです。「あずき」は煮た小豆がたっぷり入っているので、小腹を満たすにもぴったり。
このほか、後味がさわやかな「飲むヨーグルト」640円~や「抹茶」650円~も人気なのだとか。
イートインでは、台湾の定番朝ごはんメニューも
豆乳のほか、イートイン限定のメニューも用意されています。
おすすめは、台湾のソウルフードが一度に楽しめる「鹹豆漿(しぇんどうじゃん)と蛋餅(だんぴん)・ミニ豆花のセット」。
「鹹豆漿」は台湾の朝ごはんの定番。温かい豆乳の中に、ザーサイや小エビ、ネギなどが入っていて、ラー油の辛さがアクセントになっています。
台湾式の揚げパン・油條(ようてぃあお)は、できたてのカリッとした食感も、時間が経つにつれてスープを吸ってしんなり柔らかくなってからもおいしい!お腹の中から温まり、まさに朝ごはんにぴったり。
おかず風クレープ「蛋餅」はパリっと香ばしく焼きあげたタイプ。卵やネギの風味がよく、日本人にもなじみ深い味わいです。
「ミニ豆花」は豆乳を“にがり”で固める「日式」と、食用石膏(硫酸カルシウム)で固めた「傳統(でんとう)」から選べます。
「日式」は絹豆腐のようなつるんとした食感、「傳統」は木綿豆腐に似たしっかりめの食感。
さらに、台湾でおなじみの甘いシロップ「糖水」とオリジナルの「豆乳シロップ」が選べるほか、トッピングも「ピーナッツ」や「緑豆」、「白玉」など7種類から2種類が選べるんです。
今回は「傳統」豆花に「豆乳シロップ」、トッピングは「あずき」と「仙草ゼリー」を選びました。
ふんわりとした豆花も大豆本来のおいしさがしっかり感じられます。しっとりとしたあずき、つるりとのど越しのいい仙草ゼリーとの相性も◎。
「鹹豆漿」は単品800円でも注文できるほか、「ミニ豆花セット」、「蛋餅セット」各1000円も用意されています。また、「豆花」単品の場合は「糖水」690円、「豆乳シロップ」700円で、3つまでトッピングが選べます。
今後は、台湾茶を使用した「東方美人」「凍頂桂花烏龍茶」の豆乳や、イートイン限定メニューにも新作が加わる予定とのこと。
台湾の味を楽しみに、ぜひ一度、足を運んでみては。
■二吉軒監修 豆漿日和 (豆乳豆花専売店)(によしけんかんしゅう どうじゃんびより とうにゅうとうふぁせんばいてん)
住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町2-15-4 ミュプレ吉祥寺1F
TEL:0422-27-6421
営業時間:8~20時
定休日:なし
アクセス:吉祥寺駅より徒歩8分
Text&Photo:近藤ひかり(エフェクト)
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