食・グルメ
2024.01.23
駒沢「awhile chai＆soda」のほっこりチャイで心も体も温まるひとときを
駒澤大学や、駒沢公園のすぐ側にあるチャイとソーダのお店「awhile chai＆soda（あわいる ちゃいあんどそーだ）」。スパイスと茶葉の香り豊かなオリジナルチャイや手作りの焼き菓子が楽しめます。
スパイスや紅茶、お菓子の香りに癒やされる小さなカフェ
駒沢大学駅から徒歩約10分。「awhile chai＆soda」があるのは駒沢公園通り沿い、駒澤大学の道路をはさんだ向かい側に立つビルの2階。
ビルの下に置かれたグリーンの看板が「営業中」の目印です。
オーナーの古川さんは、茶葉やスパイスの組み合わせによってさまざまな香りや味わいが楽しめるチャイの魅力にのめり込み、イベントなどでチャイを振る舞ってきましたが、2023年12月、ついにこちらに専門店をオープン。
店内はゆったり座れるベンチシートとカウンター6席。晴れた日には、大きな窓からたっぷりと日が差し込みます。
店名の“awhile”とは、「少しの間」などの意味を持つ言葉。
忙しい毎日を送る人にも、ここで過ごすほんの少しの間だけは癒やされてほしい…そんな願いが込められています。
チャイと一緒に味わいたいお菓子ももちろん手作り。取材時はちょうど「クッキー」250円が焼きあがったところで、店内には甘い香りが漂っていました。
スタンダードなチャイには3種類のスパイスをブレンド
初めて訪れたなら、まず飲んでほしいのはスタンダードな「awhileオリジナルチャイ」。インド北東部に位置するドアーズ地方で栽培された茶葉に、セイロンシナモン、カルダモン、クローブの3種類のスパイスを合わせた「awhile chai＆soda」の自慢の1杯。
ミルクのまろやかさ、きび砂糖のコクのある甘みの中にふわりと広がる、紅茶とスパイスの香りが華やかです。
何よりも大切にしているのは、香料など余分なものを使わずに、茶葉やスパイスの香りが引き立つチャイを作ること。
試行錯誤を重ねながら独自の配合でブレンドしたスパイスと厳選した茶葉をベースに、低温殺菌牛乳、きび砂糖を合わせ、濃厚ながらもやさしい甘さ、すっきりとした後味に仕上げています。
オーナーによると、はじめにスパイスを煮出して香りを抽出し、茶葉を加えて煮出してから牛乳を加えるのがおいしさの秘密だそう。
イートイン限定の「本日のオープンサンド」800円もいただきました。今日のメニューは、ミカン入りのキャロットラペが添えられた「クロックムッシュ」。
使用しているのは、低糖質のふすま食パン。
ほどよい厚さにスライスしたパンの上に、白いベシャメルソース、ハム、パルメザンチーズをのせてオーブンで焼いた「クロックムッシュ」は、ミルキーなソースと、ハム、チーズの塩味のバランスが絶妙です！
小腹を満たしたいときにぴったりのボリューム感ですよ。
自家製チャイシロップはソーダで割ってもおいしい！
自家製のスパイスシロップを炭酸で割った「スパイスティーソーダ」600円も、こちらの看板メニューのひとつ。
シュワシュワとした炭酸の中に、しっかりとスパイスの香りが感じられ、クラフトコーラのような味わいです。
そのまま飲むのはもちろん、「自家製ミルクアイス」（単品300円、トッピングする場合は＋150円）をのせて「スパイスティーソーダフロート」750円として飲むのもおすすめですよ！
このほか、カカオのような香りが特徴的な茨城県産の和紅茶「おくみどり」を使ったチャイ「和紅茶」700円や、静岡県産の燻製紅茶を使った「燻製茶」700円など、個性豊かなチャイが味わえます。
それぞれの茶葉はストレートでも楽しむことができるので、チャイとストレートで飲み比べるのも楽しそう。カフェインが気になる人のために、ノンカフェインのチャイ「ルイボスティー」650円が用意されているのもうれしいポイント。
また、ドリンクや焼き菓子はテイクアウトできるほか、ストレートティーの茶葉の販売も行っています。駒沢公園からも近いので、チャイやお菓子を片手にお散歩を楽しむのもおすすめ。
季節ごとの限定チャイメニューも登場するので、ぜひ公式SNSもチェックしてみてください。
■awhile chai＆soda（あわいる ちゃい あんど そーだ）
住所：東京都世田谷区駒沢4-16-16横山ビル2F
TEL：なし
営業時間：10～17時
定休日：日曜、祝日
アクセス：駒沢大学駅より徒歩10分
Text＆Photo：近藤ひかり（エフェクト）
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
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