食・グルメ
2024.03.22
【台湾現地レポ】台北で食べたい麺いろいろ。「老媽拌麵」なら台湾みやげも！
牛肉麺にまぜそば、担々麺……豊富な麺料理が揃う台湾で、食べたいのはどんな麺？「老媽拌麵（ラオマバンメン）」なら、数あるメニューから選び放題、気になる麺に出合えます！ここは台湾で人気の袋麺から派生したお店。ここでしか味わえないオリジナルメニューを堪能しませんか？
Summary
台北・東区にあるスタイリッシュなお店
個性的なショップやカフェ、レストランが点在する東区にあるのが、「老媽拌麵 大安旗艦店（ラオマバンメン ダーアンチージァンディエン）」です。最寄りのMRT「忠孝復興」駅からは、徒歩4分ほどでアクセスも抜群！
シンプルで清潔、スタイリッシュなインテリアの店内は、カウンター席が14席ほどあるのみ。どこか日本のラーメン店のような雰囲気です。
お店は決して広くはありませんが、天井が高いので快適に過ごせそう！カウンター越しにテキパキと調理をするスタッフを眺めながら、自慢の麺料理をいただきましょう。
昔ながらの製法で手作りされた台南産「關廟麺」だからモチモチ食感
「老媽拌麵」はもともとインスタントの袋麺で人気のメーカーです。カルフールをはじめとした台湾各地のスーパーで販売されているので、台湾通なら手に取ったことがあるかもしれません。おうちで簡単に調理できるのに、お店で食べるような味とコシのある麺が評判なんですよ。
そんな麺は台南・關廟地方の名産「關廟麵（グァンミャオミェン）」。關廟はパイナップルの産地としても名をはせるほど日当たりがよく、乾いた風が吹き抜ける場所です。そこは麺作りにも適した土地でもあります。
素材は強力粉と塩と水を混ぜただけのシンプルさ。昔と変わらぬ製法で、降り注ぐ太陽の下、天日干しをしています。
こうして丁寧に手作りされた麺は、素材本来が持つうま味をギュッと閉じ込めているだけでなく、もっちりとしたコシのある食感をあわせ持ちます。煮込んでも失われることないその歯ごたえは、食べ終わる最後の最後まで変わりません。
ショップでしか味わえない「老媽拌麵」を味わおう
「老媽拌麵」のインスタント麺は、実に種類が豊富。商品化される前には、さらに多くの試作品が生み出されるといいます。中には、味はいいけれど、手軽においしさを再現するインスタント麺には向かない商品も多々…。もったいないと考えてオープンしたのが、この路面店なのです。
インスタントでは再現できない、自宅では決して食べることのできない「老媽拌麵」を、ここにきて味わいましょう。
辛いテイストに定評のある「老媽拌麵」。中でもイチオシなのが、今流行りの「酸菜魚麵（スァンツァイユィミェン）」です。
強火でサッと炒めて香りを立たせた酸菜に、豚骨ベースのスープを加えて煮込んだ、香り、コク、うま味が楽しめる一品です。ヒリヒリ・ピリピリ…さまざまな辛さのハーモニーを楽しんでみてはいかがですか？ふっくらとしたスズキも美味ですよ。
「紅油皮蛋餛飩麵（ホンヨウピーダンハゥンデゥンミェン）」は、ショップオリジナルの特製ラー油で炒めた豚のミンチ、中華テイストのピータン、さらに手作りワンタンをトッピングしたボリューミーな汁なし混ぜそばです。個性的なピータンもピリ辛ミンチと合わせるとマイルドな味わいに。
スパイシーなのが苦手な方には、マイルドなうま味あふれる「花雕雞湯麵（ホゥワディァオジータンミェン）」がおすすめです。
熟成紹興酒の花雕酒で漬け込んだチキンが載ったスープ麺で、芳しい花雕酒は、香りだけで食欲がそそられるほど。濃厚ながらもさっぱりとした風味で病み付きファンが急増中です。こちらは細麺と刀削麺から選べます
インスタント袋麺をおみやげに、おうちでも「老媽拌麵」
おうちでも「老媽拌麵」が食べた～い！なら、おみやげにインスタント麺はいかがですか？お店の味とはいきませんが、誰でも手軽に＆簡単においしさを再現できるとあってヒット商品となっています。
おすすめは「福氣綜合拌麵（フーチーゾンハーバンミェン）」は、「蔥油開洋」「胡椒麻醬」「麻辣拌麵」「擔擔（担担）麵」が1つになったミックスパック。台湾みやげに最適ですよ！お買い求めは店内、スーパー各店でどうぞ。
また、日本へ持ち帰る際には使用成分にお気を付けください。肉成分を含む商品は日本への持ち込みができません。「蔥油開洋」「胡椒麻醬」「麻辣拌麵」「擔擔（担担）麵」なら、肉成分不使用（鶏粉末エキスは持ち込み可）だから安心しておみやげにできますよ。
台湾で人気の麺各種を「老媽拌麵」でいただいてみませんか？未知なるおいしい麺が待ち受けているはずですよ。
■老媽拌麵 大安旗艦店（ラオマバンメン ダーアンチージァンディエン）
住所：復興南路一段107巷5弄3號
TEL：02‐2711-9002
営業時間：11時30分～14時30分、17時30分～22時（21時LO）
定休日：無休
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Text：林綾子（台北ナビ）
Photo：張哲倫
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
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