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金沢「barrier」で絶品だし料理を味わう!スタイリッシュな町家で斬新な食体験を♪

石川県 食・グルメ 和食 だし るるぶ&more.編集部 町家レストラン
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石川県金沢市で今、注目の日本料理店「barrier(ばりあ)」。なんとサイフォンで抽出しただしを生かした料理を、洗練された町家空間で味わうという、ココだけの食体験を提供しているんです。話題を集めるヒミツの数々を早速ご紹介します!

Summary

だしをテーマにした独自の食体験ができる、日本料理のレストラン「barrier」

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「barrier」は日本の食文化に欠かせない“だし”にスポットを当てた日本料理店。金沢で人気の細巻き寿司店「COIL」や、自分で盛り付ける海鮮丼が名物の「TILE」の姉妹店として、2023年7月、主計町茶屋街にオープンしました。

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店頭にずらりと並ぶのは、コーヒー機器としておなじみのサイフォンです。これを使ってかつおだしをとるというのがなんともユニーク!抽出したての香り高いだしと季節の食材をあわせ、だしに特化しつつも伝統的な日本料理を提供しています。

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御膳には、御神前に米や塩などをお供えする際に用いる三方を利用しています。さらに“食”に集中できるよう、座敷の照明は暗く落として三方にライトを当て、神事のような神聖なイメージでじっくり味わえるという、オリジナルの空間演出も特長です。ひとつひとつの所作も何だか丁寧になりそうです。

サイフォンで抽出した一番だしで旬の食材を味わうコース料理が自慢

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「煮干しの素揚げ」、「季節の押寿司」

「barrier」では、A~Dのコース(4070円~8800円)と、精進料理コース(4950円)の計5コースを提供しています。
A~Dコースは、季節の押寿司と炙り鴨ラーメン、マイクログリーンアイスクリームのほか、コースごとに変わる三種のお椀料理がセットになっています(メニュー内容は季節により変動)。
おすすめは、のどぐろの炙りが味わえる「Dコース」8800円。まずは素揚げした煮干しに続き、季節の押寿司が登場。写真は、焼きサバ、タイの昆布締め、タラバガニの3種。わさびや柚子胡椒などの薬味と味わえます。

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コースごとに変わる三種のお椀料理は、3段の岡持ちに収められて登場!

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馬上杯という高台部分が高いお椀に盛られた料理に、サイフォンで抽出された一番だしを自分で注いでいただきます。

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「季節の野菜と茸」

Dコースの1椀目は「季節の野菜と茸」。香ばしく焼かれた旬の野菜やきのこと、芳醇なカツオだしがマッチした繊細な味わいに。栄養価の高い自家栽培マイクログリーン(若芽野菜)が彩を添えます。

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「のどぐろ炙り」

2椀目は、外側はパリッと中はふんわり仕上げた「のどぐろ炙り」。サイフォンを用いて高温で一気に抽出した香りとうま味が抜群のだしに、濃厚なのどぐろの味わいが溶け出していくのがたまりません!

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「黒毛和牛すき焼きとトリュフ」

最後の「黒毛和牛すき焼きとトリュフ」にも、だしを注いで味わいます。だしとトリュフが好相性で、和牛の食べごたえもあるひと椀です。
お椀の内容は季節やコースによって変わり、能登の岩ガキや能登豚といった地元の旬の食材が登場することも。石川県の地酒などと一緒に味わうのもおすすめです。
この後は、マグロだしで味わう〆のラーメンとデザートのアイスも楽しめます。
なお、精進料理コースなら、昆布だしで楽しめますよ。

対比が見事な結界(バリア)空間に圧倒される!

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『結界・境界』の意味をもつ「barrier」という店名を体現する空間にもこだわりが光ります。建物は歴史ある2階建ての金澤町家を改装。昔ながらの趣ある店構えから1歩店内に入ると、真っ白でスタイリッシュな現代的空間が広がります。

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真っ白で明るい1階から、座敷のある2階へと階段を上ると、とたんに黒く暗い空間に一変!漆黒の座敷に浮かび上がるように整列する三方や、外の喧騒を感じさせない静かさが印象的です。

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2階には、19席、9席、4席の座敷3部屋のほか、立派な梁を見られる空間も設えられています。
センスあふれる店内で、「昔と今」「陰と陽」「伝統と革新」といったバリアの対比を体感してみてください。

ひがし茶屋街の近くにあり、アクセス至便。1階はカジュアル使いOK!

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「barrier」があるのは、橋場町バス停から徒歩すぐとアクセス抜群の場所。観光名所・ひがし茶屋街からも近い、落ち着いた雰囲気の主計町茶屋街エリアなので、観光の途中にも立ち寄りやすい!

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なお、日本料理が味わえるのは2階のみ。白い空間の1階では、金沢おでんやお酒のほか、金沢棒茶などの日本茶を自分でいれて味わうなど、カフェのように気軽に過ごすことができます。

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店頭では、サイフォンでかつおだしをとる様子を眺めることもできます。

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「Dashi Cup」180円

さらに、抽出したての香り高いだしをテイクアウトで味わうことも!和食の「UMAMI」を体験したいという、欧米の観光客の方にも人気なのだそう。

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伝統的なだしの新しい魅力を現代的なアプローチでさらに引き出す日本料理レストラン「barrier」。料理にも空間にもこだわった、ここでしか体験できないだしの世界にふれてみませんか。

■barrier(ばりあ)
住所:石川県金沢市尾張町2-14-21
TEL:076-204-7018
営業時間:11~22時(21時LO)
定休日:不定休
アクセス:バス停橋場町からすぐ

Text:林檎林
Photo:小川康貴、沖本明

●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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