向井康二さん(Snow Man)がタイで過ごした幼少期、MV撮影秘話をたっぷりトーク!
タイ人の母をもち、幼少期は毎年タイに里帰りしていたという、Snow Manの向井康二さん。発売中の「るるぶタイ バンコク・アユタヤ'25」から、タイで過ごした思い出やミュージックビデオの撮影秘話などを語っていただいたインタビューを、抜粋してお届けします!
お母さんの故郷で過ごした幼少期
子供の頃は、1年のうち3ヶ月くらいをタイで過ごしていました。小学校の長期休みを1ヶ月くらい多くもらって、事務所に入るまではお母さんの帰省に合わせて毎年行っていましたね。タイでは実家の近所の友達と遊んだりして過ごして、そこで日常会話レベルのタイ語が身につきました。
タイでは家族でゴルフに行ったこともありましたね。まだ小学校低学年の頃に、お父さんのクラブを借りて、サンダルにTシャツでフィールドに出て(笑)。ホールインワンではないけど、長いクラブで打ったら、スコーンと一発で穴に入ったことがあったんですよ。その瞬間をめちゃくちゃ鮮明に覚えてて。カートに乗るのもすごく楽しかったな。
入所のきっかけはムエタイジム!?
タイではお母さんに「絶対に行きなさい」と言われて、2歳上の兄と一緒にムエタイジムに通っていました。朝ランニングをするんですけど、雨の日は本当に憂鬱で。濡れた田んぼを走るので、ぬかるみに足がはまって本当にキツいんです。でも「それが脚力をつけるのにはいいんだよ」って言われてました(笑)。
ジムに何日か泊まり込むこともあったんですけど、現地の子はみんなジムからバスに乗って学校に通うんですよね。田舎のほうだったので、バスと言っても走ってるトラックの荷台に乗り込んでいくような、ワイルドなスタイルで。僕はあちらでは学校に通ってなかったから、毎日そんなふうに登校していくみんなを見ていたことをよく覚えています。日本でも空手をやって、「なんで負けてこんな怒られなあかんねやろ」と思いながら続けてましたけど(笑)、やっぱり根性もついたし、作法や礼儀も身についたので、武術はやっていてよかったなと思いますね。
事務所にスカウトされたのも、ムエタイジムがきっかけだったんです。ジムに飾ってあった写真を見て母に電話がかかってきて。まったく興味はなかったんですけど「お菓子あげるから」の誘惑につられて行きました。そのときは小2でまだ小さかったので「何年か後においで」と言われて、小5で入所しました。今でもジムには僕の写真が飾ってある部屋があるんです。この間行ったらたくさん自分の写真があって、うれしかったな。でもタイって暑いじゃないですか。だからカラーの写真が日に焼けて、だいぶセピア調になっていましたね(笑)。
タイでMV撮影!“Snow World” 撮影秘話
タイでMV(Music Video)を撮るなんて、なかなかない経験ですよね!撮影では監督もカメラマンさんも含め、スタッフさんが全員現地の方だったんです。「タイにもこういう機材があるんだ」とかそういうことも新鮮で。おもしろかったのが、スタッフさん同士で指示を出すじゃないですか。僕がタイ語を話せることを皆さんは知らないから、スタッフ間の「あいつなんで右ばっかり向くんだ!?」とかのぼやきが、俺には意味がわかっちゃって。「ふっかさん(深澤辰哉)、言われてんなあ」って(笑)。途中からは「もっと潜って」とか、メンバーへの指示を僕が通訳して伝えてました。
印象深かったのは、屋上から雪を降らせるシーン。実際には泡を使って雪みたいに見せたんですけど、タイでは雪が降ることはないから、その異色の組み合わせが印象的でした。お母さんも雪を見たことがないから、日本に来たときは雪を見て一番感動したみたいです。
タイに行くのが初めてのメンバーばかりだったので、現地では僕がいろいろ教えました。撮影現場の隣に屋台があって、舘さん(宮舘涼太)とクイッティオナーム(米麺の汁そば)を食べましたね。タイ料理は食べ慣れてないメンバーもいたんですけど、だてさんはイケる口でした。
タイで撮影された向井さんのオフショットや、おすすめの体験Best3など、ここでは紹介しきれないインタビューのフルバージョンは、「るるぶタイ バンコク・アユタヤ'25」誌面でお楽しみください!
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Text:岸野恵加
Photo:曽我美芽、るるぶ編集部
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