食・グルメ
2024.01.20
美しいアートに感動！中目黒「Swell Coffee Roasters」で味わう、見た目も味も最高のカフェラテ
中目黒の「Swell Coffee Roasters（すうぇる こーひー ろーすたーず）」は、ラテアート世界大会準優勝など数々の受賞歴を持つバリスタ・尾﨑数磨さんが手がけるお店。目でも舌でも楽しめるカフェラテをはじめ、多彩なスペシャリティコーヒーが味わえます。
コーヒー通はもちろん、飲み慣れない人も気軽にスペシャリティコーヒーが楽しめる
中目黒駅から徒歩約10分。西郷山通り沿い、東京音楽大学の前にある「Swell Coffee Roasters」。
窓が大きく開放感のある店内は、ゆったり広々。テーブル席やソファ席、テラス席など、その日の気分やシーンに合わせて使い分けることができます。
不定期でライブイベントなどが開催されることもあるそう。
お店で使用する豆は、横浜にある2号店「Swell Coffee Roasters lab」併設の焙煎所で焙煎したもの。
取材当日は、オリジナルブレンドをはじめ、産地や風味が異なるシングルオリジンのスペシャリティコーヒー5種類がラインアップ。
店主の尾﨑数磨さんが目指しているのは、コーヒーに詳しくない人や、苦手意識を抱いている人が興味を持ち、気軽に楽しんだり、ライフスタイルに取り入れること。そこで、「美しいラテアートを見てみたい！」という動機がそのきっかけになればとの思いから、「カフェラテ」をおすすめしています。
香り高いエスプレッソと、まろやかミルクが絶妙なバランスのカフェラテ
早速、自慢の「カフェラテ」を注文しました。
目の前で美しいラテアートが作られる様子に、思わず釘付け。
ラテに使用するのは、ブラジル、エチオピア、グアテマラの3種類の豆を中煎りで焙煎した「swell blend」。甘み、苦味、酸味のバランスが良く、コーヒーを飲み慣れていない人にもおすすめの味わいで、ミルクを合わせてもしっかりとコーヒーの豊かな香りが感じられるのが特徴です。
ひと口飲めば、きめ細かく泡立てたミルクのまろやかな甘さと、エスプレッソの華やかな香りが広がります。
ちなみに、エスプレッソの抽出やミルクのスチームなど、バリスタの高い技術が伴ってこそ、見た目にも美しいラテアートができるのだとか。
カスタマイズとしては、キャラメルかバニラの香りをプラスした「フレーバーラテ」各700円や、ミルクをオーツミルク（＋150円）や豆乳（＋100円）に変更することも可能です。
ちょっと変わったメニューでは、「オレ・グラッセ」もおすすめ。
「オレ・グラッセ」は昭和50年代に日本の喫茶店で誕生したといわれている飲み物で、グラスの中にシロップで甘みを付けたミルクと無糖のコーヒーを重ねて層を作ったもの。
もともとオレ・グラッセが好きでさまざまなお店のものを飲み歩いていたという尾﨑さんが「スペシャリティコーヒーで作ったら、もっとおいしくなるのでは」とオリジナルレシピを考案したのだそう。
コーヒーのほろ苦さの中にほんのりバニラが香り、まるでプリンのような味わいにびっくり。
コーヒーと一緒に味わいたいおやつも
コーヒーのお供にぴったりのスイーツも用意されています。
なかでも人気の「チーズケーキ」は、濃厚ながらクリームチーズのさっぱりとした酸味があり、コーヒーの香りを際立たせます。
このほか、「VENUTS（ヴィーナツ）」のヴィーガンドーナツや「ovgo Baker（オブゴベイカー）」のヴィーガンクッキーなども楽しめます。
店内では缶入りの自家焙煎コーヒー豆や、瓶入りの「クラフトボトルコーヒー」1000円や「カフェラテベース」1350円、「オリジナルマグカップ」4000円なども購入することができます。
サステナブルな取組みにも力を入れていて、空になった缶をお店に持って行くと、新しい豆を詰めてくれるそうですよ。
また、2月からは新たに廃棄コーヒー豆を原材料に使用した「コーヒーレザー」を使ったオリジナルグッズの販売もスタートするとのことで、こちらも楽しみ！
営業時間が長く、朝いちばんから1日の締めくくりまで、さまざまなシーンでおいしいコーヒーを楽しめるのも魅力です。夜はコーヒーを使ったカクテルも。
代官山からも近いので、ショッピングやお散歩がてら、仕事の前後などにぜひ立ち寄ってみて。
■Swell Coffee Roasters（すうぇる こーひー ろーすたーず）
住所：東京都目黒区上目黒1-11-1 OAK BLDGⅡ
TEL：なし
営業時間：9時～23時30分（月曜～20時、土・日曜8時～23時）
定休日：不定休
アクセス：中目黒駅より徒歩10分
Text＆Photo：近藤ひかり（エフェクト）
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
この記事を書いた人
