【静岡・御前崎】絶景が待つ「晴れとsoraCafe」で、オーシャンビューとフォトジェニックなメニューを堪能
静岡県御前崎市にある「晴れとsoraCafe(はれとそらかふぇ)」は、絶景を眺めながら食事やお茶が楽しめるカフェ。食べごたえ抜群のランチメニューやフォトジェニックなスイーツ、カフェ周辺の絶景スポットまで、ここでしか味わえない魅力をご紹介します。
絵画のようなカウンター席。海を見ながらカフェタイム
御前崎市にある「晴れとsoraCafe」は、静岡県最南端の海岸沿いに位置しています。黒い外観になまこ壁が目を引く、崖の上にある建物が目的地。心地よい潮風を浴びながら、爽快なクルマ旅を楽しみましょう。
2022年7月にオープンした「晴れとsoraCafe」。お母様が長年営んでいた食堂を、店長の吉田さんがリノベーションしたお店です。
店内に入り階段を上がると、目の前にはオーシャンビューの絶景が広がります。陽の光を受け、キラキラと輝く海面が眩しい! 思わず息を呑み、声を上げてしまう光景です。
海や空の景色を存分に楽しめるように、店内はシンプルでシックな装い。カウンター席とソファ席、どの席を選んでも海を眺めることができますよ。
カウンター席から見える景色は、まるで絵画の中に自分が入り込んだかのよう。押し寄せる波や、雲が流れてゆく空を眺めていると、1秒たりとも同じ瞬間はないことを実感します。
夕方になると、夜の海の道しるべである「御前埼灯台(おまえさきとうだい)」に光が点ります。
日中はもちろん、夕方から夜にかけての風景も格別。訪れる時間によって異なる表情が見られるのも、「晴れとsoraCafe」の魅力です。
景色とともに楽しみたい、ボリューム満点ランチ
「晴れとsoraCafe」のフードメニューは、4種類のホットサンドと、2種類のご飯もの。それぞれプラス700円で、ミニサラダと日替わりのデリ、スープとドリンクが付くセットにできます。
まずは、オープン当初から人気の「キーマカレー」をいただきます。
大きめにカットされた野菜が食べごたえ抜群。ピーマンにパプリカ、ズッキーニ、玉ねぎなど、時期によって異なる旬の野菜を使っています。
たっぷりとかかったフライドオニオンの香ばしい風味が、スパイシーな自家製カレーにマッチ。しっかりと辛味が利いた一品です。
デザートのチェックもお忘れなく。定番の「チョコブラウニー」や「米粉のシフォンケーキ」のほか、季節ごとに限定メニューも登場します。
今回は、秋冬限定メニューのなかから「モンブラン」をチョイス。フィナンシェ生地の土台に、生クリームとたっぷりのマロンクリームが飾られています。さっぱりとした甘さで、食事のあとでもペロリと完食してしまいました。
海の色を落とし込んだような「ブルーラグーン」は、中に隠れたブルーキュラソーのゼリーの食感が楽しい、フォトジェニックなカクテル。ほかにも、コーヒーがベースのアルコールドリンクや、ノンアルコールソーダ類も充実しています。
街のシンボル「御前埼灯台」にも足を延ばして
「晴れとsoraCafe」の店内から見える御前埼灯台は、お店から徒歩1分ほどの距離。国内にある「のぼれる灯台」16基のうちの1つです。
御前埼灯台の歴史は、江戸時代まで遡ります。寛永12年(1635)徳川幕府が、当時灯台の役割を担っていた「見尾火燈明堂(みおびとうみょうどう)」をこの地に建設。その後、イギリス人技師の設計により西洋式の灯台に建て替えられ、戦災復旧工事などを経て、現在の姿になりました。
灯台の中に入り、70段の螺旋階段を上がっていくと、踊り場に到着。晴れた日には、伊豆半島や富士山も見渡せる絶景が待っています。
また、灯台の周辺には遊歩道が整備されており、展望台や広場などを訪れることもできます。
晴れ渡った空に、目の前に広がる雄大な水平線。いろいろな表情を見せてくるその光景に、きっと心を奪われるはず。御前崎を訪れたら、ぜひ行ってみてくださいね。
■御前埼灯台(おまえさきとうだい)
住所:静岡県御前崎市御前崎1581
TEL:0548-63-2550
参観時間:9~16時 ※3~10月の土・日曜、祝日は~16時30分
定休日:悪天候時
料金:参観寄付金 中学生以上300円
Text:横畠花歩
Photo:森島吉直(しずおかオンライン)
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